■ やっぱり Bloglines
にするぅ
OKAMURA 君は RSS リーダ三国時代に入っていたのです。勝ち残ったのは
Bloglines でした。
RSS リーダの抗争はブログを始めてすぐに訪れました。iBlog が生成する RSS ってなんだという疑問から始まり、RSS の概要が分かってくると iBlog のリーダモードで巡回を始めたのですが、そもそも iBlog が生成した日本語のブログの RSS を iBlog 自身が表示できないという、当時は間抜けな状況だったので物色を始めたのでした。
この黎明期を制したのは NetNeweWire Lite でした。今もあるんでしょうか? なかなか良かったのですが、記事全文を読むためにブラウザを使うので巡回時に二つのアプリ間を行ったり来たりすることになります。それが嫌で NetNeweWire Lite の権威が地に落ち、時代は RSS リーダが群雄割拠する戦国時代に突入したのでした。
このとき覇道を歩んでいたのが Bloglines です。一時は Bloglines が天下を平定したかと思われる時期もありました。しかし Gmail の新着メールを RSS で取得したり、プライベートな認証付きのブログの RSS を取得したりするのには差し障りがありました。そこで台頭してきたのが Firefox の Sage です。Sage はとてもうまく統治していました。ブラウザの機能の一部として実装されているのでブラウザで行った認証が利用できます。全てがブラウザ内で完結しているのです。
しかし盛者必衰が世の理。それはいかに Sage とて同じこと。段々と民衆の不満がくすぶるようになってきたのです。Sage は取得する RSS に対してかなり厳格です。このため文法的な誤りがある RSS はちゃんと参照できません。最新の iBlog の RSS のテンプレートは間違っている上に、一部のテンプレートタグが展開されない場合があるというバグ付きです。このため iBlog サイトの RSS が取得できない率が高いのです。これを修正する方法を何度もエントリにしたりして数は減ったのですが、皆無ではありません。他にもブックマークを同期しても異なるマシンの Firefox 間で既読未読が維持されないというのも欠点でした。
不満が高まるものの Sage の統治は脅かされませんでした。なぜならば新たな勢力が育たなかったからです。なにしろアプリ型の RSS リーダは黎明期に切って落とされています。ブラウザで完結するためにはブラウザの機能であるか web サービスでなければなりません。web サービス型でめぼしいのは Bloglines のみでブラウザの機能ならば Sage で十分だったのです。
時代を動かしたのは livedoor Reader です。AJAX でページ遷移がないスムースな使い心地とショートカットキーによる軽快な巡回はかなり魅力的でした。このころ(つい最近)になると web サービス型の欠点だったプライベートな RSS は姿を消していたのです。つまり web サービス型を使用しない理由がなくなっていたのです。このため livedoor Reader の出現に刺激されて Bloglines とドリコム RSS が再び勢力を拡大し始めたのです。RSS リーダ三国時代の始まりでした。
最初に脱落したのはドリコム RSS です。リーダとしての機能面では特に問題はありませんでしたが、そのバックエンドに大きな問題があります。更新 ping をしてこないサイトの更新は拾えないのです。致命的な欠陥です。これでは使い物になりません。MyBlog の頃からサポートに働きかけもしたのですがドリコム RSS になっても変わらないので駄目サービスのレッテルら張られてしまったのです。
そして livedoor Reader と Bloglines のにらみ合いに入ると、先行していた livedoor Reader の長所が Bloglines でも通用することがわかり始めます。ショートカットによる巡回、未読記事のみを表示するモードで ISDN 接続の環境でも苦痛にならない程度に軽くなることは両者に共通していたのでした。前回の Bloglines のときにはこの機能を活用していなかったのです。こうなってくると両者の対決は他方にない長所の対決になってきたのです。
livedoor Reader の長所
AJAX によるスムースな使い心地
ピン機能によるまとめ読み
Bloglines の長所
簡易ブログ機能によるコメント付きの記事ピックアップ
記事保存機能による分類されたピックアップ
メール受信機能によるメルマガ購読の統合
livedoor Reader は読むことに重点が置かれる一方、Bloglines は読めてそれを整理できるだけでなくフィードではないメルマガという情報源も統合することができるのです。二回目の Bloglines の活用でこのことに気付き使いこなすようになって勝敗が決まったのでした。Sage 時代を終わらせた livedoor Reader は皮肉にもそのライバルを起こし、自滅の道を歩んだのでした。
ではどのように利用することによって Bloglines が livedoor Reader を打ち負かしたのか。長くなったのでそれは次の機会に譲ることにします。
投稿時刻: 02:42
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