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第80回余白句会記録
日時
2008・12・20(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井肖子(肖子) 今井 聖(沖仲仕) 国井克彦(裏通) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水哲男(赤帆) 辻 絢(銅羅) 土肥あき子(あき子) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
欠席者
【投句あり】清水 昶(昶)【投句なし】 有働 薫(かおる)
ゲスト
池田澄子(箸つ子)、亀岡大助(太郎)
兼題(出題:箸つ子)
十二月(師走、極月どれでも)、咳、光
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

冬麗の制服百の肘光る 沖仲仕 肖子◎ 千晶○ 銅羅○ 蝉息○ 太郎○ 11点
月光に置く雪滲みの皮鞄 沖仲仕 やよい◎ 箸つ子◎ 騒々子△ 千晶△ あき子△ 太郎△ 10点
十二月八日手に指ゆびに爪 箸つ子 山羊◎ 裏通○ やよい○ 蝉息○ 9点
マスクして右目左目よく光る やよい 蝉息◎ 肖子○ 騒々子△ 赤帆△ ズボン堂△ 太郎△ 9点
極月のおほきな鳥を見てをりぬ あき子 ズボン堂◎ 銅羅○ 太郎○ 沖仲仕△ 8点
空咳の男結婚相談所 赤帆 沖仲仕◎ 山羊○ 裏長屋△ あき子△ 箸つ子△ 8点
十二月畳起こせば富士の風 赤帆 騒々子○ 沖仲仕○ 箸つ子○ 肖子△ やよい△ 8点
佳句A 抜きたての光つめたき冬大根 銅羅 太郎◎ 千晶○ あき子○ 7点
極月の町に逃れて観覧車 ズボン堂 あき子◎ 裏長屋○ 沖仲仕△ 6点
廃バスの屋根光をり枯野原 千晶 沖仲仕○ 裏長屋○ 銅羅△ 蝉息△ 6点
あをぞらになんにもなくて十二月 肖子 裏通◎ ズボン堂○ 5点
雪であった氷が水になる光る 箸つ子 赤帆◎ 騒々子△ 肖子△ 5点
咳きこんでターバンの人消える やよい 騒々子◎ 銅羅△ 4点
つまづいて冬の光りまみれとなる あき子 銅羅◎ 蝉息△ 4点
もののけの銀行かこむ師走かな 騒々子 赤帆○ 沖仲仕△ 裏長屋△ 4点
かくれ入る炬燵のにぶき光かな 太郎 やよい○ 山羊△ 箸つ子△ 4点
武蔵野や咳しても空澄み渡り 裏通 裏長屋◎ 3点
コンコース枯野と光る夜の駅 やよい 千晶◎ 3点
夢で髪切り落としたる十二月 裏通 赤帆○ 千晶△ 3点
佳句B 芸人の素顔に隣る師走かな 銅羅 肖子○ 2点
極月が寝返りを打つ雲のベンチ 蝉息 箸つ子○ 2点
冬薔薇父の空咳部屋に満つ 千晶 あき子○ 2点
月光や包丁が飛ぶ指が笑ふ 蝉息 ズボン堂○ 2点
止まり木の孤客咳する世は移る 裏長屋 山羊○ 2点
光ごと雲の凍つてゐる夕べ 肖子 裏通○ 2点
咳ひとつこぼしゆく交番の前 あき子 肖子△ やよい△ 2点
それぞれの窓辺の緑十二月 太郎 裏通△ 赤帆△ 2点
咳コホコホこぼしつつ来るお澄さん 蝉息 ズボン堂△ 箸つ子△ 2点
寂光のごと大篭の屑蜜柑 沖仲仕 銅羅△ 太郎△ 2点
極月や傘・靴失くし金とられ 騒々子 ズボン堂△ やよい△ 2点
極月の詩書の埃や死後の部屋 ズボン堂 裏長屋△ 山羊△ 2点
極月に『奇妙な果実』の喫茶店 蝉息△ 1点
小春日の朝天空に光るもの 太郎 裏通△ 1点
携帯の光漂うイヴの夜 銅羅 千晶△ 1点
咳と咳しばし他人の耳ならぶ 山羊 あき子△ 1点
僕ァもう帰るぞッらしや咳ふたつ 箸つ子 赤帆△ 1点
厨より妻の遠慮の咳聞こゆ 騒々子 山羊△ 1点
花八手光る気配の午前二時 肖子 裏通△ 1点
選外 シャッターに師走の蝿の日向ぼこ 裏長屋    
縛られてみたき十字架寒月光 千晶    
木洩れ日の冬の光や藪柑子 裏長屋    
恐慌の師走の町に月渡り    
極月の梵鐘鳴らさず忌の墓参 山羊    
またここに光蟷螂の来ていたり 山羊    
銀紙の光ぬめりて雨の聖夜 赤帆    
薫る如き光るが如き冬の蝶 裏通    
十二月姨捨山に骨の月    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 今井 聖 沖仲仕 23点 冬麗の制服百の肘光る         11 点
月光に置く雪滲みの皮鞄        10 点
寂光のごと大篭の屑蜜柑        2 点
2 清水哲男 赤帆 16点 空咳の男結婚相談所          8 点
十二月畳起こせば富士の風       8 点
銀紙の光ぬめりて雨の聖夜
2 三宅やよい やよい 16点 マスクして右目左目よく光る      9 点
咳きこんでターバンの人消える     4 点
コンコース枯野と光る夜の駅      3 点
4 池田澄子 箸つ子 15点 十二月八日手に指ゆびに爪       9 点
雪であった氷が水になる光る      5 点
僕ァもう帰るぞッらしや咳ふたつ    1 点
5 土肥あき子 あき子 14点 極月のおほきな鳥を見てをりぬ     8 点
つまづいて冬の光りまみれとなる    4 点
咳ひとつこぼしゆく交番の前      2 点
6 中上哲夫 ズボン堂 10点 極月の町に逃れて観覧車        6 点
極月の光のかけら父危篤        2 点
極月の詩書の埃や死後の部屋      2 点
6 辻 絢 銅羅 10点 抜きたての光つめたき冬大根      7 点
芸人の素顔に隣る師走かな       2 点
携帯の光漂うイヴの夜         1 点
8 柴田千晶 千晶 8点 廃バスの屋根光をり枯野原       6 点
冬薔薇父の空咳部屋に満つ       2 点
縛られてみたき十字架寒月光
8 今井肖子 肖子 8点 あをぞらになんにもなくて十二月    5 点
光ごと雲の凍つてゐる夕べ       2 点
花八手光る気配の午前二時       1 点
10 亀岡大助 太郎 7点 かくれ入る炬燵のにぶき光かな     4 点
それぞれの窓辺の緑十二月       2 点
小春日の朝天空に光るもの       1 点
10 井川博年 騒々子 7点 もののけの銀行かこむ師走かな     4 点
極月や傘・靴失くし金とられ      2 点
厨より妻の遠慮の咳聞こゆ       1 点
12 八木忠栄 蝉息 6点 極月が寝返りを打つ雲のベンチ     2 点
月光や包丁が飛ぶ指が笑ふ       2 点
咳コホコホこぼしつつ来るお澄さん   2 点
12 国井克彦 裏通 3点 夢で髪切り落としたる十二月      3 点
武蔵野や咳しても空澄み渡り      3 点
薫る如き光るが如き冬の蝶
14 小長谷清実 裏長屋 2点 止まり木の孤客咳する世は移る     2 点
シャッターに師走の蝿の日向ぼこ
木洩れ日の冬の光や藪柑子
15 八木幹夫 山羊 1点 咳と咳しばし他人の耳ならぶ      1 点
極月の梵鐘鳴らさず忌の墓参
またここに光蟷螂の来ていたり
15 清水 昶 1点 極月に『奇妙な果実』の喫茶店     1 点
恐慌の師走の町に月渡り
十二月姨捨山に骨の月

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