■ Google
にはリンク先の詐称は止めてもらいたい
最近、Google
で検索してその結果にあるリンクを辿るとと、Google
内の CGI
か何かを通してアクセスするようになっている。この仕組みがとても気持ち悪い。
リンクを辿る前にそのリンクにマウスポインタを合わせるとステータスバーにリンク先の URL が表示される。これは多くのブラウザでそういう仕様になっている。それによってユーザはリンクを辿る前に自分がどこへ連れて行かれるのかを明示的に知ることができる。
これはとても重要なことで、事前に表示するページの URL を知ることによって、それが意図されているものかどうかをユーザが判断する手がかりになるのだ。例えば PayPal のサイトだと偽ってフィッシングサイトに誘導されるとき、ユーザはそのリンクの URL を辿る前にそれが実際には PayPal の URL でないことを知り、そして辿らないか辿ったとしても用心してかかることができる。
ここ最近のことだが、Google は次々と新しいサービスを打ち出してきている。そしてその過程で Google の検索結果にあるリンクを辿ると Google 内の CGI か何かを通してアクセスするようになってしまった。Yahoo などは以前からそうだった。僕はこれが気持ち悪くて昔から Yahoo は使わないことにしていた。しかし Google もそうなってしまったのだ。
そのこと自体はまだよい。検索の品質を高めるためにユーザが辿った検索結果の中のリンクの統計情報をとることができるからだ。しかし僕が嫌なのはそれを正直に明示しないことだ。
試しになんでもよいから Google で検索してみてほしい。そして今まで辿ったことがないリンクを検索結果の中から探して、そこにマウスポインタを置いてみてほしい。ステータスバーにはなんと書いてあるだろうか。そこには検索結果として列挙されたページの URL が書いてあるはずだ。そして、それを新しいタブや新しいウィンドウで開くようにして開くとどうなるだろうか。辿らなくとも右クリックするだけでもよい。
さっきまでリンク先の URL が表示されていたのに今度は http://www.google.co.jp/url という CGI か何かの URL に変わっているはずだ。もちろんホスト部は www.google.com かもしれない。つまりクリックする瞬間に URL が入れ替えられているのだ。そしてその狭間にユーザが行為を停止することはできない。事前に実際のリンク先を知るには、右クリックなどをして実際には辿らない行為をするか、JavaScript を Google では禁止にして URL の入れ替えをさせないようにするしか方法はない。
たとえ最終的な到着点がユーザがステータスバーで見た URL であっても、その途中に Google のサーバサイドの何かを通ることは隠されている。なぜこそこそと隠すのだろうか。やるなら Yahoo のように正々堂々とやってもらいたい。こそこそとやるのは詐称と言われても仕方がないと思う。
Google には JavaScript を高度に利用した様々な便利サービスがある。だから Google で JavaScript を禁止するのはどうもなあと思う人もいるかもしれない。しかしそんな心配をする必要はない。例えばサービスの利用は google.com で、検索は google.co.jp で行い、google.co.jp で JavaScript を禁止すればよいのだ。
選択的に JavaScript を ON/OFF するために僕は Firefox の拡張 NoScript を使用している。こういう痒いところに手が届くような使い方ができて、その結果 セキュアにすることができるブザウザだから Firefox は好きだよ。
投稿時刻: 20:22
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