さようならアルファ純正エンジン。147GTAの使い勝手を試す。その2
渋谷周辺 西武百貨店の駐車場西武百貨店の駐車場は都市生活者の皆様ご存知の通り、少々細めの螺旋状スロープを昇って行くタワー式駐車場なのだが、狭くて大きく曲がる箇所が多いのでこの147GTAでは結構気を使った。
...ネガな要素は有るけれど...この車、楽しいのだけど、同じく147に乗った経験上、ユニークなトランスミッションである、セレスピード(セミオートマチック)の耐久性に関する不安要素が頭をよぎるのだ。
147GTAを日常の足として使えるのかを試すこの企画、前回に続いて、より都市生活者が利用しそうな場所にこのスーパーホットハッチで赴いてみる。
凶暴な猛獣のエンジンに火を入れると低い唸りと共にエンジンが始動。この瞬間ドライバーの喜びの時間がはじまるのだ。
さあ、どこ行ってみようかなってな?感じで選んだのは以下の通り。
表参道
今が旬の表参道を流して、パーキングレーンに縦列駐車してみる事に。
都内でも名うての渋滞箇所のこの通りでは、渋滞により思わず、強烈と言って差し支えが無いくらいの燃料消費を体験。みるみるうちに瞬間燃費計が下がって行く。4キロ台まで落ちて行く。 同時に油温計が上昇して少々ビビる。
テスト当日は結果的にパーキングレーンが空いていないため止める事が出来ず。
渋谷周辺 西武百貨店の駐車場
西武百貨店の駐車場は都市生活者の皆様ご存知の通り、少々細めの螺旋状スロープを昇って行くタワー式駐車場なのだが、狭くて大きく曲がる箇所が多い。各階を繋ぐ螺旋状のスロープの壁面には無数のすり跡が残る、ある意味難所だ。他の車でも注意が必要な場所だが、この147GTAでは更に注意が必要であった。デザイン優先のために採用された視界の狭いドアミラーに映し出されるリアオーバーフェンダー部分。
狭い螺旋スロープでは、ノーマルの147に比べて幅広い17インチタイヤを履く為にオーバーフェンダー化されたボディ周りがミラー上で実際以上に張り出して見える。擦ってしまいそうな感じがスゴくした。
駐車スペースを発見してバックで車庫入れの状態になる時は、まるで運転が下手な人のように数回ハンドルの切り返しをしないとダメだった。
やはりもう少しハンドルの切れ角が欲しいと言うのが偽らざる所。幅,全長共に大きいアウディA6等よりも小回りが利かない気がする。
三浦半島 高速走行で海岸へ!
メチャクチャ楽しい加速感.海岸線の134号はワインディングと長く見通しの良いストレートの組合わさった起伏に富んだコース。こんなシチュエーションは、セレスピードと狂気のV6エンジンが奏でるブリッピングサウンドに酔いしれる絶好の機会である。
アルミ製のエンジンが持つ、各回転ごとの音色の違いも楽しむ芸術的なマシンでもある。テノールからソプラノまで全域でパワフルで張りの有るサウンド。これこそカンタービレ。イタリアンエンジン造りの一つの完成型であろう。
そんな素敵さ故、ついつい必要以上にシフトチェンジを繰り返させる所がこのエンジンの魅力である。(当然燃費は悪くなるが)
魅惑のセクシー女優並みにドライバーを引き込んで行く車。
この147GTAのテスト期間中
トータル燃費 300キロ走行で 燃費は 平均5.4キロ 最高は高速走行時の9キロ。
ネガな要素は有るけれど...
この車、楽しいのだけど、同じく147に乗った経験上、ユニークなトランスミッションである、セレスピード(セミオートマチック)の耐久性に関する不安要素が頭をよぎるのだ。
渋滞での摩耗は大きい筈だし調整が必要になる機種だと言う事はノーマルの147セレスピードでも体験した事である。
それと,渋滞中に静止する時間が長い場合等の膨大な燃料消費。エコなんてどこ吹く風って感じである。
そんなネガがあってもこの車は傑作の中の大傑作だ。今はアウディへと移籍したワルター・デ・シルバの流麗且つクラシカルなデザインは、オトコのアソビ心やヤンチャ心を多いに刺激してくれる趣味製の高い一台だと思う。
近年、都内ではアルファロメオを見る機会が増えて、もはや珍しくも何ともなくなったが、このGTAは別格。価格という視点を抜きにしても別格だ。
ノロノロ走っても楽しめる。
最後にこの車のいい点は他にも有る事に気がついた。それは別に高速走行でなく、街乗りであったとしても、”ゴーゴー”と音を立てるエンジンの持つ雰囲気がビシビバシ伝わって来てその気にさせてくれるという事。
締め上げた足回りの割には、乗り心地に関しては快適と言ってい程の出来である。
定期メンテナンスさえすれば毎日の足にも使える。メンテさえ怠らなければセレスピードの不安もぬぐい去れる可能性が高い。
イグニションを捻れば、心地良い振動とともに、遠くイタリアで生まれたエンジンという名器の奏でるサウンドに包まれつつ、アっという間にぶっ飛べる事間違い無しである。
2005年を持って生産を中止したアルファロメオの最後の純正V6は名器だった。誰が何と言おうとも。
車庫が2台あったら 是非とも手元に置きたい一台だ。将来、中古で状態のいい物を探します!
今ならギリギリ新車が手に入るかって感じかな?
Posted: 金 - 4 月 21, 2006 at 08:56 午前
さようならアルファ純正エンジン。147GTAの使い勝手を試す。その2
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