ロッド・スチュワートが贈る、オトナのジャズカバー「Thanks
For The Memory: The Great American Songbook Volume IV」
iPod等の携帯プレーヤーで聞くのも良いが、どちらかというと、カーステレオや自宅のB&O製ステレオで、タダ何となく、ダラダラと繰り返し聴き続ける事によって、このアルバムの味わいがリスナーにとっての深みを増して行くと思う。
ロッド・スチュワートが贈る、オトナのジャズカバーが登場。これが非常に気持良い。
「Thanks
For The Memory: The Great American Songbook Volume
IV」と題された偉大なアメリカのスタンダードナンバーを歌い上げる、規格物のアルバム。
彼が贈るオトナのためのスタンダード・カバーアルバムは実にこれが4作目で一応完結編という事になっているようだ。
季節柄クリスマスパーティー等というシチュエーションを暖かく演出し、古き良き時代のアメリカを象徴する様な選曲である。
ゲスト陣も非常に豪華であり、ゴージャスなアレンジに乗って、誰でも楽しめるようなアルバムに仕上がったようだ。
正直、”こりゃ売れるワ!...”って感じである。誰が聞いても、”つまらない”という意見はおよそ出なさそうな、万人受けはするが、クオリティーの高い内容。まるでメルセデスのスポーツカーのような手堅さもある。
ちなみにゲストはチャカ・カーン、エルトン・ジョン、ダイアナ・ロス、更にジョージベンソンまで...
70年代ロックの影響を受け、似非ロックローラーの筆者にとって、フェイセズが好きでもないし、特にロッドに思い入れがある訳でもなかったが、これは良い意味で裏切られる結果となったようである。まさしくギフト的な閃きと感謝を感じずにはいられない。
あらゆるジャンルの音楽で、良いアルバム派たくさんあるが、どこで懸けても、誰もが最大公約数的に楽しめるアルバムはそうは多くないだろう。
彼のハスキーなボイスは年輪を重ねると共に、深みとエモーショナルなシャウトを囁きかけてくる。
収録曲数は13曲だが、これがテンポ良くロッドの歌を聴かせてくれる構成になっており、掛け値無しに、アっと言う間に聴き終わってしまう。
iPod等の携帯プレーヤーで聞くのも良いが、どちらかというと、カーステレオや自宅のB&O製ステレオで、タダ何となく、ダラダラと繰り返し聴き続ける事によって、このアルバムの味わいがリスナーにとっての深みを増して行くと思う。
スタンダードナンバーという物は所詮そう言う物だ。
この時期、オススめの、判り易く、オトナのためのスタンダードカバーアルバムである。
蘊蓄や先入観は要りません!
Posted: 木 - 11 月 17, 2005 at 06:13 午後
ロッド・スチュワートが贈る、オトナのジャズカバー「Thanks
For The Memory: The Great American Songbook Volume IV」
Trackback URL for this entry : http://haloscan.com/tb/yoichirot/E20051110181324