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CacheUpIt をダウンロードしてインストールする手順について解説します。ここでは、CacheUpIt が実行可能な状態になるところまでを目標とします。この段階では実行可能なだけであって目的である Web コンテンツの同期にまでは至りません。手順は UNIX 系 OS をターゲットに書きますが適宜 Mac OS X ユーザのための補足も入れています。

最新版のダウンロードと解凍

ダウンロードページから最新の CacheUpIt アーカイブをダウンロードします。ダウンロードしたファイルは tar アーカイブファイルを zip で圧縮したものになっているので、unzip コマンドで解凍した後、tar コマンドで展開してください。

Mac OS X では単純にダブルクリック(Finder からオープン)して解凍すればよいです。

$ unzip File1.zip
$ tar xf CacheUpIt-バージョン番号.tar

そうすると CacheUpIt-バージョン番号 というディレクトリができます。

実行ファイルをコピー

Mac OS X では teatimelogic からダウンロードできる a match in her pocket を使って以下全ての操作に相当することが行えます。

スーパーユーザー権限でディレクトリ CacheUpIt-バージョン番号 の実行ファイル CacheUpIt を /usr/local/bin/ にコピーしてください。

$ sudo cp -p CacheUpIt-バージョン番号/CacheUpIt /usr/local/bin/
Password: 自分のパスワードを入力(表示されません)

sudo が許可されていない場合は su コマンドで root になってから行います。

$ su
Password: root のパスワードを入力(表示されません)
# cp -p CacheUpIt-バージョン番号/CacheUpIt /usr/local/bin/
# exit

コマンドサーチパスの設定

確認

UNIX 系の OS ならば既に /usr/local/bin がコマンドサーチパスに入っていることがほとんどです。念のため次のようにして確認してください。

$ cd
$ which CacheUpIt
/usr/local/bin/CacheUpIt

/usr/local/bin/CacheUpIt と出力されれば大丈夫です。no CacheUpIt in ディレクトリのリスト と出力される場合は /usr/local/bin がコマンドサーチパスに入っていません。この場合はお使いのシェルを確認して次に進みます。シェルの確認は次のようにして行います。

$ echo $SHELL
ここにシェルのフルパスが出力されます

最後の / 以降によってシェルを見分けます。シェルは大きく Bourne Shell 系と C Shell 系の二つに分かれます。それぞれ次のようなものがあります。

Bourne Shell 系のシェル
  • sh
  • bash (Linux や Mac OS X 10.3 以降の標準シェル)
  • ash
C Shell 系のシェル
  • csh
  • tcsh (BSD系 UNIX および Mac OS X 10.2.x までの標準シェル)

他にも zsh, ksh などがありますがどちらもこの場合は Bourne Shell 系として扱って差し支えないです。

Bourne Shell 系のシェルの場合

個人の設定にする場合

次のようにします。

$ echo 'PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> ~/.profile

sh 以外のシェルでは、そのシェルだけに影響するファイル(bash なら ~/.bash_profile)があります。~/.profile の代わりにそちらを指定してもよいでしょう。

システムの設定にする場合

su コマンドを使って次のようにします。

$ su
Password: root のパスワードを入力(表示されません)
# echo 'PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> /etc/profile
# exit

Mac OS X の場合は通常 root にパスワードが設定されていないため su コマンドで root になることができません。ですから次のようにします。

$ sudo /bin/sh
Password: 自分のパスワードを入力(表示されません)
# echo 'PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> /etc/profile
# exit

C Shell 系のシェルの場合

個人の設定にする場合

次のようにします。

$ echo 'set path = (/usr/local/bin $path)' >> ~/.cshrc

csh 以外のシェルでは、そのシェルだけに影響するファイル(tcsh なら ~/.tcshrc)があります。~/.cshrc の代わりにそちらを指定してもよいでしょう。

システムの設定にする場合

su コマンドを使って次のようにします。

$ su
Password: root のパスワードを入力(表示されません)
# echo 'set path = (/usr/local/bin $path)' >> /etc/csh.cshrc
# exit

Mac OS X の場合は通常 root にパスワードが設定されていないため su コマンドで root になることができません。ですから次のようにします。

$ sudo /bin/sh
Password: 自分のパスワードを入力(表示されません)
# echo 'set path = (/usr/local/bin $path)' >> /etc/csh.cshrc
# exit