2005年03月28日 (月)

OPML ファイルのトラックバックデータをプチトラのデータに追加するコマンド importTB2ptb

OPML 1.1 ファイルにまとめられたトラックバックデータをプチトラのデータに追加するコマンドを作成したので紹介します。使える環境を整えるのが難易度高いです。先のエントリ「RSS バージョン相互変換コマンド rssconv の環境構築」よりほんのわずかだけ簡単です。

概要

プチトラには外部からトラックバックデータをインポートする機能がありません。このため HaloScan のトラックバックからプチトラなどに移行するときは、手でせっせと Trackback-ping して内容を移行する必要がありました。しかし手で Trackback-ping するとトラックバックを受けた日時がそのときの日時になってしまいます。このため完全な移行手段がありません。

このコマンドを使用すると OPML 1.1 の形式にまとめられたトラックバックデータをインポートすることができます。

このコマンドは exportHaloTB4iBlog コマンドと合わせて使うことを意図しています。このコマンドと組み合わせることで HaloScan のトラックバックデータをプチトラのデータにインポートすることができます。

ダウンロード

私の iDisk の Public フォルダに iBlog/importTB2ptb-1.1.tar.gz として置いてあります。このリンクからダウンロードするか私の iDisk の Public フォルダをマウントして取得してください。

ダウンロードしたアーカイブにはコマンド本体と HTML で記述されたマニュアルが入っています。

環境構築

まず前提となるのが Xcode Tools という Mac OS X の開発キットです。これがないとインストールできません。私の Mac には /Applications/Installers/Xcode Tools というフォルダに Developer.mpkg というインストーラが入っていました。これをオープンして(Finder でダブルクリックして)インストールしてください。普通のアプリケーションのインストールと変わりありません。

Mac OS X 10.3 では importTB2ptb が使用している Perl モジュールのうち

  • XML::OPML
がプリインストールされていません。このためこれらをインストールする必要があります。また、XML::OPML をインストールするときにインストールされる XML::Parser では expat というライブラリを使用します。この expat もインストールしなければなりません。更に XML::OPML をインストールするために必要な XML::SimpleObject という Perl モジュールは私の環境では自動でインストールできませんでした。これも別途インストールする必要があります。exportHaloTB4iBlog のための環境を構築した人は必要ありません。

expat のインストールについては先のエントリ「RSS バージョン相互変換コマンド rssconv の環境構築」のセクション「expat のインストール」をご覧ください。

XML::SimpleObject のインストールについては先のエントリ「RSS バージョン相互変換コマンド rssconv の環境構築」のセクション「Perl モジュールを手動インストール」を参考にして行ってください。

XML::OPML については先のエントリ「RSS バージョン相互変換コマンド rssconv の環境構築」のセクション「Perl モジュールのインストール」を参考にして行ってください。最後の

install XML::RSS
で、XML::RSS を XML::OPML に代えるとインストールできます。

使用方法

  1. 既存のプチトラのデータをコピーしておく。

    既にプチトラを設置してトラックバックされている場合、そのデータと OPML のデータをマージするときは予め既存のプチトラのデータをダウンロードしておいてください。プチトラのデータはプチトラが設置してあるフォルダの tb_data と tb_rss フォルダに収められています。これらをフォルダごとローカルにコピーしておいてください。

  2. ターミナルを起動する。

    ターミナルウィンドウが一つ開かれます。以後このウィンドウ上での操作になります。

  3. ターミナルウィンドウに importTB2ptb のアイコンをドラッグ&ドロップする。

    ターミナルウィンドウに importTB2ptb のパス名+スペースが書き込まれます。

  4. データディレクトリを指定する。

    デフォルトではカレントディレクトリ(この手順ではホームフォルダ)の直下の tb_data というフォルダがデータディレクトリです。これを変更するには次のようにタイプしてスペースを追加してください。

    --datadir dataディレクトリ
    dataディレクトリ に例えばデスクトップの tb_data を指定するには Desktop/tb_data とします。また、既存の tb_data を指定するには、そのフォルダのアイコンをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップするとそのフォルダのパス名が書き込まれます。
  5. RSS 生成を指定する。

    RSS ファイルを生成したくないときには次をタイプしてスペースを加えてください。プチトラのデフォルトでは生成されるようになっているのでこれに倣ってデフォルトは生成するようにしています。

    --genrss
  6. RSS ディレクトリを指定する。

    RSS を生成しないように指定した場合は必要ありません。デフォルトではカレントディレクトリ(この手順ではホームフォルダ)の直下の tb_rss というフォルダが RSS ディレクトリです。これを変更するには次のようにタイプしてスペースを追加してください。

    --rssdir RSSディレクトリ
    RSSディレクトリ に例えばデスクトップの tb_rss を指定するには Desktop/tb_rss とします。また、既存の tb_rss を指定するには、そのフォルダのアイコンをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップするとそのフォルダのパス名が書き込まれます。
  7. インポートする OPML ファイルを指定する。

    インポートする OPML ファイルをターミナルウィンドウにドラッグ&ドロップしてください。複数ある場合は複数ドロップします。

  8. 改行をタイプして実行する。

    この段階でターミナルウィンドウに書かれたコマンドラインは例えば次のようになります。

    /Users/okamura/Desktop/importTB2ptb-1.1/importTB2ptb --datadir Desktop/tb_data --rssdir Desktop/tb_rss /Users/okamura/Desktop/HaloTrackback.opml

    終了すると importTB2ptb のアイコンをドラッグ&ドロップする直前に始めから書かれていた文字列(シェルプロンプト)が現れたら終わりです。

  9. tb_data ディレクトリと tb_rss ディレクトリをアップロードする。

    追加/作成されたデータディレクトリと RSS ディレクトリをプチトラの所定の場所に上書きでアップロードしてください。


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