
■ゴシカ
GOTHIKA■2003年 アメリカ
■監督:マシュー・カソビッツ
■出演:ハル・ベリー/ペネロペ・クルス/ロバート・ダウニーJr.
ASIN:B00017YVC0 [
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主人公ミランダは、女子刑務所の精神科病棟で働いている。ある雨の夜、帰宅途中のミランダの車の前に半裸の少女が現れる。かろうじて事故は避けられたのだが、気がつけばミランダは患者として病棟に隔離されていた。混乱するミランダ。一体、自分の身に何が起こったのだろうか…。
★★★☆☆■サスペンスというかホラーというか。面白くないわけではないけれど、期待していたのとは違った。もっとサイコサスペンスのようなものを想像していたのだが、オカルト映画だった。オカルトはダメと言いたいわけではないんだけども…。
舞台となる病院が、最新設備を色々導入しているものの、建物自体が古く、イヤな雰囲気満点だ。少し粗い感じの暗い映像に仕上げているのもまた雰囲気を盛り上げている…筈なんだけど、やはり全体的にどうにもこうにも物足りなかった。
ミランダ(ハル・ベリー)のカウンセリング中に、ペネロペ・クルス演じる女囚が「自分のことを異常だと思っている人は信用できない」というようなことを言うのだが、これと同じような言葉を後になってミランダ自身が発することになる。謎の少女は度々ミランダの前に姿を現し、ミランダを傷つけるのだが、この少女の存在も含めて彼女の話すことは誰にも信じてもらえない。医者の立場であった時に、患者のいうことを信じなかった彼女が、立場が逆になった時にやはり信じてもらえないという皮肉。観ているこちらも、ミランダが見ているものは幻覚なのか現実なのか、まったくわからない。こんな感じで前半はそれなりに面白かったのだが。
後半は、サスペンスな要素がぐっと強くなって、予想外の展開を見せる。これには驚いた。…驚いたんだけれども、何だか唐突すぎてとってつけたような感じが否めない。最後のくだりは必要ないんじゃないかとすら思う。結局一体何が言いたかったのか、ちょっとスッキリしない。うーん。
ペネロペ・クルスは、何でこの映画に出たんだろ…。全然かわいく撮れてない。