EMIのDRMフリー宣言はB&Oのコーデックポリシーを変えることができるか?


先日、英国の大手レコード会社、EMIが,世界中を席巻した、今をときめく携帯音楽デバイス、iPodを擁する、No1音楽j配信ストアiTtunesMusicStore(以下iTMS)にて、なんとDRMフリーの楽曲を提供するというニュースが伝わってきた。

EMIのDRMフリー宣言はB&Oのコーデックポリシーを変えることができるか?

EMIのDRMフリー化、B&Oユーザーにメリットは?
先日、英国の大手レコード会社、EMIが,世界中を席巻した、今をときめく携帯音楽デバイス、iPodを擁する、No1音楽j配信ストアiTtunesMusicStore(以下iTMS)にて、なんとDRMフリーの楽曲を提供するというニュースが伝わってきた。

256KのAACフォーマットで高音質、お値段は3割ほどアップだとのこと。

かねてより、DRMには批判的な発言をしていた、Apple社の伝説の創業者であり、会長のSteveJobs氏も発表イベントには登場した模様。

DRMフリーは基本的に好いことだと思うが、当サイトは、カルトなB&Oユーザーのサイトでもあるので、このDRMフリー化の恩恵をBeoSoundシリーズが受けることができるのか,考えてみたい。

DRMが無いとは?
いままで、iTMSで購入した楽曲は基本的にはPC/MAC,若しくはiPODでのみ再生が可能だった。
これはAPPLEの著作権保護システム、FairPlayという技術によるもの。
いままで、Appleはこの技術を例外を除いて他社にライセンスすることはなかった。
それがEMIの指定する楽曲は、iPOD専用という縛りから、解放されることになる。

非圧縮という意味ではない。
今回のDRMフリーとは、コピープロテクトが掛けられていないデータという意味であり、元のデータそのままの非圧縮という意味ではない。
コピープロテクトの無い256Kのビットレートで配信される、AACフォーマットの楽曲なのだ。

だから、現状のB&O製品ではそのまま聴くことができない。

そもそも、BeoSOund2の初期のカタログには記載されていた、AACサポート。それがいつからか表記が消え失せてしまった。
それは何故だろう?

MpegLAとの問題
一説によれば、AACのライセンスを管理するMPEGLAとの折り合いがつかなかったのではないかという情報も伝わってくるが真偽のほどは不明。
やはりライセンス料が高いのだろうか?

AAC対応はできないのか?
以前、B&Oの技術者の説明によると、BeoSOund2のチップはAACのデコードをこなせる余裕があるという話は耳にした事がある。
増してや、256Kという比較的低圧縮なデータレートなら、おそらくファームウェアが更新されれば可能な気がする。
同じようにデジタル音楽を再生できる、BeoSOund3200,BeoSOund4、BeoSOund3も、おそらく、対応可能なキャパシティーが潜在的にあると推測できる。
ただし、もともと、ネットからの”ソフトウェアダウンロードによる更新でバージョンアップする”というコンセプトを持って生まれたBeoSOund2以外の製品は、技術者がユーザー宅まで赴いて修正作業を行う必要があるだろうから、販売店等の負荷が高く、あまり現実的ではないだろう。


それ以外の選択肢もあり?に見えるが、、、
EMIはDRMフリーの楽曲をiTMSだけでなく、他社にも提供するとしている。
あくまでもAppleがAACにこだわり、B&O側もAACに対応しないとすれば、、iTMS以外の販売業者が提供するであろう、”MP3や、WMAなどを購入して聞く”という選択肢も視野に入ってくるかもしれない。 
ただし、これはあくまでも、可能性の話に過ぎないし、そこで楽曲を安心して楽しみながら買うことができるかという話になると別だろう。


iTMSの使い勝手の良さはとても魅力的。
技術的な可能性はあっても、iTMSと、ほかの音楽配信ストアには 使い勝手という面で明らかに大きな隔たりがあると思う。
世界で最も普及しているであろう、iTunes
をいしづえにしたiTMS,正直かなり使いやすい。
(ただしもっと専門性も期待したい。もっと楽曲数も必要だろう。)


やはり対応を期待したい
少数派を気取る事が出来る、孤高の音楽プレーヤーだが、
ネットのグローバルスタンダードで品揃えが良いストアで、しかも簡単に好みの楽曲を買うことができるという事はユーザーにとって悪い事ではない。

今後、このDRMフリーが世界の潮流になって、その中でも、iTMS/AACフォーマットが引き続き、イニシアチブを握るのだとしたら、その流れを見過ごすのは、ユーザーに不便しか与えないと思う。

まあ、ここまで書いて、なんなのだが、DRMの無いAACで販売されたものをMP3なりWMAなりに変換すれば少し音質は変化してしまうが、BeoSOund2で聴けるのも事実だ。

でも、ちょっとした手間に思えても、意外と面倒だと思いませんか?

B&Oはその製品群が持つ、流麗かつ、時として衝撃的デザインとは裏腹に、メディアフォーマットに対しては、意外と慎重で保守的とすら思える節がある。
もちろん北欧の小さいメーカーなら安全パイを狙うのもうなづけるが、ユーザーが求めている声があれば対応してくれると信じたいものだ。

いくら少数派、BeoSOund2のユーザーだからと言って、
みんなが聞いているものがそのままでは聞けない、なんてちょっと不便ではありませぬか???
せっかくのDRMフリー宣言を機に、コーデックのサポートポリシーの変更という、(B&Oとしての)大英断を期待いたします。


それまでの間は、筆者はHMVでCDを買って、地道にリッピングします。

Posted: 金 - 4 月 13, 2007 at 12:40 午前          

EMIのDRMフリー宣言はB&Oのコーデックポリシーを変えることができるか?
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