「有いち」の秋刀魚のバッテラ

昨夜はすっかり酔ってしまい、宿酔い(トリ・イヨシキ)で夕張市議会を傍聴。
村上智彦医師らと今後のことを打ち合わせて、夕方のANAで東京に帰ってきた。
夕食は荻窪駅北口の小料理屋、「有いち」で。

「有いち」はオープンしたばかりの新しい店で、
三十になるやならずやの若い主と奥さんらしい女性が切り盛りしている。
主は、話を聞いたことはないが、きちんとした店で修業してきた人ではないだろうか。
魚は何を食べても旨く、素材を見る目の確かさに加えて、料理にはどこか折り目正しさがある。
きょうは鱧の落としのほか、赤貝とコウイカのぬたを食べたがともに大変美味しかった。
日本酒の揃えもよく、神亀(埼玉)、鷹勇(鳥取)、大七(福島)の純米が常備してあり、
ほかにも甘さが上品で後味のきれいな誠鏡純米(広島)があった。
まことに結構尽くしで、最近、荻窪界隈でぼくが一番気に入っている店である。

「有いち」の暖簾をくぐるのはきょうで三回目だが、実はお目当ては「秋刀魚のバッテラ」である。
サンマのバッテラ
先日食べて、とても美味しかったので、どうしてもまた食べたくなった。
寿司のうえに秋刀魚のわた(内臓)が乗せてあり、その苦味が味を引き締めている。
一工夫あって、秋刀魚好きのぼくには堪えられない。
右隣の女性客が食べていたナメロウ(鯵を味噌と薬味で叩いた千葉の郷土料理)も、
左隣の女性客が注文した鱸の刺身も共にとても美味しそうで、近日中にまた来たくなってしまった。
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ぼくが禁酒した理由(わけ)

きょう会社で秋の定期健康診断を受けた。
ぼくは、11日間、酒を抜いてこの日に備えてきた。

毎年この時期になると禁酒をすることにしている。
肝臓の数値…Γ-GTPというヤツをよくするためだ。
十日間も酒を飲まないと、数値はほぼ正常範囲に近いところまで落ちる。
こういうと必ず「そんなのはインチキだ」という人が現れるのだが、そうではない。
別に数値を落とすこと自体を目的にしているわけではないからだ。
酒を抜いてΓ-GTPが落ちるということは、肝臓がまだ充分な復元力を持っていることを意味している。
それを確かめて、また一年間、心置きなく酒を飲むのである。
また、禁酒には、自分が精神的にアルコールに依存していないことを確かめるという意味もある。


ぼくはもともと健康に対して神経質な方ではない。
むしろ無頓着なので、いつもかみさんに怒られている。
しかし、もし酒が飲めなくなったら人生の喜びが半分になってしまう。
そう思えば、十日くらいの禁酒は辛くもなんともない。


きょうは夕張への出張で、
ちょうど九州から二人の若い先生が夕張医療センターの見学にきたのと一緒になった。
夜は先生たちの歓迎会の御相伴に預かってぼくも酒を飲んだのだが、
いやあ久しぶりの酒は効きましたね。
いつもよりずっと少ない酒しか飲んでいないはずなのだが、それでも酔ってしまった。
これからは定期健康診断の前以外にも時々酒を抜くことにすれば、
少ない酒で酔えて経済的ではないか…と埒もないことを考えたような次第。
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あなた好みの男になりたい…

結婚以来、妻はぼくを“自分好み”に改造しようと陰に陽に圧力をかけてきたが、
最近、その傾向が目に見えて顕著になってきた。
既にここ数年で、ぼくは20年間蓄えてきたヒゲを剃り、白髪を染め、
服装も、本来の好みとは違うソフトな仕立てのジャケットを着たりするようになった。
ぼくの好きなツィードのジャケット(冬物)など、妻の「おやじ臭い」の一言で着る機会が減った。
もともと整髪料の類いは使わなかったのだが、最近では髪の毛を立てるようにしてジェルで固めている。
要するに、妻はぼくに若作りをさせたいのである。
妻の言葉によれば「ちょいワルおやじ風」に変身させたいらしい。
そして、その圧力は、ぼくの持ち物にも及んできた。

このブログにも書いてきたが、ぼくは鞄マニアである。
納戸には様々な用途の十を超える鞄が眠っている。
普段は、物の出し入れが容易なこともあって、ショルダーバッグ、メッセンジャーバッグ風のものを使う。
しかし、妻はそれが気に入らない。
5月30日の日記に書いた帆布のショルダーは「ださい」。
久々に引っ張り出したドクターズ・バッグ(9月1日の日記)は「超おやじ臭い」と悪評さくさくである。

最近、妻はぼくに内緒で株をやっていて、ビギナーズ・ラックでちょっとばかり儲けたらしい。
(ぼくは財テクは嫌いだが、妻が自分の稼ぎでやっているものにまで文句は云い辛い。)
そこで、儲けの一部を使って、ぼくに「自分好みの鞄」を買ってくれるという。
きょう、二人で渋谷の手作り革鞄の店、「HERZ」に出かけた。
あらかじめインターネットで調べて、
ぼくは革製のメッセンジャー・バッグを買ってもらうつもりでいたのだが、実物を見た妻は即座に却下。
妻が選んだのはトートバッグ風の鞄である。
HERZ
柔らかい丸みを帯びた作りで、けっこうカジュアルだが仕事場にも持っていけるデザイン。
把手の部分を長くして、肩にかけて歩くのがいいのだという。
スポンサーの意向には逆らえないので、ぼくは毎日この鞄を持って歩くことになった。

(入り口のジッパーは開けて持つべきだというのが妻の意見だが、それだけは断固拒否した。)
ある程度の荷物が入るので、明日からの夕張出張(一泊二日)にはこれをもっていくつもりだ。
それにしても。
だんだん自分が自分でなくなるような気がして…ちょっとコワイ。
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上海夫婦(笑)

iPhoneのソフトウェアが2.1にアップデートされた。
さっそくダウンロードしたが、このアップデートの効果はてきめんで、
アプリが途中で落ち難くなったし、
連文節変換が可能になったことで、日本語の入力スピードが見違えるほど速くなった。
Appleによれば、バッテリーの保ちも「ほとんどのユーザーにとって劇的に改善」するそうだ。
妻などは、「iPhoneを買ってよかったね!」と手放しの喜びようである。

相変わらず、連日、様々なiPhone用のアプリが発表されていて、
ぼくも使えそうないくつかをインストールしている。
元来、あまりゲームで遊んだりはしない方だが、
20年前の「ゲームボーイ」時代にハマったことがある「上海」の無料版が出たので入れてみた。
上海
やってみたらいまでも充分に愉しめるので、
上海生まれの妻に教えて、彼女も自分のiPhoneにインストール。
そして、いきなり我が家に「上海タイフーン」が吹き荒れることになった。
日曜日だというのにどこにも行かず、
夫婦二人がソファに並んでiPhoneにかじりついている図というのは、傍から見たらかなり奇妙だろう。
高校3年生の息子が呆れて、「この姿を写真に撮ったら面白い」と呟いた…。
思うに、ゲームはシンプルな方がハマるような気がする。

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