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先月の終わり頃から私、単身赴任しております。初体験かと思ったら二回目でした。前回は会社の寮だったのですが、今回は普通の賃貸マンション。何かと物入りですが、家電製品はレンタルという手があります。
最初の単身赴任は昔勤めていた会社の新人研修の講師として三ヶ月くらい行っていまいました。このときは新人達と一緒に会社の寮に宿泊していました。ベッドはあるし賄いもあるしで、着替えだけとタオルと歯ブラシ、つまりお泊まりセットを持っていけば OK でした。当時はネット接続も別に要らなかったですし。
今回はそういう施設はありません。宿泊施設というとこんなのが思いつきます。
宿泊料は無料ですが、シャワーを浴びることができません。寝るのはソファーベッドです。一泊二泊ならともかく長期に宿泊するのは無理です。そもそも宿泊施設じゃありませんし。
以前もやったことがありますが、一ヶ月もすると疲れてきます。何しろ、シャワーはあるものの寝るのはリクライニングシートやフラットシート(柔らかい床みたいなもの)の上ですから。それに一旦入ったら朝まで出られません。食事や用事を全て済ませて入る必要があります。それに一泊するのにちょうどよいパック料金が使えるのは 22 時以降とか時間制限があります。それまで街を彷徨わないとなりません。これも本当は宿泊施設じゃありませんね。
実はカプセルホテルを利用したことがありません。プライベート空間はあるものの蜂の子になったような気分になりそうなので避けてます。
これはよく利用します。普通にチェックインできる時間が 18 時までと制限はあるものの機能的には問題ありません。長期に利用するとなると自分で掃除したりしないといけないのですが、その分安くなります。
機能的にはこれで十分ですが、長期に利用するとなると費用がかさみます。
一ヶ月単位で利用する場合は、機能的にも費用的にもこれが最も有利です。ほとんど賃貸のようでありながら基本の家具が付いています。マンスリー契約だけでなく賃貸契約というのもあって、賃貸契約にすると更に費用が安くなります。いずれにしろウィークリーマンションを同じ期間利用するよりも安いです。
というわけで最初はマンスリーマンションで物件を漁っていました。いくつか目星を付けてスポンサー様に提示すると、なぜか普通の賃貸物件を検索し始めています。要するにマンスリーマンションでも高いから普通の賃貸物件にしれくれということです。確かに普通の賃貸物件と比べるとマンスリーマンションは結構高いです。でもその分、冷蔵庫や電子レンジを買ったりとかインターネット接続プロバイダと契約したりとかそういうことは必要ありません。楽なんです。
しかたがないから普通の賃貸物件を探し始めました。条件は次の三つです。
マンスリーマンションが却下されちゃったくらいですからね。安ければ安い方がいいと。きれいなところに住むとか基本の家具の心配をしなくていいとかきれいなおねえさんが隣に住んでいるとかそういうのは無視です。
このコストパフォーマンス。ちゃんと数値化しましたよ。次の式で評価しました。
(
(
敷金+礼金+仲介手数料+住宅保険費+保証金
)
+(
家賃+共益・管理費+光熱基本料金
+通勤往復交通費×20+自宅往復交通費×4
ー自宅通勤往復交通費×20
)
×予定月数
)
÷(
(自宅通勤往復時間ー通勤往復時間)×20×予定月数
)
要するに自宅から通った場合と比べて節約できる通勤時間 1 時間あたりにどれくらいの費用がかかるかという式です。これで評価すると、勤務先から少し遠いけれど家賃は安いというのと勤務先に近いけれど家賃が高いというのをなんとなくではなくきちんと評価できます。ただしこれにはラッシュアワーの通勤電車の苦痛が入っていません。通勤時間が長くなることによる肉体的精神的疲労が業務に影響する度合いが数値化できればコストに入れられますが、そんな何かの研究みたいなことまではできません。
例えば高速道路の騒音があって落ち着いて寝られそうもないところはパスです。それにシャワーか風呂にちゃんと入れるのは必須です。共同風呂とか銭湯頼りだと時間制限があったりしますからね。そういうのもパスです。ついでにトイレも共同はパスです。排便くらい好きにさせろというわけです。
逆に洗濯機を置く場所が無くても OK です。週末に掃除しながら洗濯して、洗濯物を干して取り込んで畳んでしまって、とやっていたら自宅に帰るのがかったるくなりそうです。洗濯物は自宅に持って帰って妻にやってもらいます。ガスコンロや IH クッキングヒーターを置くスペースも無くて OK です。外食か冷凍食品で済ませることにしています。
もうね、住むところにもネット接続必須なんですよ。ネット接続できれば電話代をかけずに妻子と音声チャットできますし、ちょこっと自社の用事を頼まれても大抵のことはできます。
これで探すと勤務先と自宅の中間地点がかなり好成績なんです。ところがよく探すと一駅でも離れると駄目ですが勤務先に徒歩で通えるところの安い物件も大体同じくらいの好成績なんです。評価ポイントが同じくらいなら徒歩で通える方が断然楽ですよね。中間地点に住んでも住んでいるところから駅、駅から勤務先は徒歩です。その徒歩の時間で通えればラッシュアワーの電車で消耗しなくてもよいのですから。結婚して数年は通勤時間片道徒歩 5 分の職住接近をしていました。徒歩で通える楽さ加減はよく知っています。だからここは迷わず勤務先に徒歩で通える安い賃貸物件にすることにしました。
事前にネットでちょうどよい物件を提示している不動産屋を選定し、そこに問い合わせのメールを出します。そしていい感じの応答があった不動産屋さんに約束をして足を運びます。ネットには出ていない物件も含めて上の式で評価しつつ内覧する物件をピックアップし、不動産屋さんに連れて行ってもらいました。結構古いマンションでしかも狭いのですが住むのではなく宿泊するには十分だったので、即申し込みをしました。
実はその翌日にはもう単身赴任先での勤務が始まっていました。いつも利用しているウィークリーマンションに宿泊しながら通っていました。そして、妻に布団一式とか使っていない折りたたみ式の食卓テーブルとかその他最低限の日用雑貨を引っ越し便で送るように頼みながら契約の手続きを進め、ウィークリーマンションの宿泊期間が終わる土曜日に無事入居。自宅からの荷物を受け取り床を雑巾がけして自宅に一時帰宅しました。これが先週の週末です。
ウィークリーマンションに泊まっている間、もちろんネット接続はできていたのですが、運が悪いことにこの接続ががたがたでした。DNS が直ぐに応答しなくなって web ページ一つ開くのにも 30 分かけたりという状況でした。このため冷蔵庫等の家電製品を買うのではなくネットで借りた方が有利と事前に調査してあったのですがその申し込みができなかったのです。入居日が決定したのも入居する数日前だったのでレンタル開始日をなかなか決定できなかったというのもあります。
このため妻に送ってもらったもの以外は何もない状態で先週一週間を過ごしました。家電製品の貸与を申し込んだのは先週の土曜日です。申し込んだのは次の三つです。
冷蔵庫がないと朝食と一緒に牛乳を飲めないじゃないですか。朝から一回分の小さなパックの牛乳を買いに出掛けるの嫌です。それに毎日ペットボトルの冷たいお茶を買ってきてぬるくなるのを我慢しつつ一日かけて飲むというのもちょっとね。
冷凍食品や食べきれなかったものを温めて食べたりできますし、朝食の食パンを焼くことだってできます。自宅から持ってきた電子ポットと冷蔵庫と合わせれば調理無しで結構食事できますよ。調理まではしないけれど簡単な朝食くらいなら自室で用意したいという場合は必須です。
別にほうきとちり取りでもよいのですが、それらをレンタルするサービスはありませんから単身赴任が終わったら自宅に持って帰ることになります。自宅には既にあるからモノが無駄になります。だったらということで借りちゃいました。大した費用でもないですし。
この三つを借りても冷蔵庫を一つ買う値段と同じくらいです。親戚で冷蔵庫を貸してくれるという人もいたのですが、送料もありますし必要なものが揃うしでレンタルの方がいいかなと思います。返すときは引き取りに来てくれますし、壊れたときは修理か代替品送付をしてくれるそうで気楽ですしね。なんと言っても買ったら必要なくなったときどうするかでまた色々あります。
え? テレビですか? テレビは要らないです。あまり見ませんし、見たい番組があったら携帯電話のワンセグで見られますから。便利な時代になったものです。
ここまでの要点はこんな感じですかね。
で、残るはネット環境ですよ。これは入居初日に申し込みました。事前に申し込んでおくことも不可能ではなかったのですが、内覧したときにそのマンション向けの案内が掲示板に貼ってあったのを思い出したので、別なプロバイダに申し込むのもトラブルの元になりそうな気がして入居初日に確認して申し込んだのでした。二、三週間かかるそうで、まだ工事日の連絡がありません。来週か再来週までお預けです。
というわけで職住接近でネットもテレビもない生活がまだ続きます。そうすると結構暇なんですよ。いや、結構じゃなくてかなりです。仕事も定時で終わるから尚更です。こうなってくると僕にとっては普通に仕事してはいるものの半分休暇のような感じになってきます。残業が無い勤め人はこんなにも余裕がある生活をしているのかと嫉妬を感じます。一日数時間、音楽が好きな人なら楽器の練習するのも余裕です。子供がいる人なら子供とたっぷり遊んであげられます。ああ、本来こうあるべきなんだなあと思います。