久しぶりの伊豆

今年の潜り初めは伊豆海洋公園。
伊豆に潜るのは一昨年の12月以来である。
去年は東京以南の海には潜らなかったので、暖かく、明るい海は本当に久しぶりだ。
水温は底でも16℃、羅臼の9月(一年で一番水温が高い季節)並みである。
ニシキウミウシ
…海は極彩色の世界だった。
ぼくの潜った「ブリマチの根」というポイントは
ソフトコーラルのお花畑が大変きれいなところだが、
そのなかにこれまたド派手なニシキウミウシがいたので、
なんというか…絵の具を一面にぶちまけたような世界である。
アオウミガメ
このポイントにはアオウミガメも棲みついていて、
ひと眠りしていたのだろう、
気がつくと目の前に人間たちがいるので「あれま…」という顔をしていた(笑)。

夜は伊東に泊まって、
この街に泊まるときにはいつも行く「かっぽれ」という居酒屋で一杯やる。
この店は伊豆の地魚を揃えていて何を食べてもおいしいのだが、
お目当ては最後に食べる「まご茶漬け」である。
まご茶漬け
これは伊豆の郷土料理で、
小鯵を薬味とともに叩いたものを醤油で味付けして飯のうえにのせる。
それに出し汁をかけて、(これも伊豆の名物である)本山葵と海苔を添えて食べる。
鯵の旨味に加えて、山葵と海苔の風味が利いて絶妙、何杯でも食べたくなる。
…伊豆の海を目と舌で満喫した一日だった。
明日もう一日潜って、東京に帰るつもりでいる。
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ぼちぼちと…

ぼちぼちと体を「仕事モード」に切り替えていく。

元日は、昼間から酒を飲んで仕事はしなかった。
二日は、ちょびっとだけ仕事をした。
三日は、それなりに仕事をした。
この場合、仕事とは、ネットでの情報収集とパソコン上のデータの整理である。
あとは昨年末に刊行された
伊関友伸さんの「まちの病院がなくなる!?」(時事通信社)を読むくらいのものだ。
だから、自宅にいながらにして出来る。

ぼくは取材先で聞いた話を、(原則的には)その場でMacBookにメモを取る。
そうした取材メモは、
話の順番も前後しているし、未確認のデータ(数字)が散乱している。
それを後から、資料とつきあわせながら、きちんとしたノートに整理していく。
これがけっこう手間を食って、
昨年末の忙しかったときのメモの一部がまだ未整理のまま残っているのである。

今日は午後から会社に出た。
もっとも会社に出ても仕事は捗らない。
私物のパソコンを会社のLANに接続することは原則として禁止されているし、
ぼくの場合、会社から貸与されるウィンドウズ・マシンは全く取材には使わない。
だから「会社に出ているときは仕事をしていない」という妙なことになる。
いくつかの取材先に電話を入れるつもりで出たのだが、
まだ正月休みのところが多く、仕事にならない。
結局、一時間かそこらでさっさと退散することにした。

来週の月曜日(7日)は会社に出ていくつかの仕事をこなし、
8日からはまた出張三昧の日々が始まる。
21日の週からはロケに入るつもりでいるので、
自分を一気にhighの状態に持っていかなければならない。
もっとも明日、明後日は、一年ぶりに伊豆の海に潜るつもりなので、
労働意欲が水に溶けてしまわないようにしなければ…。
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静けさ

妹と一緒に中国旅行に出かけるかみさんが、今朝早く家を発っていった。
遠足前の小学生みたいなもので、
真夜中に引き出しを開けて荷物を詰め始めたり、
彼の地での買物や食べ物についてぼくに話しかけてきたりして、
昨夜は満足に眠らせてもらえなかった(…笑)。

スーツケースが重いので、夜明けの街を最寄りの駅まで送っていった。
荻窪駅前
東京とはいえ、我が家は郊外の住宅地にあるので、正月は静かなものだ。
時間が早いためもあるのだが、道行く人の姿はほとんどない。

我が家もすっかり静かになった。
ぼくも高二の息子もどちらかと云えば内向的な(?)タイプなので、
それぞれが好きなことをして時間を過ごす。
ぼくは本(ダン・シモンズ「夜更けのエントロピー」)を読むほかは、
パソコンに向かっている時間が長い。
ネットをチェックしたり、写真のレタッチや仕事のメモを整理したり…。
息子は自分の部屋にこもって…たぶん勉強をしているのだろう。
かみさんがいないとテレビを点けるのがいない。
近所の人たちもひっそりと時間を過ごしているようで、
時おり子どものはしゃぐ声が聞こえるだけで静かなものである。

今年はよく晴れた正月で、
うららかな陽射しが南側の窓を通してリビングに射し込んでくる。
こんな静かな時間を過ごすことは、今年もう何度もないだろうな、と思ったりする。
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