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2007年02月25日

Mac ユーザよりも身体障害者の方が多い

GAKU さんの「IBM Webアクセシビリティー認定アドバイザーを取得しました。」という記事に次のように書いてありました。

日本の障害者は100人に3人ほどですが、世界の障害者は100人に20人ほどです。

WEBディレクターのブログ 記事別ページ から2007年2月24日に引用

Mac ユーザの人口と比較すると Mac ユーザこそ Web アクセシビリティはおろそかにできないのではないでしょうか。


GAKU さんの「IBM Webアクセシビリティー認定アドバイザーを取得しました。」という記事からは人口の割合として障害者は 3% とだと読み取れます。出典が書いてないので少し調べてみました。

そうしてみつかった厚生労働省の「平成13年身体障害児・者実態調査結果」では、視覚障害、聴覚・言語障害、肢体不自由、内部障害の四つに分類された身体障害を持つ人の数は平成 13 年つまり 2001 年で約 324 万 5 千人とされています。一方で総務省統計局の「平成13年10月1日現在推計人口」によると 総人口は1億2729万1千人 とされています。したがっておよそ 2.55% が厚生労働省の基準で言う身体障害者という勘定になります。四捨五入すれば GAKU さんの記述は合っています。

ところで統計局の別な資料から全世帯の 53.2% の世帯がパソコンを所有しています。一世帯で実際にパソコンを使用する人はその八割だとすると約 42.6% の人が私的にパソコンを利用する計算になります。集計した年が異なりますが「Web資料館-OSのシェア調査」によると Macintosh のシェアは 4.6% だそうです。僕が以前目にしたのも 5% 程度ですから大体合っているでしょう。そうするとおおよそ人口の 2% 弱程度が(私的な) Mac ユーザだということになります。

さていかがでしょうか。Mac ユーザよりも身体障害者の方が多いのです。Mac ユーザを相手に商売するよりも身体障害者を相手に商売した方が市場が大きいということになります。Web アクセシビリティになると身体障害者のうちどれくらいがインターネットを活用しているかという統計がないとどちらがターゲットの母集団が大きいかわかりませんが、身体障害者の 7 割から 8 割が活用していれば Mac ユーザと同等になります。

少なくとも Web サイトが Mac ユーザのアクセシビリティに配慮するならば、身体障害者のアクセシビリティを考えてもおかしくないレベルだとは言えます。マイノリティの悔しさを知っている Mac ユーザこそ Web アクセシビリティの向上を考えるよいポジションにいるのではないでしょうか。

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2009-12-29
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