27 July 2008
オンネトー
2008/07/28 Mon 格納先: Travel
きょうはオンネトーを歩く。
「オンネトー」とは、アイヌ語で「年老いた湖」くらいの意味だろうか。
阿寒山麓の原始林に包まれた、周囲2.5kmほどの小さな湖である。

火山成分(硫黄)との関係なのだろう、独特のブルーがとても美しい湖で、
光の具合から様々な色に見えることから「五色沼」とも呼ばれている。
仕事で湖畔から生中継をしたり、秋の紅葉の季節に一人でキャンプをしに来たり、大好きな湖だ。
しかし、交通の便が悪いので(夏のあいだしかバスがない)、最近はなかなかくる機会がなかった。
一昨年の秋には妻と観光バスで訪れたが、
決められた時間、ポイントからでは写真を撮ってもさして面白くはなかった。
今回はキャンプ場の木陰で本(ぼくが貸したカール・ハイアセン)を読む妻を残して、
ぼくは一人で散々歩き回っては写真を撮った(山道を展望台まで登ったので汗だくになった)。
オンネトーは一年を通して水温が低いので、湖中に倒れ込んだ木が腐らず、そのままの姿を残している。
一種の悽愴と憂愁を湛えた独特の景観である。
夜は阿寒湖畔に移動して評判のいい「鶴雅」というホテルに泊まった。
野中温泉なら何泊もできそうな宿泊費である(笑)。
眺めのいい部屋には個室露天風呂がついており、サービスはきめ細やかで、食事も旨い。
妻はすっかり気に入ったようだが、
肝心の温泉が野中温泉と比べれば“気の抜けたサイダー”みたいなもので、見劣りがする。
ぼくはやっぱり、泉質で勝負する素朴な「素肌美人」みたいな温泉の方がいい。
「オンネトー」とは、アイヌ語で「年老いた湖」くらいの意味だろうか。
阿寒山麓の原始林に包まれた、周囲2.5kmほどの小さな湖である。

火山成分(硫黄)との関係なのだろう、独特のブルーがとても美しい湖で、
光の具合から様々な色に見えることから「五色沼」とも呼ばれている。
仕事で湖畔から生中継をしたり、秋の紅葉の季節に一人でキャンプをしに来たり、大好きな湖だ。
しかし、交通の便が悪いので(夏のあいだしかバスがない)、最近はなかなかくる機会がなかった。
一昨年の秋には妻と観光バスで訪れたが、
決められた時間、ポイントからでは写真を撮ってもさして面白くはなかった。
今回はキャンプ場の木陰で本(ぼくが貸したカール・ハイアセン)を読む妻を残して、
ぼくは一人で散々歩き回っては写真を撮った(山道を展望台まで登ったので汗だくになった)。
オンネトーは一年を通して水温が低いので、湖中に倒れ込んだ木が腐らず、そのままの姿を残している。
一種の悽愴と憂愁を湛えた独特の景観である。
夜は阿寒湖畔に移動して評判のいい「鶴雅」というホテルに泊まった。
野中温泉なら何泊もできそうな宿泊費である(笑)。
眺めのいい部屋には個室露天風呂がついており、サービスはきめ細やかで、食事も旨い。
妻はすっかり気に入ったようだが、
肝心の温泉が野中温泉と比べれば“気の抜けたサイダー”みたいなもので、見劣りがする。
ぼくはやっぱり、泉質で勝負する素朴な「素肌美人」みたいな温泉の方がいい。
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ぼくの大好きな温泉
2008/07/27 Sun 格納先: Travel
昨夜、釧路で妻と合流して、きょうは一緒に阿寒に向かう。
モーターボートを借り切って阿寒湖を遊覧し、
夏のあいだだけ走っているバスに乗って雌阿寒岳の山麓に向かい、野中温泉に泊まる。
ここは「雌阿寒温泉」ともいうらしいが、なんとなく「野中温泉」と呼んだほうがピンとくる。
「野中さん」が開いたから「野中温泉」、というのが端的でいいではないか。
一泊7千円台の安い宿(国民宿舎)だが、泉質は抜群。
バスを降りたとたんに、周辺に硫黄っぽい臭いが漂っているのを感じる。
それくらい強烈なお湯である。

当然、源泉かけ流し。
上がり湯はなく、泉質の関係で石鹸は使えない。
木の雰囲気ある浴槽につかっていると、体が芯から温まり、すっと疲れが抜けていく。
泉質のいい温泉には事欠かない北海道だが、そのなかでもOne of Bestではないかと思う。
露天風呂もあり(写真の窓の外に見えているのがそうだ)、これも雰囲気抜群。
ただし、男湯と女湯のあいだが簡単な仕切りだけなので、露天風呂に向かう女性の姿がちらっと見える。
見るともなく見ていると(?)、一瞬、タオルで前を隠して歩くかみさんの姿が見えた。
女風呂が見えたからといって、それほど嬉しいとも思えなかった…。
食事は素朴なもので、大喰らいのぼくには少々物足りない気もしなくはなかったが、
きちんと作ってあって、山菜など地元の素材を活かした献立は凡百の「温泉料理」よりも遥かにいい。
美味しくいただいて、お湯の素晴らしさとあいまって、ぼくは一晩を堪能した。
コスト・パー・パフォーマンスでいえば、これほどの温泉はそうあるものではない。
北海道でも有数の美しい湖・オンネトーに近いので、紅葉の季節に訪れればさらに素晴らしいだろう。
モーターボートを借り切って阿寒湖を遊覧し、
夏のあいだだけ走っているバスに乗って雌阿寒岳の山麓に向かい、野中温泉に泊まる。
ここは「雌阿寒温泉」ともいうらしいが、なんとなく「野中温泉」と呼んだほうがピンとくる。
「野中さん」が開いたから「野中温泉」、というのが端的でいいではないか。
一泊7千円台の安い宿(国民宿舎)だが、泉質は抜群。
バスを降りたとたんに、周辺に硫黄っぽい臭いが漂っているのを感じる。
それくらい強烈なお湯である。

当然、源泉かけ流し。
上がり湯はなく、泉質の関係で石鹸は使えない。
木の雰囲気ある浴槽につかっていると、体が芯から温まり、すっと疲れが抜けていく。
泉質のいい温泉には事欠かない北海道だが、そのなかでもOne of Bestではないかと思う。
露天風呂もあり(写真の窓の外に見えているのがそうだ)、これも雰囲気抜群。
ただし、男湯と女湯のあいだが簡単な仕切りだけなので、露天風呂に向かう女性の姿がちらっと見える。
見るともなく見ていると(?)、一瞬、タオルで前を隠して歩くかみさんの姿が見えた。
女風呂が見えたからといって、それほど嬉しいとも思えなかった…。
食事は素朴なもので、大喰らいのぼくには少々物足りない気もしなくはなかったが、
きちんと作ってあって、山菜など地元の素材を活かした献立は凡百の「温泉料理」よりも遥かにいい。
美味しくいただいて、お湯の素晴らしさとあいまって、ぼくは一晩を堪能した。
コスト・パー・パフォーマンスでいえば、これほどの温泉はそうあるものではない。
北海道でも有数の美しい湖・オンネトーに近いので、紅葉の季節に訪れればさらに素晴らしいだろう。