LaPavoni 美しきエスプレッソマシンの魅力とは?
レバー式故に、パワーはそこそこだが、本体が厚くなり過ぎて抽出音が安定しない事が多く、ベストなショットを出すには相当な豆を消費する事は間違いないだろう。
このコーナーは書いている編集部のスタッフが客観的に見ても、やはり偏見と独断に満ちている瞬間が多々見られる。そんな偏見が偏愛させてしまう、美しいレバー式のエスプレッソマシンである、ラ・パヴォーニ。今回はこのエスプレッソマシンの魅力を再発見した。。美しさでは世界トップクラスこのマシン一見すると、とても機能的でありながら工芸品的な美しさをもっている。妖しさと同時に一目見るだけで、手に入れる前から、自分がレバー操作をしている姿を想像させてしまうような引力がある。これなら美術館のパーマネントコレクションになったり、映画のシーンに時たま登場するのもうなづける。イタリアのカロッツェリアがデザインした過去のアルファロメオの様な普遍的且つダイナミックな語り口である。エスプレッソマシン本来の、機能としてみた場合、そのあまりにも美しい外見とは裏腹に、とても使いにくいマシンである。レバー式故に、パワーはそこそこだが、湯温が厚くなり過ぎて抽出が安定しない事が多く、ベストなショットを出すには相当な豆を消費して練習必要があろう事は、筆者の経験上間違いないだろう。
数十年間の間基本的に同一設計のまま販売され続けているこのマシンは、どこかポルシェとの共通項を感じる。基本的にその外観が、発売当初の原形を色濃く残している所だ。それくらい完成された機能美なのだろう。但し中身を見てみると、ポルシェ911は少しヅツ確実に進化しているが、このパヴォーニに構造的進化は殆どない。家庭用のエスプレッソマシンというのは当時は画期的な物だったが、構造がシンプルな故に進化の余地が少なかった事は想像に難しくはない事である。従って、環境の影響(温度、豆の状態など)によってはかなりマシンが暴れる。お湯の温度が上がり過ぎたりする事が多々あるので、湯温を見ながら、経験値で抽出するタイミングを計りながら、レバー操作が必要なのだ。逆に言って、このLaPavoniのレバーマシンが使いこなせるという事は、マニュアルの古き良きスポーツカーをスムーズ且つかっ飛ばしてコントロール出来る様な物である。美しいクレマを伴った琥珀色の液体がデミタスカップに注がれた瞬間は快感なのだ。
ベストショットへの道は険しい。とはいうもの、入手後4年近くが経過したが、未だかつて95点以上のポイントをつけられる、ショットには今だお目にかかれていない。長くつき合って行くうちに少しヅツ理解できる製品なのだ。同時に所有している喜びも少なくない逸品だ。使わなくても飾っておくだけで心地良いデザインでもある。難しいが持っているだけで、あなたのコーヒーライフがとても豊かになる逸品だ。■関連リンク:→楽天市場 LaPavoniのエスプレッソマシン
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ラ・パヴォーニエスプレッソマシン「EUROPICCOLA
TYPE EL」)
Posted: 土 - 11 月 19, 2005 at 08:08 午前
LaPavoni 美しきエスプレッソマシンの魅力とは?
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