DIVING PHOTOGRAPHYのページに…

この夏、知床半島の羅臼で潜ったときの写真をアルバムとして追加しました。
ちょっと重いかもしれませんが、よろしければ御覧ください。
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休肝月間

月曜日から酒を抜いている。
年に一度、この時期は「休肝月間」と称して酒を抜くことにしている。
昔(15年くらい前)は文字通りの「休肝月間」で
一ヶ月まるまる酒を抜いていたが、
最近では「月間」とはいっても1週間から10日くらいのものだ。

この時期に酒を抜くのには理由がある。
会社の定期健康診断が行われるのである。
日ごろ飲んだくれているぼくは、γ-GTPがコンスタントに三ケタある。
それが一週間酒を抜くと二ケタになる。
一ヶ月抜いたら、正常範囲に収まるほどに値が下がる。

同僚たちはこうしたぼくの受診の仕方を「インチキだ」と云う。
しかし、別にγ-GTPの値が高かったからといって、
サラリーマン生活になんらかの不都合があるわけではない。
逆に下げたからといって上司に褒められるわけでもない。
ただ、健康診断を機に、
内臓(肝臓)にまだ復元力があること、
そして、精神的にアルコールに依存しているわけではないことを、
自分で納得するために酒を抜くのである。
健康診断を終えると、
今年も元気でよかったネ、と自分に乾杯してまた飲み始める。
久しぶりに飲む酒は美味しくて、
だから一年後にはまた酒を抜いてみたくなるのだ…
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ラヴソング(甜蜜蜜)

メロドラマを好まないぼくがハマった「香港版・君の名は」である。
甜蜜蜜
監督は陳可辛(ピーター・チャン)、何本か観ているがこれが一番いい。
北海道にいたころ、偶然(あまり期待もせずに)名画座で観たように思うが、
とてもよかったので、すぐにもう一度観に行った記憶がある。
当時、感想を書いたメモが残っている(以下引用)。

「堂々たる風格を持ったメロドラマの傑作である。
 ストーリィの表面だけ追えば、
 まるで『君の名は』みたいなすれ違いドラマかもしれない。
 しかし、この物語の背景には
 無数の中国人たちの人生がくっきりと刻み込まれている。
 『豊かさ』を求めて故郷を棄て、世界中に散って生きる現代の中国人たち…
 この映画の主人公たちも、
 天津や広州から香港に出稼ぎにきて、さらにアメリカに流れて生きる。
 二人の出稼ぎ者の愛と別れ、再会のドラマは、
 そのまま現代中国人たちの織りなす一編の『叙事詩』といってもいいだろう。
 そして同時に、やがて異郷の土となるであろう人々と、
 彼らがこよなく愛したテレサ・テンへの鎮魂歌(レクイエム)でもある。

 随所に映像的な伏線を張り巡らしたピーター・チャンの演出は、
 とりわけ物語に寓話的な広がりを持たせるラスト・シーンにおいて、
 水際だった冴えを見せる。
 二人が初めて結ばれる大晦日のシーンなど、
 男と女の微妙な心理の揺れを描いて繊細である。
 生活力溢れるしたたかさと、
 その陰に一瞬かいま見えるか弱さ…マギー・チャンが素晴らしい。
 そして、凶暴さと優しさをあわせ持ったヤクザの親分を演じた
 エリック・ツァンも忘れられない」

…メロドラマが大好きなかみさんに見せたら喜ぶだろうと思って、
DVDを探していたのだがなかなか見つからないでいた。
それが昨日、渋谷の「HMV」でニュー・リリース版を見つけ、
さっそく買って帰って二人で観た。

ぼくはこの映画でエリック・ツァン(曾志偉)を知り、
いまでは「世界一の役者」だと信じて疑わないほどの惚れっぷりだ。
背中にミッキーマウスの刺青をしたやくざの親分なんて、泣かせるなあ…。
(「インファナル・アフェアⅡ」も最高だった。)
いま見直してみると、
念願の会社を設立したパーティの席上で
おつまみをやたらに食べながらかつての恋人と喋るシーンの
張曼玉(マギー・チャン)の巧さに舌を巻く。

また、初めて観たころと違って、
いまぼくの周囲には(かみさんを始め)中国人がたくさんいる。
中国人を見慣れた目でみると、
黎明(レオン・ライ)演じる主人公の
「大陸出身者」らしいダサさにとても説得力があって、笑えた。
服装の問題だけではなく、仕草のひとつひとつが「それらしい」のですね。

そして、この映画を観ると鄧麗君(テレサ・テン)が聴きたくて堪らなくなる。
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