L
次のページ
H
前のページ
U
上のページ

« Parallels 4.0 for Mac で FreeBSD 7.0 + gdm | Main | Firefox 2 のアンチフィッシングはもうすぐなくなる »

2008年12月07日

Bloglines β は既に実用域に達してます

昨年「僕は見ていた : Bloglines Beta」で紹介した Bloglines βが既に実用域に達しています。とても快適です。


僕は見ていた : Bloglines Beta」で紹介したときはまだ公開したてだったので、記事を読むという基本機能だけが実装されていました。その後もちょくちょくβ版を見ては「まだあれがないなあ」「ここはまだ使いづらいなあ」と思いながらウォッチしていたのですが、ここしばらくは全く見ていませんでした。

先日、ふと思いついてβ版を使ってみたらウォッチしていたときに感じた「メインで使うための障壁」がほとんど無くなっていたのです。その主なものは記事保存機能でした。以前は PIN を立ててマークしておくことができましたが、現行版のようにフォルダーを作って仕分けして保存することができていませんでした。今はこれができるようになっています。しかも現行版は保存した記事にコメントを付けることができませんでしたが、β版はそれができています。

そして現行版と比較してβ版の最大のメリットは Ajax によるスムースな巡回です。現行版はフレームを使ったページで巡回します。このため何かする毎にページの更新がありますが、β版にはそれがありません。裏でデータを取得して今のページを書き換えるという動作なのです。このためページの更新に伴う無駄なトラフィックやレンダリングが発生しないのです。

このためここ数日はもっぱらβ版を使って巡回しています。ほとんど遜色ありません。でもまだ少し見劣りがあります。列挙してみます。

記事を開くとき必ず新規ウィンドウ(またはタブ)で開かれる。

現行版では Bloglines のページで今表示されている記事を開いて、そのサイトにいくときに同じウィンドウを使用するように設定していました。こうすることによって次々と読んでは開き戻っては開きという操作をしてもウィンドウやタブが増殖しませんでした。

しかしβ版ではその設定を見直して再設定しても実際の動作に反映されません。このため記事の元のページを開くたびに閉じていかなければなりません。

β版の設定画面に設定はあるのでこれはまだ未実装ということだと思います。そのうち改善されるでしょう。

簡易ブログ投稿機能がない。

記事保存機能の一部として現行版では Bloglines のアカウントを取得すると使える簡易ブログへの投稿機能があります。しかしこれがβ版では使えません。

これが本当に不便かどうかはその簡易ブログの使い方によります。このブログにはコメント投稿機能もトラックバック受信機能もありません。もちろんレーティング機能もありません。更に記事にカテゴリやタグを付ける機能もありません。一つ一つ記事を積み重ねていくだけのものです。今やたくさんのブログサービスがあるのでこの Bloglines のブログを典型的なブログの機能を期待して使う人はほとんどいないと思います。

私の場合はこの簡易ブログを元々主にメモ付きの要チェック記事の保存に使用しようとしていました。単なる要チェック記事は普通の記事保存機能で NeedCheck というフォルダに保存していますが、特にコメントを付けておきたいものを保存しておこうというわけです。

実際にそうしてみるとセキュリティ関連の情報がほとんどになってしまいました。セキュリティ関連の情報をアレンジして再シェアするときに不用意に間違った情報を書いてしまうのはちょっと…相当に芳しくありません。ですからちょっとコメントを付けて後から調べながら記事にするということが多かったためです。このため元々の使い方から離れてセキュリティ関連の情報を保存する場所としての色合いが濃くなりました。

さてこうして見ると私自身にとってこの簡易ブログへの投稿機能が本当にβ版で必要かという疑問がわいてきます。

元々の動機はメモ付きの記事保存です。これはβ版の記事保存機能がサポートしています。もっともサポートしているのは一行コメントで、投稿機能のように記事として書く機能はありません。しかし記事としてきちっとまとめるならそれはメインのブログでやればいいことです。そして最近の傾向である特定分野の記事保存は、もとより記事保存機能がサポートしています。違いは何かというとそれが誰でも閲覧可能になっているかどうか、web + log の形式になっていていつそれを保存したのかわかるということだけになってきます。

元々もそして最近の傾向もどちらもメモに過ぎないのですからそれを公開しておく必要もありませんし、見た人も面白くないでしょう。それに Bloglines で表示した記事へのリンクはとても辿り難い形でリンクされてしまいますから他の人はもちろん自分にとってもちょっと不便でした。

更に僕はメモが産卵しないように…じゃなくて散乱しないように役目を終えたら順次削除しています。保存されている記事はカレントのものかカレントにしたいと思って温めているものだけです。ですから weblog 形式で蓄積しておく必要はありません。蓄積しておきたいのならメインのブログでやればいいことです。

というわけでよく考えると不満ではありませんでした。単にできていたことと同じ形でできなくなったというだけで、実質的にβ版でもできているのでした。

ユーザインターフェースが日本語化されていない。

現行版でも設定では日本語が選べませんでしたし、それはβ版でも同じです。しかし現行版は Bloglines のトップページで日本語表示をさせると以降 MyFeed の表示でもなんでも日本語のユーザインターフェースになりますが、それがβ版にはありません。

英語が苦手ながらそれでもインターフェースの英語くらいならほとんど負担にならないので不満ではありません。

他にも探せばあるかもしれませんが、数日使った限りではこれくらいです。これなら現行版から乗り換えても遜色ありませんよね。むしろβ版のメリットがありますから全体的によいと言っていいでしょう。

Comment
  • Trackback
  • -->
    last generated
    2009-12-24
    page view