円熟期に入ったオーディオシステムBeoSound 1の魅力を考える


発売から数年をへてますます人気が高まるバング&オルフセンのコンパクトオーディオシステムの魅力を再確認してみる。

バング&オルフセンのカラフルでコンパクトなエントリーモデルであるベオサウンド1。
SDカードを使用する新製品の情報が出回ってはいるが、まだまだCDプレーヤーの需要は多い。登場から約4年を経過して円熟期にに入りつつあるが、ますます魅力を放ち続ける同製品の良い所を紹介する。

外見的には美しいアルミアルマイト処理と、弧と呼ぶのにふさわしいカーブ!

絶妙のカーブを描いたデザインはバング&オルフセンのチーフデザイナー デヴィッド・ルイスによるもの。
全面のパネルはカラーのアルミアルマイト処理がされているが何しろ仕上げが美しい。
バング&オルフセンのアルミ処理技術は業界でもトップクラスなのだ。
触ってみるべきだ。
ちなみにB&Oは某ドイツ製プレミアムカーのインパネの塗装も担当していたりするらしい。



全面だけでなく背面デザインも秀逸。
他のB&O製品同様に製品の背面デザインにもこだわりを見せている。
スリットが入るあたりはかつてフロッグデザインのデザインしていたMacのようでもある。

曲送り、音量調整は背面のスイッチで行う。

ギミック的には?
バングアンドオルフセン製品には小粋なギミックが特徴だ。BeoSound9000は6枚のCDを
クランパーが超高速で移動する様子がガラス越しに見えるギミック、BeoSOund3200は手をかざすと、音も無くガラスの扉がスライドするギミック。どちらもとても楽しいものだ。

対して、このBS1にもシンプルではあるがギミックがある。アンテナが上下に伸縮する。
このアンテナ、アンテナとしての機能もあるのだろうがどちらかというと見せるための物だと思う。

パネルは交換可能で色を変える事も出来るが少々高い。

というのも、実はBeoSound 1の全面パネル部分にアンテナの機能をする様な仕組みが組み込まれている。細いアンテナよりもパネル全体で受信出来るので感度も高い。
電波状況にもよるが、同じ部屋でセパレート型と比較してラジオの感度が高い場合がある。
移動を前提とする一体型システムなので、アンテナジャックが無くても受信性能を高めてあるのだろう。

肝心のサウンドは?
いくらデザイン画良くても音が今一では困る。
そこは音の魔術師、バング&オルフセン。エントリーモデルと言えども、音的にはB&Oのテイスト。
密閉型スピーカーを内蔵し、ウーハーも含んだマルチアンプ駆動の本格派だ。
従って音の切れは非常に良い。聴く音楽にもよるが、特に低域の締まりに関してはBeoLab8000と比較してもその質感において遜色は無いと思う。

設計年次が新しいためか、現代的サウンドになっている可能性もある。明らかに違う傾向ではある。

パワフル!
10畳以上のスペースに置いても十分なパワーを持ち、どこかデザイン指向のコンポの様な音割れは発生しない。音量を上げて行けば上げるほど締まってくる。この辺りは絶妙のチューニングだ。
スペックは公開されていないがかなりの音量をきちんとカバー出来る。
ヨーロッパの車の様なテイストとでも言えようか。カタログスペックは当てにならない事も多いのだ。

BeoLab8000等と比較すると、ウーハーの効果か、ヒップホップ等の低域のつまったソースの再生能力は上手い気がする。但しBOSEのような過剰な低域演出ではないので聞き疲れも無い。

外部入力も装備
本気は外部入力も備えているので、iPod等からの音源も高品位にならす事が出来るが、ピンジャックの形状がヨーロッパ製品故に特殊だ。専用の変換アダプターが必要だ。

レイアウトが自由自在。
この製品の良い所はやはりポータビリティとフリーなレイアウトが出来るというのも重要な要素だ。

配線が電源以外に必要ないので、引っ越しや模様替え、さらにはちょっとしたバカンス等にも連れて行ける。

個人的に気に入った置き方は床置きだ。
コンクリ壁やフローリング等がある部屋等では床置きにするとその反響が非常に心地良い。低域もより締まる気がする。

但し床が塩ビ等だと正直イマイチ。パンチと言うか締まりがない。この様な場合はスタンド等を用意して耳に直接届く様な音量を増やすと良いと思う。

このスタンドはスタンドのパイプの中に配線出来る仕組みを持っているので、見た目が非常にスッキリして美しい。このスタンドにも同社のアルミ技術が盛り込まれている。工業製品として一流なのだ。

BeoSound1はマライア・キャリーからクラシックまで音楽の持つパワフルさや繊細さを余す事無く鳴らしきる事の出来る、美しいシステムである。最初の一台としても最適だし、新たにメインマシンとしても十分な実力があるように思えるのだ。コンパクトなプレミアムオーディオであると断言出来る。
春の引っ越しシーズンに新しい生活に彩りを与える事が出来るこのシステム、一度聞いてみる事をお薦めする。

Posted: 金 - 2 月 24, 2006 at 10:55 午前          

円熟期に入ったオーディオシステムBeoSound 1の魅力を考える
 Trackback URL for this entry : http://haloscan.com/tb/yoichirot/E20060222135525



©