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2009年04月21日

TimeCapsule への有線 LAN 経由バックアップが復活

原因不明でできなくなっていた Mac OS X の TimeMachine 機能による TimeCapsule への有線 LAN 経由バックアップが原因不明で復活しました。


過去の経緯

以前、全く原因不明で Mac OS X の TimeMachine 機能による TimeCapsule への有線 LAN 経由バックアップができなくなってしまったので、藁をも掴む思いで「僕は見ていた : 有線 LAN 経由で TimeCapsule にバックアップできなくなってしまった」と書きました。でも、これまた原因不明で復活しました。

最初にできなくなった切っ掛けというのがあります。

僕が使っているのは MacBook Pro なのですが、バックアップ先の TimeCapsule は自宅にあります。このため外出中はバックアップができません。Mac OS X の TimeMachine は自動で行われるのですが、会社の LAN ならともかく、宿泊先の得体が知れないマシンが参加している LAN で TimeMachine が TimeCapsule に繋ごうとするのはあまりよろしくないと思い、一週間弱の外出中 TimeMachine を OFF にしておいたのが切っ掛けです。その後、自宅に帰ってきて TimeMachine を ON にしたら失敗するようになってしまったのでした。

バックアップ先の TimeCapsule のボリュームは見つけてマウントもされるのですが、その後、コンソールによると何度も AFP 接続をリトライし続けてやがて失敗と諦めます。その間、マウントされたボリュームを参照しようとすると、Finder で参照しようとしたのなら Finder が、ターミナルからコマンドラインで参照しようとしたのなら発行したコマンドがデバイス待ちで応答しなくなってしまっていました。

バックアップできるときは(TimeCapsule がアクセスポイントになっている)無線 LAN 経由で LAN に参加しているときのみでした。しかし私の仕事部屋ではその無線 LAN の電波が微弱なのでとても遅く、かなりの苦痛でした。このためバックアップをとらなくなってしまうほどでした。

今回の試行錯誤

これはディスクがいかれたらアウト状態です。まずいです。いま、ちょっと暇なので試行錯誤してみることにしました。

  1. 有線 LAN の Apple Talk を無効にしてみた。

    システム環境設定のネットワークで見ると、有線 LAN では Apple Talk が有効なのに対し、無線 LAN では無効にしてありました。TimeCapsule のボリュームには AFP で繋がっているのでちょっと関係ありそうです。無線 LAN に合わせてみました。

  2. AirMac ユーティリティを使って TimeCapsule を工場出荷時状態に戻した。

    この工場出荷時状態って本当の工場出荷状態ではないんですね。設定が工場出荷時状態と同じデフォルトに戻るってだけで、ディスクはそのまま温存されるのです。

  3. TimeCapsule のディスクを初期化した。

    この状態で、ほぼ工場出荷時状態のはずです。その状態から以前とほぼ同じネットワーク設定にしました。

  4. ボリュームの名前を変えてみた。

    Mac OS X の方が何か変な状態を覚えてしまっているかもしれません。そこで TimeCapsule のボリュームの名前を変えてみました。名前が違って変な状態を避けてくれるかもしれません。

  5. TimeCapsule を一旦停止させてみた。

    TimeCapsule の OS が何か変なことになっているのかもしれません。そもそも「僕は見ていた : AirMac ユーティリティで TimeCapsule の設定ができなかった原因」に書いたように我が家の TimeCapsule は有線 LAN 経由で設定ができませんでした。これは最初からでその記事を書いたときはそういうものだと思っていました。しかし、どうも他ではそうではないらしいのです。

  6. 「パブリック IP アドレスを共有」にしてみた。

    無線 LAN 経由で既存の LAN に参加させるのではなく、無線 LAN で一つの LAN を形成し、TimeCapsule がルータになって既存の LAN にアクセスするような設定にもしてみたりしました。これだと二重の NAT という警告が TimeCapsule から発せられます。もともと我が家では通常使用する LAN とルータが参加する LAN は分けていて二重の NAT 状態です。そのことで何か問題があったことがありません。無視して使い続けてみました。

ここまで何回もバックアップをトライしましたが駄目でした。でも、Finder で TimeCapsule のボリュームをマウントした状態でやると有線 LAN 経由でバックアップできることに気付きました。そしてなんと最初からできなかった有線 LAN 経由での Air Mac ユーティリティによる TimeCapsule の設定もできるようになっていました。そこで最後にやった「パブリック IP アドレスを共有」ではなく「IP アドレスの範囲を割り当てる」に戻してトライすると OK でした。バックアップできました。

設定を戻す前に Finder で TimeCapsule のボリュームをマウントしていない状態のまま MacBook Pro を放置しておいたときはバックアップが失敗していました。今、設定を戻してマウントせずにバックアップできるかどうかテスト中です。あ、できました! 有線 LAN 経由バックアップが完全復活です。

以前と何が違っているか

さて、今回試行錯誤する前と後とで結局のところ何が違っているのかを列挙しておきます。同じような状態になった人はこのどれかを実施すれば直るかもしれません。

  • TimeCapsule の電源を抜き差しして再起動した
  • 有線 LAN で Apple Talk が無効にしてある
  • TimeCapsule のボリューム名が変わっている
  • TimeCapsule のネットワークパスワードが設定されたような気がする
  • TimeCapsule のディスクに余裕ができた
  • MacBook Pro にリースする IP アドレスを有線 LAN の IP アドレスと変えた

ネットワークパスワードは以前も設定していたような気がしているのですが、キーチェーンユーティリティには入っていなかったような気もします。極めて曖昧です。

最後のは TimeCapsule の DHCP によって割り当てられる IP アドレスを有線 LAN での IP アドレスと同じにしていたのを別なのにしたということです。有線 LAN が繋がれているときはその方が速いので無線 LAN には繋ぎませんし、無線 LAN に繋いでいるときは有線 LAN に繋いだらそっちの方が速いから無線 LAN を切るだろうからでした。しかし同じ IP アドレスでも無線 LAN と有線 LAN では MAC アドレスが異なります。TimeMachine が、TimeCapsule に接続している LAN インターフェースの MAC アドレスで何かを制御したら変なことになるかもしれません。

この最後のが怪しいですが以前はそれでも問題無かったんですよ。だから結局何が原因となって障害が出ていたのか、何をしたら直ったのかよくわからないんです。

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2009-12-06
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