2005年09月21日 (水)

.Mac Groups を試してみました 

.Mac が初期からのユーザの更新時期を控えてアップデート作戦を実行しました。iDisk の容量を 1 GB に増やし Backup.app をバージョンアップし、新しいサービス .Mac Groups を投入してきました。既に幾つかのサイトで話題になっているのでご存知の方も多いと思います。

その中でも新しいサービス .Mac Groups は一体どういうものなのか、早速試してみたのでレポートします。

[2005年9月23日 訂正]
メンバーはメッセージの削除ができませんでした。
[2005年9月24日 訂正]
メンバーは自分のメッセージのみ削除できます。
 

誰がメンバーになれるのか

まず、グループのオーナーが第一のメンバーであることは当然です。そしてグループのオーナーから招待を受けた人もメンバーになることができます。更にオーナーが許可している場合はメンバーから招待を受けた人がメンバーになることができます。

そこで疑問になるのが、誰でも招待できるのか

  • 誰でも招待できるのか?
  • 招待されたら(望めば)必ずメンバーになれるのか?
という点です。これを調べました。
誰でも招待できるのか?

招待は招待メールを出すことによって行われます。ですから、メールアドレスがある人が招待できる人の条件です。そしてそのメールアドレスは .Mac のメールアドレスである必要はありません。実際に私の Gmail のアドレスに招待状を出したらちゃんと届きました。

招待されたら(望めば)必ずメンバーになれるのか?

しかしながら、届いた招待状に記載された URL に移動してメンバーとして参加しようとすると .Mac へのログインが要求されます。しかし、必ずしも .Mac に正規メンバーシップを持っていなくても参加できます。既に失効したアカウントであってもメンバーとなることが可能です。

.Mac は失効したアカウントであってもパスワードさえ覚えていればいつでもログインできます。今まではログインしても失効しているので復活させることくらいしかできませんでしたが、グループに参加してグループ内のみですが .Mac を活用することができます。

まとめるとオーナー以外でメンバーになることができるのは次の条件を満たす人です。

  • メールアドレスを持っていて、
  • メンバーから招待状を受け取り、
  • 失効していてもよいからログイン可能な .Mac アカウントも持っている。

グループに用意されているもの

グループを作成すると、グループのためのページ(メインページ)が作成されます。ここがグループの活動場所です。このページには次のものがあります

  • グループの説明
  • グループのイメージ画像
  • お知らせ

    このお知らせは後述するメッセージとは違います。グループのメインページと、自分が参加しているグループの一覧が表示されるページにグループの説明とともに表示されます。

  • グループのカレンダー

    .Mac に公開しているカレンダーをグループのカレンダーに割り当てることができます。.Mac 公開カレンダーは iCal など ics ファイルを取り扱うソフトや、web ページで参照することができます。これによってスケジュールの共有ができます。

  • メンバー一覧

    メンバーの一覧からデフォルトの状態では自分の本名、住所が他のメンバーにも表示されてしまいます。私は正規メンバーシップと失効したトライアルメンバーシップを使ってグループを試したのですが、これが気になって夜も眠れなくなりそうなので t0mori さんにお願いしてグループに参加してもらいました。やっぱり住所まで見えています。

    それで二人でブー垂れていたら t0mori さんが発見しました。「プロフィールの編集」というのがあって、そこで公開する情報を制御できます。失効したトライアルアカウントでも確認してみました。これでもちゃんと編集できます。これはグループのページからリンクされているだけでなく、アカウント設定をするページからも「グループ プロフィール」から行くことができます。グループに参加する前に公開する情報を設定して不用意にプライバシーを晒さないようにしておきましょう。

  • グループ用のページ

    従来の Homepage と同じ要領で(というか同じ画面で)グループ用のページを作成することができます。つまり Photo アルバムなども作れるのです。iDisk に接続してみて見ると自分の iDisk のホームの下に Group というフォルダができているのに気付くでしょう。この下に自分がオーナーのグループのフォルダがあり、その下を見てみるとここが個人の iDisk のホームと同じような構成になっています。つまり、ここに画像や動画や共有ファイルを入れて、それを利用して従来の個人用の Homepage と同じようにページが作成できます。

    従来の個人の Homepage ではパスワードを設定することで参照できる人を制限できました。しかし、パスワードを変えない限り一旦パスワードを知らされた人はいつまでも参照することができます。参照資格がなくなって制限しようとしたらパスワードを変更し、その変更を参照資格がある他の人全員に知らせないとなりませんでした。しかし、グループを使えばメンバの追加/削除によってそれを管理することができます。

  • グループ外へのリンク

    メンバに役に立ったり共通の興味対象となるようなサイトやページへのリンクの一覧です。

  • メッセージ

    メンバに向けたメッセージを Web メールに書くようなインターフェースで発信することができます。発信されたメッセージは Web メールのようなインターフェースで掲載されます。

    このグループ宛のメッセージはプロフィールの設定によってメールとして受け取ることも可能です。受信だけでなく発信もメールでできます。グループにはメールアドレスが割り当てられていて、そこにメンバがメールを出すとグループのメインのページに掲載されるだけでなく、それをメールで受け取る設定にしているメンバにメールとして届きます。一種のメーリングリストになっています。もちろんメンバ外からのメールは受け付けません。

メンバができること

上にあげた中でオーナーでないメンバができることは次のとおりです。これには .Mac の正規アカウントを持っているか失効したアカウントなのかは関係ありません。

  • カレンダーの予定を確認する。
  • メンバを検索する。
  • メンバを招待する。
    ただし、オーナーがメンバによる招待を許可している場合だけです。
  • グループ用のページを追加/編集/削除する。
  • グループのメインページにリンクを追加する。
  • グループ宛のメッセージを送信/参照する。
    ただし、自分が投稿したメッセージは削除できます。
  • グループへ公開するするプロフィールを編集する。
    ただし、プロフィールの内容は一つ一つのグループ毎に変えることはできません。
  • グループで使用するメールアドレスを指定する。
    敢えて指定しなければ招待されたときのメールアドレスになります。

オーナーの場合は更に次のことができます。

  • グループの説明文を編集する。
  • グループのイメージ画像を変更する。
  • お知らせを編集する。
  • メンバの削除をする。
  • グループのカレンダを選択する。
    これは自分が公開しているカレンダーから選択するので、カレンダーの保守もオーナーの役目になります。
  • メンバを削除する。
  • メンバ参加を承認する。
    オーナーが招待した人は、その人が参加すれば自動で参加できます。メンバが招待した人はオーナーが承認しないと参加できません。
  • グループの時間帯を設定する。
  • グループのメインページのデザインを変更する。
    デザインといっても配色のバリエーションがあるだけでレイアウトや表示する項目などが変えられるわけではありません。
  • オーナーを委譲する。
    例えば大学のサークルなどでグループを作成したときは、オーナーが卒業したらメンバ資格を失うかもしれません。そのとき、次の部長さんにオーナーを譲る必要があります。一度自分が作成したグループは自分がオーナーであり続けなければならないというわけではありません。移譲先は .Mac の正規メンバーシップを持っているメンバでなければなりません。
  • グループ宛のメッセージを削除する。
 

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