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非常事態宣言4日目 2006年2月27日 | |||||||||||||||
【写真説明】反乱容疑で逮捕、送検されたサンフアン陸軍中尉(中央) 左派系団体幹部ら2人拘束 非常事態宣言4日目の27日午前11時半ごろ、ケソン市エドサ、サントラン両通りの交差点付近で、左派系団体の集会に参加しようとした同団体幹部ら少なくと2人が治安当局に身柄を拘束された。ベルトラン下院議員の不当逮捕と釈放を訴えるため、同議員拘束先の国家警察本部付近で抗議集会を開こうとしたらしい。 2人は急進左派系労組連合の「5月1日運動」(KMU)のスポークスマンとメンバー。抗議集会参加者約100人とともに警察本部前へ向かう途中、警戒中の警官隊約200人と衝突し、私服の人物に身柄を拘束された。 海兵隊本部占拠から一夜明けた27日午前、国軍内の不穏な動きは確認されていない。首都圏の学校は休校となったが、公共交通機関は普段通り運行されているもようで、主要幹線道路の封鎖などもない。 非常事態宣言発令後、集会・デモは禁止されているが、同日午前からケソン市の比大構内で非常事態宣言などに抗議する集会が開かれている。同日午後3時からは同市の下院周辺で左派系団体が集会を開くもよう。(27日午後0時45分、マニラ新聞) 反乱容疑で下院議員6人ら15人送検 27日午後0時半すぎ、国家警察犯罪捜査隊は、共産反政府勢力と連携したクーデター計画に関与したとして、左派系政党の下院議員6人と陸軍尉官4人、陸軍退役将官2人、ホナサン前上院議員ら15人を反乱容疑で書類送検した。 国会議員6人は、政党リスト制選出のベルトラン、オカンポ、カシーニョ、マリアノ、マサ、ビラドール各議員。陸軍尉官4人は、拘置施設を脱走後に再拘束されたサンフアン中尉と2003年7月の反乱事件に参加した別の中尉2人と少尉1人。 ホナサン前上院議員は陸軍中佐時代、アキノ政権下でクーデター未遂事件を再三起こし、03年7月の反乱事件でもクーデター容疑で送検された。 15人の中には、比共産党最高指導者のホセマリア・シソン氏も含まれている。 27日午後3時半現在、15人のうち逮捕・拘束されているのは、ベルトラン下院議員、サンフアン陸軍中尉の2人だけ。ビラドール下院議員も訪問先のミンダナオ島ダバオ市で拘束されたとの情報がある。 ロミバオ国家警察長官によると、今回のクーデター計画に関与した疑いで拘束中のフランコ警視正やリム准将らの送検も検討中。(27日午後3時50分) マカティ市でダイナマイト発見 27日午前11時半ごろ、マカティ市サンパギータ(フォートボニファシオ内)の公園で、起爆装置のついたダイナマイト5本が見つかり、陸軍の爆弾処理班が回収した。発見現場は占拠事件の起きた海兵隊本部に近く、国軍が関連を調べている。 国軍によると、ダイナマイトはショッピングモールのビニール袋に入っていた。起爆装置はすでに作動していたが、何らかの不具合で爆発しなかったもよう。 公園周辺に配置された民間会社の警備員が不審なビニール袋に気付き、陸軍に通報した。(27日午後4時、マニラ新聞) 海兵隊「平常に戻った」 海兵隊報道官は27日午後2時すぎ、マニラ新聞の電話取材に対し、海兵隊の現状について「平常状態に戻っている」と語った。 報道官によると、26日夜に海兵隊本部を占拠したケルビン海兵隊大佐は国軍本部内の兵舎におり、アリャガ海兵隊司令官代行の監視下に置かれている。 また、26日に解任されたミランダ前海兵隊司令官の処遇は未定という。(27日午後4時10分、マニラ新聞) 陸軍2大隊が首都圏へ移動 陸軍報道官によると、27日夜、陸軍特殊部隊2大隊が中部ルソン地域ヌエバエシハ州の陸軍基地から首都圏へ移動した。 報道官は「あくまで首都圏の警備強化のため。軍内に指揮命令系統を外れた動きはない」と説明。大隊移動が、不穏な動きに対応するための作戦行動ではないことを強調した。 2大隊は、タギッグ市フォートボニファシオの陸軍基地などに配置されるという。(27日午後9時20分、マニラ新聞) |
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