アーカンジェル代官山の再塗装が完了。


特に地方出身者にとって、結婚は、一般的には”一生に一度の大舞台”であり、その一大イベントをオシャレでハイソな代官山の”教会”で式を挙げる夢をユーザーに創造させるための企業努力の一貫である。

21世紀に出現した、代官山で最も新しい教会と思ってる人もいるという、結婚ビジネス用施設、アーカンジェル代官山。
オープンしてから5年を経た同施設がこの度再塗装を完了させた。(この場所との付き合いは長いつもりだが、つい最近この建物の正式名称を知りました。)
そんな同施設の隠されたマーケティング戦略を考察して見たい。

まあ写真を見ればなんて事無く、直近よりもただ少し白いだけ。ただ、この白さこそが重要なのだ。
数年前の歯磨き粉のCM中のキャッチコピーに「芸能人は歯が命」云々というものがあった。
見た目を最も重視する傾向にある芸能人にとって光り輝く白い健康的な歯が最も重要で素敵なものですよという趣向だったように記憶しているが、
この建物も正にそれと同じ方向性である。


特に地方出身者にとって、結婚は、一般的には”一生に一度の大舞台”であり、その一大イベントをオシャレでハイソな代官山の”教会”で式を挙げるという夢をユーザーに創造させるための企業努力の一貫としての再塗装だ。
この施設を利用した挙式は、かなり高価な費用がかかるのにも関わらず好評だと言う。
福島県等からバスで団体でこの施設に乗り付けて挙式を楽しむユーザーの姿も度々目にした記憶がある。

このビジネス、マーケティング的には中々良い所を狙ったと思う。
地方の結婚費用は東京に比べて予算が大きい。その予算を狙ったビジネスである。ただし、それだけでは同業他社が多すぎる。
そこで、この風光明媚な代官山というロケーション。そして突如出現させたド派手な白い教会風の外観が必要だったのであろう。

当編集部の調査によると、夕闇が旧山手通りを支配し、この建物のイルミネーションに包まれた姿を見ると、取り敢えず”奇麗””素敵”等という言葉を発してしまう美人は多いという。
まだ見ぬ自分の将来の晴れ舞台を想像してしまうのかもしれない。

そのあたり、やはり見た目のインパクトが与える効果の重要性を理解している経営者である事は間違いないだろう。相当なマーケティングの達人かもしれない。

代官山は斜陽気味とはいえ、ブランド地名の一つである。
偶像的オシャレ風景をプロデュースし、ますます東京代官山に対する憧れを倍増させ、純白感の演出のためにも、白亜の外見は最も重視すべきポイントであり、生命線とも言える重要項目だ。

この建物、地元民はまるでそっぽを向いているが、そんな事どこ吹く風。あくまでも経った一日のためのスペースなのだから。
やはりここは、”ぱっと見”が重要なアミューズメント系スペース。これは悪い事ではない。だってディズニーランドやユニバーサルスタジオってみんな遊び行くでしょ?
結婚エンターテーメントビジネスという所だろうか?映画で言えばやはり大仰なハリウッド映画的。

取り敢えず奇麗になりました。憧れの地代官山で挙式を揚げたい方は同社までご連絡を。
きっと写真写りは良いですよ。


Posted: 火 - 6 月 6, 2006 at 06:51 午後          

アーカンジェル代官山の再塗装が完了。
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