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2007年11月09日

gOS を Parallels Desktop for Mac にインストールしました

Parallels Desktop for Mac のゲスト OS として gOS をインストールできました。そのやり方を説明します。


現象と予想

僕は見ていた : Parallels で gOS は使えないみたい」に書いたように Parallels Desktop for Mac のゲスト OS として gOS をインストールしようとして失敗していました。インストールスクリプトが X Window System による GUI に移行しようとする段階でうまくいかず、6 回ほど試行してからテキストベースで、何か変だからもう一回やるよというメッセージを出し、そこから先は堂々巡りをしていました。

試行するときの画面の乱れ方から見てリフレッシュレートが合っていないと予想しました。そこでインストール時に X Window System の設定を書き換えてしまえばいけるだろうと考えました。

環境

私の環境は次のとおりです。

機種名
MacBook Pro 15"
プロセッサ名
Interl Core Duo
プロセッサ速度
2.16 GHz
メモリ
2 GB
システムのバージョン
Mac OS X 10.4.10
Parallels Desktop
3.0 Build 5160.0
gOS CD イメージ
gOS Live 1.0 i386

GUI に移行できないときの対処方法

GUI に移行できない場面は二カ所あります。一つは gOS CD イメージからブートして少ししてから。もう一つはインストールを終えてブートして少ししてから。どちらの場合も上に書いたようになります。

このときに X Window System とは別なコンソールに移ってそこで /etc/X11/xorg.conf を書き換えます。具体的には次のようにします。

  1. 他のコンソールに移動する。

    fn-option-control-F1 をタイプします。F1 でなくとも F1 から F6 までならどれでもよいです。

  2. インストール後ならログインする。

    インストール前なら自動で ubuntu ユーザになりますが、インストール後はインストール時に登録したユーザでログインします。

  3. /etc/X11/xorg.conf をバックアップしておく。

    次のステップでこのファイルを書き換えるのですが、へまをすると GUI に全然移行できなくなってしまいます。元々移行できないのではありますが、大きく間違っていないファイルなのでどこかにコピーしておきましょう。

  4. /etc/X11/xorg.conf を次の要領で編集する。
    • InpuDevice セクション(Identifier が Generic Keybord)の Option "XkbModel"

      日本語キーボードのモデルの場合のみです。

      オリジナル
      Option "XkbModel" "pc105"
      変更後
      Option "XkbModel" "jp106"
    • InpuDevice セクション(Identifier が Generic Keybord)の Option "XkbLayout"

      日本語キーボードのモデルの場合のみです。

      オリジナル
      Option "XkbLayout" "us"
      変更後
      Option "XkbLayout" "jp"
    • Monitor セクションの HorizSync
      オリジナル
      HorizSync 28-55
      変更後
      HorizSync 31.5 - 100.0
    • Monitor セクションの VertRefresh
      オリジナル
      VertRefresh 43-75
      変更後
      VertRefresh 59.0 - 75.0
    • Screen セクションの DefaultDepth
      オリジナル
      DefaultDepth 16
      変更後
      DefaultDepth 24

      これはオプションです。変えなくても問題ありませんが、色数が少なくなります。

    • Screen セクションの Modes
      オリジナル
      Modes "1600x1200" "1440x900" "1280x1024" "1280x800" "1152x720" "1024x640" "1024x768" "896x672" "800x600" "800x500" "720x480" "640x480"
      変更後
      Modes "1440x900" "1280x800" "1152x720" "1024x640" "1024x768" "800x600" "800x500" "720x480" "640x480"

      変更後の各値は Mac OS X のシステム環境設定の [ディスプレイ] に一覧されているものを列挙します。

  5. X Window System 側に戻って続行する。

    fn-option-control-F7 をタイプしてから、enter キーを押します。すると先ほどの別なコンソールに戻ってしまうので、もう一度 fn-option-control-F7 をタイプして enter キーを押します。

    そうすると再び GUI への移行が試みられます。なかなか移行が始まらないときは enter をタイプでもしながら少し気長に待ちましょう。移行が始まれば今度は一発で移行できます。しかもフルスクリーンモードで快適な大きさになります。

変更の恒久化

gOS ではブートするたびに /etc/X11/xorg.conf が元に戻されてしまいます。これでは苦労して書き換えたのが水の泡になってしまいます。そこで元に戻すのを抑制します。

そのために /etc/init.d/xdevconfiguretor というファイルを編集します。そのファイルの割と先頭近くに ENABLE_AT_BOOT=true という行があります。これを ENABLE_AT_BOOT=false に書き換えます。

これで /etc/X11/xorg.conf が起動時に勝手に元に戻されなくなります。次の画像は Parallels Desktop for Mac のゲスト OS として gOS をフルスクリーンモードで起動したときのキャプチャーです。

gOS 起動風景
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2009-12-06
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