【iblogPatcher とは - 宣伝です】 iBlog 1.3.X が出力する XHTML, HTML, RSS Feed ファイル群を操作するため のコマンドです。汎用的に設計してあるので iBlog が出力するファイル群だ けでなく、様々なファイル処理に活用できます。 ただし、iblogPatcher 本体は具体的なファイル操作を一切行いません。導入 したプラグインによって操作が可能になります。つまり、iBlog が出力する ファイル群を操作するためのプラットフォームなのです。 iblogPatcher の主目的の操作対象である iBlog が出力するファイル群には、 テンプレートや CSS の変更という通常のアプローチでは訂正できない様々な 間違いがあります。また、iBlog のバグにより Blog 名にシングルクォーテー ションが使用できないとか、日本語の Blog 名、カテゴリ名が使用できませ ん。元々 iblogPatcher はこれらの iBlog の不具合を訂正し、より適切で ユーザの意図を妨げない Blog サイトを作成するために開発されました。 しかし iblogPatcher の汎用性は、iblogPatcher をそれだけのツールに終わ らせません。iblogPatcher とそのプラグインは強力なスクリプト言語 Perl によって実装されています。プラグインを開発/入手することによって、 iBlog による Blog サイトに様々な機能を付加することもできるのです。Perl が扱える人は是非あなたのアイデアでプラグインを作成してみてください。 【新バージョンリリースについて】 iblogPatcher 本体は 1.1 から何の変更もありません。iBlog-1.3.6 から UTF-8 を出力するようになり、日本語の取り扱いが大幅に変更されたことを機 に、これまでのプラグイン群を再構成したため、新たにパッケージ化しまし た。 【インストール】 1. 実行ファイルのコピー 実行ファイル iblogPatcher を適当なディレクトリにコピーしてください。コ ピー先には PATH が通っていた方が、コマンドラインから iblogPatcher を実 行する時に楽になります。PATH に関しては便利のためのオプションです。 PATH が通っているディレクトリとはターミナル上で echo $PATH としたときに、":" で区切られたディレクトリ達です。次のディレクトリは習 慣的にシステムのコマンドを置くところなのでお薦めではありません。 /sbin /bin /usr/sbin /usr/bin もしあなたの Mac OS X でこれら以外のディレクトリにパスが通っていないの でしたら /usr/local/bin ~/bin などを作成して、そこに PATH を通すようにしたほうがよいでしょう。PATH の通し方はお使いのシェルのマニュアルなどを参照してください。方法を調べ るのがどうしても面倒でしたら /usr/bin に iblogPatcher を置いてくださ い。Mac OS 10.2.X では /usr/bin は Finder で [移動]-[フォルダに移動...] メニュー項目を実行して、入力欄に /usr/bin と入力し [移動] ボタンを押すことによって開くことができます。それより新 しい Mac OS X については作者は現時点で利用したことがないのでわかりませ ん。 2. データディレクトリのコピー データディレクトリ Library を ~/Library/Application Support/iblogPatcher としてコピーしてください。 このディレクトリには blog 定義ファイルが置かれ、その下の plugin ディレ クトリにはプラグインが置かれることになります。 3. マニュアルのコピー(オプション) 必要ならば iblogPatcher のマニュアル manual.html をコピーしておいてく ださい。このマニュアルは pod2html コマンドで iblogPatcher からいつでも 作成することができます。また iblogPatcher に --help オプションを付けて 実行することで、同マニュアルのテキストバージョン(EUC 出力)をいつでも参 照できます。 4. blog 定義ファイルの作成 コピーしたデータディレクトリの下にある sample を参考に、あなたの blog のディレクトリを指定するファイルを作成してください。そのファイルはどこ においても構いませんが、データディレクトリに置いておけばファイル名だけ で指定できるようになります。sample は文字コードが EUC で、改行は LF の みのテキストファイルです。あなたの blog 定義ファイルも同様の形式で保存 してください。sample はテキストファイルですのでテキストエディタで開く ことができます。文字コードは EUC なので開くときに指定してください。 Mac OS X 付属の TextEdit.app で開くには、まず TextEdit.app を起動して [ファイル]-[開く...] を行って出てきたダイアログの下の方の [標準テキス トのエンコーディング] で [日本語 (EUC)] を選択してからファイルを指定し て開きます。保存するときも同様に [日本語 (EUC)] を選択して保存してくだ さい。 5. テンプレートのコピー TemplateSets フォルダーにあるフォルダー ValidLeftNavigation と ValidRightNavigation、それから HomePage.txt と FeedPage.txt を iBlog のテンプレートセット置き場にコピーしてください。iBlog のテンプレート セット置き場はローカルのホームから Library > Application Support > iBlog > TemplateSets と辿ったところです。この二つのフォルダーは iBlog オリジナルのテンプ レートセット LeftNavigation と RightNavigation に含まれる文法的な間違 いを訂正したものです。また HomePage.txt は ValidXhtml.plugin によって ブログの説明に含まれる &<"> を実体参照にするためのカスタマイズを施して あります。FeedPage.txt には特に機能的な変更は行っていませんが、 iblogPatcher によって処理されたものであることがわかるようにコメントを 挿入してあります。 ValidLeftNavigation, ValidRightNavigation と手順 7 で述べるカレンダー の変更を行うことによって、あなたがエントリに正しい XHTML を書いてさえ いれば Anther HTML-Lint による採点で 100 点が取れるようになっていま す。テンプレートにカスタマイズをするときはこのどちらかのテンプレート セットをベースにすることで、より多くのブラウザでの表示に問題が発生しに くいブログを作成することができます。 と入れると完璧です。これがなくても減点はされません。 6. JavaScript ファイルのコピー Javascript フォルダーにある CommonLib.js または CommonLib_en.js を iBlog の Javascript フォルダーにファイル名を CommonLib.js としてコピー してください。そのフォルダーはローカルのホームから Library > Application Support > iBlog > Javascript と辿ったところです。CommonLib_en.js はオリジナルと同じ文言でページに出 力しますが、CommonLib.js は全ての文言を日本語にしてあります。 「うにょうにょ Read More」を使用する方は BlogUnyo.js, CategoryUnyo.js もコピーしてください。使用しない方もあって邪魔にはなりません。これらの ファイルはブログやそのカテゴリフォルダーの unyo.js のテンプレートファ イルです。 非公開に設定された blog を運営し、そのログイン画面を日本語にしたい方は Login.html もコピーしてください。このファイルは文言を日本語にしてある だけでなくよりよい HTML で記述してあります。 7. カレンダーの変更 ナビゲーションエディタでカレンダーの項目の内容を次のように変更してくだ さい。
8. スタイルシートのコピー iBlog オリジナルのスタイルシートにはいくつか間違いが散見されます。これ を訂正したスタイルシートとスタイルシートテンプレートを付属させました。 Styleseets/*.css スタイルシートの訂正版 Library > Application Support > iBlog > Styleseets このフォルダの中にコピーしてください。 ApplicationData/Custom.css スタイルシートテンプレートの訂正版 Library > Application Support > iBlog > ApplicationData このフォルダの中にコピーしてください。 8. Jcode.pm のインストール 付属している幾つかのプラグインでは perl モジュール Jcode.pm が必要で す。あなたのシステムに Jcode.pm がインストールされていない場合は、CPAN からダウンロードしてインストールしてください。Jcode.pm のインストール 手順は後述します。 【プラグインの追加】 プラグインを作成/入手したら、データディレクトリの plugin の下に置いて ください。iblogPatcher が自動的にプラグインをロードするようになりま す。作成途中などで無効にしておきたいものは読み込み許可を外しておくか、 別なディレクトリに移動しておいてください。 iBlog が作成する各 blog のファイル群の不具合を補正するためのプラグイン が一式付属しています。サンプルの blog 定義ファイル sample は、これらを 全て使用するように設定されています。 また、機能拡張型のオプションのプラグインも殆どが有効になっています。こ れらのプラグインの多くはテンプレートファイルに変更を加える必要がありま す。必要がなければ行頭に # を付けてコメントにしてください。使用したい 場合は、各プラグインの説明を参照してその指示に従ってください。プラグイ ンの説明は .... 済みません私のブログ http://homepage.mac.com/yuji_okamura/iblog/DotMac/Tips/ から探してください。 【実行方法】 iBlog のために iblogPatcher を実行させるには、次のようにします。 プレビュー後に iblogPatcher --blog myblog.txt preview after 公開後に iblogPatcher --blog myblog.txt publish after --- 付属のプラグインでは使用しない起動方法 ---- プレビュー前に iblogPatcher --blog myblog.txt preview before 公開前に iblogPatcher --blog myblog.txt publish before この例では、インストールの手順 4 で作成した blog 定義ファイルを myblog.txt だとし、それはデータディレクトリに置かれているものとしま す。また、iblogPatcher 本体が PATH 通ったディレクトリに置かれている場 合です。 もし、iblogPatcher 本体を PATH が通ったディレクトリに置いていない場合 は、毎回 iblogPatcher の部分を絶対パスで指定しなければなりません。例え ばホームフォルダーに置いた場合(あなたのユーザ名が YourName だとして) /Users/YourName/iblogPatcher あるいは ~/iblogPatcher と書く必要があります。使用する局面によっては、後者の短縮された表記方法 が使用できない場合もあります。 Finder を拡張子を表示させない設定でご利用の場合、Finder で見た場合の ファイル名と実際のファイル名が異なる場合があります。myblog.txt に相当 する箇所は、Finder の設定で拡張子を表示するようにして確かめてくださ い。 もし意図した結果が得られない場合は、--blog の前に -v を追加して実行し てみたください。例えば次のようにします。 iblogPatcher -v --blog myblog.txt preview after このオプションを使用すると実行の様子が詳しくレポートされます。 iblogPatcher は -v を指定しないとエラーとは言い切れないことについては 何も報告しません。このレポートで何か設定ミスがわかるかもしれません。ま た、作者にバグレポートを下さるときも -v オプションによる出力を頂けると 状況を把握しやすくなります。 詳しくは iblogPatcher のマニュアルを参照してください。blog 定義ファイ ルについても例をあげて説明しています。iblogPatcher のマニュアルはコマ ンドとしての iblogPatcher の説明です。プラグインを作成される方向けで す。 【ワンクリックで実行するには】 Mac OS X では実行パーミッションを持ち、拡張子が .command になっている ファイル(command ファイル)をダブルクリックする(開く)と、ターミナルが自 動的に開きその中でそのファイルの内容が実行されます。毎回コマンドライン をタイプするのが面倒なときは command ファイルを作成するとよいでしょ う。 command ファイルについては Mac OS X の資料にあたってください。TIL を検 索してみたのですが見当たりませんでした。私がこの使い方をどうやって覚え たのか覚えていないので、適当な資料を示すことができません。済みません。 【削除】 iblogPatcher を削除するときは、インストールでコピーした実行ファイル iblogPatcher と、データディレクトリ ~/Library/Application Support/iblogPatcher を削除してください。 【プラグインを作成される方へ】 まず iblogPatcher のマニュアルは一通り目を通してください。 マニュアルには記載していませんが、各プラグインは他と名前空間が衝突しな いように必ず独自のパッケージを使用するようにしてください。 パッケージ名が重複すると、両方を使用するときに意図しない動作になってし まいます。ですから、プラグインを公開される方は私にパッケージ名とプラグ インファイルについて私にお知らせ下さい。他のお知らせ頂いた方と重複する ときは連絡を差し上げます。ただ、作者の仕事が忙しいときなどはすぐには連 絡できないかもしれません。予めご了承下さい。 mailto:yuji_okamura@mac.com 【Jcode.pm のインストール】 インストールにはあなたの Mac OS X の管理者権限が必要です。管理者として 登録してあるアカウントで行ってください。 1. アーカイブのダウンロードと解凍 http://www.cpan.org/modules/by-authors/id/D/DA/DANKOGAI/ の下の Jcode-N.NN.tar.gz というファイル(Nは数字)がそれです。ダウンロードして 解凍すると Jcode-N.NN というフォルダーができます。N.NN が大きいほどバージョンが上です。 2. ターミナルの起動と移動 ターミナルを起動し、 cd とタイプ(後ろにスペースあり)し、そこへ Jcode-N.NN フォルダーのアイコン をドラッグ&ドロップし、改行してください。 3. ビルドとテスト ターミナル上で perl Makefile.PL とタイプして改行してください。プロンプトが出て来たら、 make test とタイプして改行してください。ビルドが始まり、最後にセルフテストが行わ れます。 4. インストール ターミナル上で sudo make install とタイプして改行してください。パスワードが聞かれるので管理者アカウント のパスワードを入力します。このパスワード入力は表示されません。 5. 後始末 プロンプトが出て来てからターミナルを終了させて、Jcode-N.NN フォルダー を削除してください。 Jcode.pm およびそのインストールについて作者に問い合わせないでくださ い。Perl に関する質問は Perl に関するところで行ってください。 【変更履歴】 1.2 -> 1.3 (2004 05/11) iBlog-1.3.6-0426 に合わせてプラグイン構成、パッケージ構成を大幅に 変更。 1.1 -> 1.2 (2003 11/27) README.txt の誤字訂正と追加説明。 付属プラグイン説明書 Plugins.txt の追加。 Blog 定義ファイルサンプル sample に新プラグインのための記述を追加。 次のプラグインの追加。 SJIS_BNAME.plugin ENTRIES_JS.plugin ENTRIES_JS.plugin の応用例の XHTML, JavaScript ファイルを etc/ に 同梱。 1.0 -> 1.1 (2003 11/03) README.txt を大幅に加筆した。 iBlog の不具合を補う各種プラグインを付属させた。 冗長モードオプションを追加し、それに伴いマニュアルも更新した。 各プラグインを冗長モードに対応させた。 【著作権とライセンス】 iblogPatcher の著作権は私に所属しています。配布,改変,利用に関しては GPL に従います。詳しくは LICENCE.txt を御覧下さい。参考の日本語訳は http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html にあります。 【謝辞】 iblogPatcher-1.3 から付属プラグインに次を加えました。 UNYO_DISABLE.plugin - Jun さん作 RECENT_ENTRIES_JS.plugin - Pirosy さん作 有用なプラグインの提供と再配布を了承してくださったことに感謝します。 iblogPatcher の 1.0 から 1.1 へのバージョンアップに関する各種変更は iBloggers in Japan ML http://www.freeml.com/ctrl/html/MessageListForm/ibloggers_jp@freeml.com の m_wada さんの御協力に基づいて行われました。機能だけ提供して使いたけ れば使えという無愛想なツールに辛抱強くお付き合い下さって大変感謝してい ます。