月 - 5月 1, 2006
【book】東京バンドワゴン:小路幸也
■東京バンドワゴン 2006年
■小路幸也〔著〕
■集英社 ISBN: 4087753611 →amazonで詳しく見る

明治から続く下町の古本屋「東京バンドワゴン」。4世代同居の大家族が繰り広げる涙と笑いの物語。

良かったですよ!素直に面白かったです。一度読み終わって、すぐにもう一度読みました。大人の方々にオススメです。

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水 - 3月 15, 2006
【book】魔物を狩る少年 :クリス・ウッディング
■魔物を狩る少年 2005年
■クリス・ウッディング〔著〕/渡辺庸子〔著〕
■創元推理文庫 ISBN: 4488567010  →amazonで詳しく見る

ビクトリア朝のロンドンが舞台。ただし「殲滅戦」でドイツに破れた後、という架空の歴史設定になっている。夜の街を徘徊する魔物達を退治するウィッチハンターの少年サニエルが主人公。ある晩、サニエルが記憶をなくした美少女と出会ったところから物語が動き出す。

ウィッチハンターの恋と冒険と、魔物と陰謀の物語です。細々とした設定まで作り込んであって、ところどころ面白いなとは思うのですが……。ノリが海外版ライトノベルなので、読んでいる途中も読後感も、物足りなく思いました。えー、でも、つまらない本かというとそうでもなく、まあまあ面白いと思います。

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日 - 12月 18, 2005
【book】記憶の食卓 :牧野修
■記憶の食卓 2005年
■牧野 修〔著〕
■角川書店 ISBN: 4048736442  →amazonで詳しく見る

名簿屋で働く折原は、ある名簿の中に自分の名前を見つける。薄っぺらな名簿に14人の名前と顔写真。一体何の名簿なのかさっぱりわからない。名簿に載せられている人物の共通点は、連続殺人事件の被害者が何人かいること。折原は調査をはじめるが……。


牧野修、これは久々に良かったです。怖い。気持ち悪い。系統的にはもうちょっとファンタジックな方が好みなんですが、この話はかなり良く出来ていて好きです。

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金 - 12月 2, 2005
【book】残像 :ジョン・ヴァーリィ
■残像 1978年
■ジョン・ヴァーリィ〔著〕/冬川 亘・大野万紀〔訳〕
■ハヤカワ文庫 ISBN: 4150103798
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個人の記憶を保存する〈記憶キューブ〉とクローン技術により、死からの再生が可能となった未来の話「カンザスの幽霊」。水星の美しい風景を舞台にクローンの姉弟の話「逆行の夏」、〈共生者〉とともに土星の環で生きていく者達の芸術を描いた「歌えや踊れ」。そして、三重苦の人々で作り上げられたコミューンの新しい文化を描いた表題作「残像」等、SF作品9編の短編集。



最初に読んだヴァーリィがこれでした。
今は古本じゃないと手に入れにくいんでしょうか。これ面白いんだけどな。

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火 - 11月 15, 2005
【book】瞽女の啼く家 :岩井 志麻子
■瞽女の啼く家 2005年
■岩井 志麻子〔著〕
■集英社 ISBN: 4087747786
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時は明治。岡山のある村に、盲目の女達が暮らす「瞽女屋敷」があった。女達は三味線、按摩、死者の口寄せなど、それぞれの得意なことで生計をたてていた。そして光を失っている分、人には見えない闇が見えた。


本当に怖い。読んでいて泣きそうになった。生理的に「怖い」と思う要素の詰合せ。

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土 - 11月 5, 2005
【book】選ばなかった冒険 —光の石の伝説— :岡田 淳
■選ばなかった冒険 —光の石の伝説— 1997年
■岡田 淳〔著〕
■偕成社 ISBN: 4035401706
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学ぶとあかりは同じクラスの6年生。ある日、保健室に行く途中、学が前夜プレイしていたゲーム「光の石の伝説」の話をしていた。ふと気がつくと、いつまでも終わらない学校の階段。2人はゲームの世界へとまぎれこんでしまったのだ。

児童文学。現実の世界の2人が寝ている間の「夢」として、ゲーム世界で2人は冒険をする。そして、ゲーム世界の2人からみると、現実世界が「夢」になっていて、交互に語られる。……一体、どっちが夢? 続きが気になって一気に読んでしまった。

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【book】脳病院へまゐります。:若合 春侑
■脳病院へまゐります。 1998年
■若合 春侑〔著〕
■文春文庫 ISBN: 4167656701
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昭和初期、ある人妻が谷崎潤一郎を敬愛する帝大生と出会い、恋に落ちる。恋するあまり、何もかも男の言いなりになろうと決意する女。しかし、男が女に求めたものは、普通の男女の恋愛では無かった。理性を捨てた女が「おまへさま」へ宛てた手紙で語られる地獄絵巻。

こういう本は良くも悪くも一度読んだらなかなか忘れられない。谷崎潤一郎っていうよりも、丸尾の世界だなあ、コレ。ひどい内容だけど、笑える。でも、キッパリ。おすすめしない。

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土 - 10月 29, 2005
【book】死影 :マイケル・マーシャル
■死影 THE STRAW MEN 2002年
■マイケル・マーシャル〔著〕/嶋田洋一〔訳〕
■ヴィレッジブックス ISBN: 4789725588  →amazonで詳しく見る



突然の事故で両親を亡くした元CIAの男が、両親の死の真相を探ろうとする。「私たちは生きている」謎のメッセージと古いビデオテープが残された手掛かりだった。一方、少女ばかりを狙った連続殺人犯の行方を探す元刑事。彼の娘も犠牲者だった。一見、重なることのなさそうな2つの話。結末はどこへ——。

あーなんかすごくよかった……。

禍々しさと絶望が同居した複雑なサスペンス。読めば読むほど怖くなる。こういう小説がずっとずっと読みたかった。多分、この一冊が私が読んだ中で今年のベスト・ワン。

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日 - 10月 9, 2005
【book】黒娘 アウトサイダーフィメール :牧野修
■黒娘 アウトサイダー・フィメール 2003年
■牧野 修〔著〕
■講談社 ISBN: 4061822993 →amazonで詳しく見る

長身の美女アトムと全身ロリータ・ファッションの美少女ウラン。男たちを惨殺しながら旅を続ける2人。そしてその2人を追う謎の人物の正体は——?



今回は聖書ネタとインド神話ネタのミックスで、全体通して考えてみると、なんだかとんでもない話だった。グロテスクな描写てんこ盛り。アトムとウラン、特にウランのキャラクターは良かった。

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金 - 10月 7, 2005
メモ
○NINTENDO DS
ふらふらっと買ってしまった。脳を鍛えるなんとか、というソフトも一緒に勝った。私の脳年齢……。このままではまずいので、毎日鍛えます。一日ちょこっとで済むのも楽しくていい。「キミのためなら死ねる」も安くなったので買う。GBAのソフトも動くんだよねー。パンプキン・キング……迷う。いまさら乗り遅れてるし。

○読んだ本
・黒娘 アウトサイダーフィメール /牧野修
エロかと思ったら、エロいことは書いてあるだけでエロじゃなかった。どっちかっていうとバイオレンス。途中で言い訳してくるところが何とも言えず牧野修。なんだこの微妙なフェミニズムは。なんだかんだ言って「だからドロシー帰っておいで」とかの系統かなぁ。これはあとでちゃんと感想かくよ。

・そして僕は途方に暮れる /渡辺やよい
R-18文学賞っていうのがあるそうで。その第2回読者賞受賞作。R-18と謳っているくらいなので、性描写がっつりなんだけど(しかも品がない)、別にエロってことはなかった。普通の小説。ところどころしんみりするので、こういうの好きな人は好きだろうなぁと思う。いずれにせよ大人向けだ。

・ブレンダと呼ばれた少年 ジョンズ・ホプキンス病院で何が起きたのか /ジョン・コラピント
ちなみに読んだのは無名舎/マクミラン ランゲージハウス版の方。人ひとり育てている身としては、いろいろ思うところはあるけど。

何らかの方向性があるかもと思わせるような3冊になっているけど、そういうわけ(どういうわけ?)ではないです。読書の秋だなあ。

あとは日常メモ

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土 - 9月 10, 2005
【book】下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件:嶽本野ばら
■下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件 2005年
■嶽本野ばら〔著〕
■小学館 ISBN: 4093861536 →amazonで詳しく見る

下妻物語」の続編。あのモモコとイチゴが今度は殺人事件に巻き込まれた!友情と恋とミステリー。



前作と映画に惚れまくり、実は続編が出るのをとても楽しみにしていた。こんな風に出るのを楽しみにしている本はそうそう無い。それがよりによってこれか、と自分でも笑ってしまうけど。気分が落ち込んでいても、安心して読めるところがいいんだろうな。笑って笑って、最後にホロリとする。幸せな物語だ。

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土 - 9月 3, 2005
【book】ホームタウン :小路幸也
■ホームタウン2005年
■小路幸也〔著〕
■幻冬舎 ISBN: 4344010302 →amazon



札幌の百貨店で働く行島柾人には暗い過去があった。彼のもとへ妹から婚約を知らせる手紙が届く。しかし、その後、妹とその婚約者は同時に姿を消してしまう。

主人公の両親は、お互いに殺し合いをした。というヘビーな設定のくせに、いつも物語は軽快だ。そして何故か懐かしい感じ。この独特のバランスは他の作家では絶対に読めない。

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月 - 8月 29, 2005
【book】タフの方舟2 天の果実:ジョージ・R ・R・マーティン
■タフの方舟1 禍つ星 Tuf Voyaging 1986年
■ジョージ・R・R・マーティン〔著〕/酒井昭伸〔訳〕
■ハヤカワ文庫SF ISBN: 4150115168  →amazonで詳しく見る



「1・禍つ星」に続くタフ・シリーズの後半4話を収録。タフの商人としての姿がよく描かれている「魔獣売ります」「わが名はモーセ」、そして1に引き続きス・ウスラムを舞台にした「タフ再臨」と表題作「天の果実」の2編。

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火 - 8月 9, 2005
【book】タフの方舟1 禍つ星:ジョージ・R・R・マーティン
■タフの方舟1 禍つ星 Tuf Voyaging 1986年
■ジョージ・R・R・マーティン〔著〕/酒井昭伸〔訳〕
■ハヤカワ文庫SF ISBN: 4150115117  →amazonで詳しく見る



原因不明の疫病を周囲にもたらす謎の星〈禍つ星〉。その星であるものを見つけ大儲けしようとたくらんでいる怪しい調査委員たちを、宇宙商人のタフが運ぶことになった。〈禍つ星〉で彼らを待ち受けていたものは、とんでもないものだった。連作の第1話〜3話を収録。

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日 - 8月 7, 2005
【book】黒い風 :F・ポール・ウィルスン
■黒い風 Black Wind 1988年
■F・ポール・ウィルスン〔著〕/大瀧啓裕〔訳〕
■扶桑社ミステリー ISBN: 4594010679  →amazonで詳しく見る


1926年〜1945年、東京とサンフランシスコ、2つの国の都市を主な舞台とし、アメリカ人の男と日本人の男女を中心として、史実とフィクションを織り交ぜながら裏のもう一つの歴史が語られる。太平洋戦争直前、日本には軍や政治に影響力を持つ極右の秘密宗教結社があった。彼らは、来たるべき戦争に勝利するため、戦国時代、信長の軍勢を壊滅させたと言われる秘法「黒い風」を復活させようとしていた。人々は知らぬ間に運命の歯車に動かされていく。

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