ヒットの予感...BeoSound3がやって来た。


BeoSound3はリスニング環境のターミネーターである。その理由は簡単。手軽に高音質な再生装置が有れば、あらゆる場所を楽しいリスニングルームに変えてしまう可能性を秘めているからだ。
先入観と倦怠感に満ちたリスニングスタイルを打破出来る稀な存在であろう。

新しい製品である、電池駆動が可能なポータブルSDプレーヤーが当編集部の手元にようやく到着。
それにより、ここ数日というもの、筆者のB&Oライフの中でも1,2を争う様なビビッドな音楽体験を体験している。
手元に置いて、使い勝手を細かく見てみる事にした。


無色のアルミはアルマイト仕上げによりクールな質感。適度に抵抗のある肌触りである。
FMを聞く際には自動的にアンテナがせせり出る仕組み。これはBeoSound1と同じ仕組みである。
タッチセンサー式ホイルの反応は正確。iPodのクリックホイルのようにカチカチと音がしながら音量が変わる。


大音量でも破綻しない再生特性。
タッチセンサー式のホイルを指でナゾッて一回転させる様な動作をすると、デジタル表記の数字が変わりながら音量が上がって行く。
感心すべきはこうして音量を上げて行ってもオーディオとしての破綻が無い。これは特筆すべき事項の一つである。

音のキャラクターの方向性としては、BeoSound 2やBeoSound 3200から始まった、MP3等のデジタル音楽再生ノウハウを、ここに来て完全に手の内に納めた感のあるB&Oだが、今回も上手くまとめて、B&Oの味も出している。

この製品に採用されている同社の特許技術である、「IcePower」とは圧倒的な低消費電力と爆発的なパワーを叩きだす魔法のユニットである。
それと組み合わされる密閉型キャビネットは繊細でありながら、時として独特のメリハリや、モノラルなのに立体感すらも感じさせてくれる。

これくらいの音量を通常の小型ラジカセ系製品において再生したとき、よくありがちなのがボディそのもののビビリ、歪みや、割れが発生する事が多々有るが、このベオサウンド3ではその様な破綻はきたさない。
かなり音量を上げて行っても音源との距離がある程度あったり、部屋の容量が大きければ十分に使える音として鳴らす事が出来るだろう。ヨーロッパの車のようにカタログスペックはきっちり出し切れる様な性能は持っているのだ。
それと同時に小さい音量での再生でもバランスがおかしくなる事も無い。要するにどんな音量でもBeoSOund3の繊細な音が楽しめるのだ。

写真でも解るように、スタイリシュなデザインの製品という事で、”見てくれ”だけにプライオリティを置いた製品だと思って接すると、触ってみて軽いショックを受けるであろう事を記しておく。

ここまでは音質に関する話だが、実はこの製品の肝は、そんな事ではないと私は思うのだ...。



リスニング環境をシガラミから解放
今までステレオという物を、特定の場所で聞くという行為が全てであったし,たいていの場合はそうだと思うが、
この手軽に上質な音楽をスピーカーから再製出来る製品である、BeoSound 3の登場は、音楽と空間とのしがらみをある程度解体させ、先入観と倦怠感に満ちたリスニングスタイルを打破出来る稀な存在であろう。

。とにかく、ありとあらゆる所で様々な音量で鳴らしてみたが、例えば洗顔中や髭剃り中、歯磨き中でも好きな音楽と共にいられる喜びは大きい。
退屈さを伴う家事に音楽という伴侶が伴えば気分は前向きになる事間違い無しである。
しかもこの設置面積の小ささは、ありとあらゆる場所をリスニング環境に変えるポテンシャルを秘めている。キッチン、テラス、洗面所、トイレ、地下鉄構内、推奨事項ではないが屋外への持ち出し等。
どこでも上質でありながら気軽に楽しめる点は諸手を上げて拍手喝采である。
これはリスニング環境のターミネーターとは言えまいか?

外で音楽鑑賞中!コードレスは便利。

音楽の価値を再認識させてくれる製品。
音楽を聞くという事の楽しさを思い出させてくれ、雨や湿気などの影響が及ばない範囲で、あらゆる場所をリスニング環境へと変貌させてくれるのがBeoSound3の本質であろう。最高に気に入りました。

BS3が来てからというもの、あまりの楽しさや心地良さに筆者の愛する、”スコットランドの至宝”と呼ばれるグループ、The Blue Nile(ブルーナイル)のセカンドアルバム、「Hats」をSDカードに入れ何回も繰り替えし聞いてしまった。
この機種に限っては、筆者が抱いていたネガティブな先入観である、「モノラルかステレオか」などは音楽鑑賞の本質ではないと確信した次第である.

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■用語解説 IcePower


Posted: 火 - 4 月 18, 2006 at 03:21 午後          

ヒットの予感...BeoSound3がやって来た。
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