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clamav-update プロジェクトは ClamAV の Mac OS X 用フロントエンド ClamXav をサポートする ClamXav Helper を新規リリースしました。
以前「ClamXavSentryKeeper」という Automater アプリを公開していましたが、ClamXav Helper はその後継です。
ClamXav にはフォルダ監視機能があります。最近の ClamXav のこの機能は指定したフォルダのサブフォルダも一緒に監視することもできてとても強力になりました。私の環境ではそんなことはないのですが、今での ClamXav のフォーラムではこの機能を担う ClamXavSentry という ClamXav 内蔵のヘルパーアプリがクラッシュすることがあるようです。私の Mac では 2008-08-25 が最後にクラッシュした日です。
ClamXav Helper には三つの機能があります。
何人かで共用しているマシンでは、せっかく ClamXav を入れてフォルダ監視機能を使っていても他のユーザがそうしていないかもしれませんよね。こういうのは共用しているユーザ皆がやらないと効果半減です。
そこでユーザ全員が ClamXavSentry を使用するようにします。各人のホームを監視フォルダにしてサブフォルダの監視も ON にしておきたいところでしたが、さすがにそれはおせっかい過ぎるかなと思ってやっていません。もちろん勝手に起動されないように各人が設定することもできます。
ClamXavSentry を起動項目に入れておく必要はありません。むしろ入れない方がいいです。どっちでもいいんですけどね。
もう滅多なことではクラッシュしないと思うのですが、ClamXavSentry がクラッシュで終了してしまったり、ユーザが「なんだこりゃ?」と言って終了させてしまっても即座に起動し直します。
ClamXavSentry が稼働していなかったらせっかくのフォルダ監視機能が無効ですからね。
ClamXavSentry を利用していて ClamXav の設定でスキャンの内容をログに残すようにしているとスキャンログがもの凄いことになります。ある日気付いたら何百メガにも膨らんでいたりします。
そこで ClamXav のスキャンログのファイルが一定の大きさ(デフォルトでは 512KB)以上になったら、スキャンログのファイルをローテーションします。ローテーションというのは、以前のファイルを幾つか残しておいて新しい空っぽのファイルに差し替えることです。デフォルトでは 6 つまで古いファイルを残すようになっています。
このスキャンログのファイルを差し替えるときに ClamXavSentry がそのまま稼働していると、新しいスキャンログのファイルを作っても古い方にログを書き続けてしまいます。そこで ClamXavSentry の今の作業が一区切りつき次第 ClamXavSentry を一旦終了させます。ClamXavSentry が終了すると上の機能で即座に起動し直され、そうすると新しいスキャンログのファイルにログが書かれるようになります。
このため、ときどき ClamXavSentry が再起動されますがそれは正常動作です。またローテーションするスキャンログのファイルの大きさが閾値の 512KB 以上になっても必ず ClamXavSentry が再起動されるわけではありません。それは ClamXavSentry を強制終了するのではなく「もう終わりにしてね」と告げるようなソフトな終了のさせ方をしているからです。この終了のさせ方によって ClamXavSentry の今の作業が中断されないようになっています。
インストールは簡単です。dmg ファイルをダウンロードしてダブルクリックし、中に入っているインストールパッケージをダブルクリックして普通のアプリのインストールと同じようにすればインストール終了です。
一ヶ月くらい前に秘密のα版を t0mori さんに試用してもらいました。そこでの成果を受けて一週間くらい後にβ版を公開し、今回正式リリースとなりました。t0mori さん、ご協力ありがとうございました。