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旅の絵本 地中海町並み紀行

旅へのいざない 序にかえて

目次

町−地中海を巡るエリアという歴史的風土に散在する、珠玉にも似た町々の素顔に接する旅。

  • かつては地中海の首都だった町
  • 町に見るアジア的要素
  • 行く先が全く見えない恐るべき迷路の町
  • 植民地時代に造られた海へ構えた町
  • レジスタタンスの拠点だったカバス
  • イメージのカサブランカは、既になかった
  • 白い家は海岸のみ、砂漠には不思議な家がある
  • 白とチュニジアンブルーしか色のない町
  • 下から上へ、歴史を堆積した町
  • コルスは意外にも山国であった
  • 田舎でも都会的な町
  • アートで蘇ったコートダジュールの小さな町
  • こんなところに住んで不安はないのか
  • 南イタリアには興味ある町がたくさんある
  • この町は正真正銘の海上都市である
  • スペイン南部もアフリカ的風土の地域だった
  • ヨーロッパとアフリカの接点をなす町

城郭−城というのは、障壁に囲まれた町であった。日本の城は、世界では特殊ということになる。

  • 海峡に身構えた海賊の城
  • コートダジュールの断崖上のビークに聳える城
  • エーゲ海、ワンデイクルーズの城塞島
  • 古代エジプトの港町だったアレキサンドリア
  • 港を見下ろす台上にあるタンジェのメディナ
  • 海に対して立ち並ぶ城壁と大砲の列
  • イタリアには無数の愛すべき山上都市がある
  • 町全体が真っ白なステルニーノの町
  • シチリア島の海港城塞都市
  • シチリア島の山上都市

人と暮らし−寒いところの人間は勤勉、暑いところの人間は怠惰、どちらが良いとは、いえないのではないか。

  • 人の暮らしを知るにはまずマルシェに行くことだ
  • 日用雑貨と食料品とが渾然となったアタバ
  • ロバは意外な力持ちだった
  • イスラムの人たちのターバンとヴェール
  • 遊んでいる人ばかりなのはなぜだろう
  • 荷車を引いて走るトルコの農耕馬
  • カルメンがこんなに大勢出てくる町があったのか
  • ラクダは観光用、しかし乗りにくい乗り物だ
  • これは現代にもあるカタコンベではないか

住まい−地中海沿岸には、普通に考えられている形とは、全く違う形をした住まいがいくらもあった。

  • まず建物の構造についての常識を
  • 中庭を内包して、外観を喪失した家
  • ローマ時代からあった中庭形状の家
  • プラスとマイナスの家を連続させたグアディの家
  • 洞穴住居は他にスペインにもイタリアにもあった
  • 世にも不思議な家があるものだ
  • これは井戸の中に住む家ではないか
  • 快適だが住めない家になってしまったようだ
  • ここにもあった半洞穴の家
  • 土マンジュウと土ヨーカンの家
  • 土マンジュウは家畜小屋、土ヨーカンは人の住まい
  • 廃虚のような家に住む人がいる
  • 田舎では丸く、町では四角くなるトゥルッリ
  • 廊下というものを全くもたない家
  • スペインでも一般的な内庭形式の家

宗教建築−カソリックとギリシャ正教とイスラム教、それらが混じり合ったりするのが地中海だ。

  • 暁闇を突き破って湧きあがるコーランのどよめき
  • イスラムのドームは建築工学の基礎を築いた
  • 十字軍に打ち勝ったシタルデの栄光
  • オスマンにとってブルサは京都であろう
  • サグラダ・ファミリアは完成するのであろうか
  • モスクは建築の様式を選ばないのか
  • カソリック寺院になったコルドバの大モスク
  • ギリシャ正教会の建物はビザンチンの流れを引く

遺跡−古代に遡る文化を持つ地中海を巡る一帯ほど、遺跡に満ちた地帯は他にないであろう。

  • カルタゴはどこにあるのか、皆ローマばかり
  • イスラム宮殿の華麗なデザイン
  • イスタンブールに見るオスマントルコの遺跡
  • ギリシャは地中海各地に植民地の遺跡を残している
  • パルテノン神殿は最高の美術建築であろうか
  • 非常に音響的だった古代の円形劇場
  • エジプトの遺跡は桁外れに巨大だ
  • この巨大な神殿に人が住む部分があったのか