iBlogユーザの皆さん、お願いがあります。ご自分のサイトの
rss.xml
を今一度ご確認ください。iBlog
ユーザでない方も EUC-JP
などでエンコードしていると全く文字化けして見えることがよくあります。
iBlog
の最近のバージョン(1.3.6くらいから)では日本語環境において公開時に
rss.xml
が役立つように加工されません。またそれ以前のバージョンでもローカルにプレビューのときに生成された
rss.xml
を公開場所にコピーしただけではまだ
rss.xml
は完全に生成されていません。以下、iBlog
でいう rss.xml を RSS
と書きます。
RSS がどのように使われるか
RSS の最も多い使われ方は巡回対象にすることです。iBlog にリーダモードというのがあります。このモードの左側のペインに巡回したい blog の RSS を登録すると、その blog の最近の記事のタイトルと概要が右のペインに表示されます。これによって、対象の blog をブラウザで開かなくてもどんな記事がエントリされたのかという大体の様子を伺うことができます。
RSS リーダと呼ばれるソフトウェア達があります。これは iBlog にリーダモードだけを切り取ったようなソフトで、読むことに特化しているので RSS で巡回するのにとても便利です。blog の一つの特徴は RSS を出力することで、RSS リーダで巡回が楽になるだけでなく、RSS が機械読み取り可能なことから検索や更新情報の収集に使われます。更新情報のサイトの中には RSS を利用しているところもあります。
RSS が適切になると
つまり、RSS はあなたのサイトでどのような記事が新しくエントリされたのか、どの記事が更新されたのかを知らせるためのものなのです。ですから多くの人やサービスがこれを利用します。もし、RSS からあなたのサイトのトップページを辿れなかったり、新しい記事のページに行けなかったり、RSS が文字化けして見えていたらどうなるでしょうか?
この .Mac Tips に付けているアクセス解析から推測すると、RSS 経由で見に来ている人は訪問者全体の 1/4 です。ということは RSS が適切でないと 1/4 の潜在訪問者を招待できないのです。仮にあなたのサイトに一日 60 人の人が訪問するとします。RSS を適切にすれば更に 20 人の訪問者を増やすことができるのです。この .Mac Tips は検索経由がかなり多いので、この数字は控えめな見積もりです。普通の blog でしたら割合はもっと大きいでしょう。
どこを点検すればいいか
まずリンクが辿れるかどうかです。iBlog は blog 作成ツールであるだけでなく RSS リーダでもあります。自分のサイトの RSS を登録して記事のタイトルにちゃんとリンクが付いているかどうか確認してください。リンクが付いていれば、そこをクリックしてちゃんと記事が表示されるかどうかも見てください。
次に文字化けが発生していないかも確認してください。せっかくリンクが付いていても文字化けしていたら、どんな更新がされたのか伝えられません。RSS で巡回する人は闇雲にあなたのサイトを開くことはしません。
リンクが切れている場合
RSS で用いられるあなたのサイトの URL のベースは
環境設定 - 公開(Publish)
で表示される公開ロケーションの設定で指定します。一覧されている公開ロケーションをダブルクリックするとその設定を開くことができます。
私が使用している iBlog は .Mac 配布のもので .Mac ライセンスにより外部への公開ロケーションの種類として .Mac しかありません。ですから例としてあげられるのは .Mac の公開ロケーションのみですが、一般の iBlog も基本は変わらないと思います。で、あなたの blog をプレビューしたとき Sites/iblog/BXXXX/ の下にプレビュー結果ができる場合について説明します。
- Blog フォルダーをコピーチェックボックスにチェックを入れた場合
-
RSS に書き込まれるあなたのサイトのベース URL は次のようになります。
http://homepage.mac.com/ユーザ名/フォルダーへのコピーに設定したパス/BXXXX
実際に私はここにチェックを入れたことがないので推測です。
- Blog フォルダーをコピーチェックボックスにチェックを入れなかった場合
-
RSS に書き込まれるあなたのサイトのベース URL は次のようになります。
http://homepage.mac.com/ユーザ名/フォルダーへのコピーに設定したパス
あなたの blog のトップ(から /index.html を抜いた)の URL と一致していますか?
iBlog 1.3.6 以上を利用する場合
日本語環境での iBlog 1.3.6 以上では RSS のテンプレートファイル FeedPage.txt に書いてある [$DocumentRoot$]が展開されません。この解決方法については既に解説したエントリがあるのでそちらをご覧ください。そのエントリの「[$DocumentRoot$]対策」という部分です。iblogPatcher をご利用になっていない方向けの対策へのリンクもあります。
RSS の中の日本語が公開によって化けるという報告もあります。私は現在 Panther の日本語環境で iBlog 1.3.6 を利用していますが、この $DocumentRoot$ 問題以外は特に不都合はありません。プレビューも公開も日本語環境のまますべてがうまくいっています。$BlogDescription$ の HTML 予約文字問題は確認していません。
iBlog 1.3.5 かそれ以前の場合
1.3.5 以前の場合はリンク切れでなく文字化けが問題となります。このバージョンまでは日本語は Shift_JIS がベースでした。RSS に書かれる日本語も実体参照になるので、ここは直接文字化けにはなりません。実体参照を参照できない RSS リーダに優しくないというだけです。
何が致命的な問題かと言うと RSS に書かれる公開日時です。これがローカライズされた日付になってしまい、しかも文字化けします。このバージョンまでの iBlog の RSS のテンプレート FeedPage.txt には、RSS のエンコードは latin 文字だと指定されています。このため RSS リーダは正しく RSS を読み取ることができません。
これらをすべて解決するためには Pirosyさん の iBlogPostProcess を利用するか iblogPatcher の旧バージョンを利用する以外は自作のプログラムで対処するしか方法はないようです。
要旨を入れてください
ときどき RSS に載るエントリの要旨を入れていない方を見かけます。考えがあってのことだというのは承知しています。しかし、RSS で巡回したときにはタイトルだけしか見ることができません。このタイトルが十分に内容を表したものになっているでしょうか? 今一度考えてみてください。タイトルが内容を彷彿させるものでなく、しかも要旨が入っていないとなると、何が書かれたか事前に予想することができません。いちいちブラウザで開かないとわからないのです。
RSS で巡回しているのは、巡回にとれる時間に対して巡回先が多いからです。ブラウザで開いて初めて全文を読むに値するかどうかわからないところは見に来てもらえません。
もちろん RSS
を生成していないのは論外です。RSS
で巡回しているような人は
RSS が生成されていない
blog
サイトは見に行きません(予想)。そして、私が読みたいと思って
RSS リーダに登録した blog
でも RSS
が適切になっていないと面倒なので全文を読みに行かないのです。RSS
リーダに登録したサイトは文字化けしていなければ少なくともタイトルと要旨はすべて読んでいます。そしてもっと読みたいと思ったときに読めるようにしてください。