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先日大学関連の飲み会がありまして。そこで友人がある陰謀論の話を始めたものだから完璧な陰謀について即興で論じてしまいました。これにプラスαをして再度論じてみます。
陰謀を国語辞書で引くと次のように出ています。
いんぼう 【陰謀/隠謀】 国語辞書 - エキサイト 辞書 から2008年12月23日に引用ひそかに計画する、よくないくわだて。
Infoseek 辞書 から2008年12月23日に引用ひそかに計画する、よくないくわだて。
どちらも同じですね。では完璧な陰謀とはどういうものでしょうか?
よくないかどうかは価値観の問題なので置いておくとして、陰謀には
という二つの要素があることがわかります。ですから完璧な陰謀は
ということになります。要するに誰にも知られずに必ず実現される計画ということですね。
では完璧な陰謀は存在するのでしょうか?
否です。それは完璧な陰謀の意味からして明らかです。なぜなら誰にも知られることはないのですから、誰にも存在を確認することはできないからです。仮に誰かがこれは陰謀だと確信したとしたら、それはもはや完璧な陰謀ではありません。その人に知られてしまったからです。そして誰も知ることができないものは無いと仮定しても筋が通らなければなりません。筋が通らないと無いという仮定に矛盾が生じるからです。矛盾が生じればそこから無いという仮定を棄却できるから、あるとわかってしまいます。あるとわかる陰謀はもはや完璧な陰謀ではありません。つまり完璧な陰謀は観測不可能なのです。観測不可能なものは存在しません。
事物の存在が観測と独立に成立すると思ったら大間違いです。もちろん直接的観測だけが観測ではありません。また観測結果が今出てくる必要もありません。
したがって存在する陰謀は全て不完全です。不完全ですから
これが陰謀です。実現しないのであれば実害はありませんし、ばれてしまうのであれば阻止されるでしょう。だから陰謀なんてどうってことありません。事後にばれるってことはあるかもしれませんね。それはちょっと困りますが、権力なんて 300 年も続けばいい方ですからまあ人類の歴史から見たら「そういう時代もあったねえ〜、ふっ、若かったな」ですよ。
要するに、世の中の陰謀なんて「OKAMURA 財閥の陰謀(当時のコメント)」からみたらちょろいもんよ、ということです。