【dvd】ヘル・ボーイ
カバー写真■ヘルボーイ HELLBOY
■2004年 アメリカ/日本
■監督:ギレルモ・デル・トロ
■原作:マイク・ミニョーラ
■出演:ロン・バールマン/ジョン・ハート/セルマ・ブレア/ルパート・エヴァンズ
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異界より産れ、悪魔の姿を持ったヘルボーイ。対魔物特殊部隊のリーダーとして、日々闘い続ける。

原作は同タイトルのアメコミだが、そちらは読んでいないので原作と比べてどうかということはわからない。ロン・バールマン(ロスト・チルドレン)が出ているということと、ネタ的に面白そうだったので観た。荒唐無稽なストーリーと魅力的なキャラクターたちに凝った映像、と一つ一つ考えるととても良いのだが、なぜかとても地味な映画だった。

ストーリーはやたら長い。第二次世界大戦中、ナチスはラスプーチンの助けを借りて、異界から邪神を召喚しようとする。そこへアメリカ軍が奇襲をかけ、召喚の儀式は失敗、ラスプーチンは異界へと飲みこまれてしまう。そして入れ替わりにこの世界に生まれ落ちたのがヘルボーイだった。超常現象を研究している教授はヘルボーイをアメリカへ連れ帰り、息子として育てる。成長したヘルボーイは、特殊部隊のリーダーとして魔物と闘う。で、冒頭で死んだ筈のナチスの将校が復活してきたりと、この後いろいろとあるわけだ。説明が多く、細かいエピソードもいちいち長いので、さほどテンポが悪いわけでもないのにちょっと眠くなる。

全体の設定や登場するキャラクターはほんとに面白いと思った。ネタも好き。真っ赤な皮膚に角を持ったヘルボーイ。彼は彼なりに自分の容姿に悩んでいる。原作も多分そういう設定なんだろうな。特殊部隊のメンバーには、お魚人間やファイヤスターターの女性も出て来て、話を盛り上げてくれる。嫌味な上司がいたり、さわやか青年がいたりと盛りだくさんだ。

何が問題なんだろ。敵のキャラが薄いことかな。死なないナチスの将校は面白いんだけど、他の敵が地味だ。対するヘルボーイの率いる特殊部隊のメンバーは、皆びっくりするぐらい弱い。いつまでたっても弱いままなので観ている方も凹む……。是非、体を鍛えて出直して欲しい。

なんていうか、とても面白くなりそうなのに、非常に惜しい。

Posted: 日 - 8月 14, 2005 at 05:04 AM

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