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第79回余白句会記録
日時
2008・10・18(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井肖子(肖子) 今井 聖(沖仲仕) 小長谷清実(裏長屋)  清水 昶(昶) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 八木幹夫(山羊)
欠席者
【投句あり】国井克彦(裏通) 柴田千晶(千晶) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息)【投句なし】有働 薫(かおる)
兼題(出題:千晶)
月、鳥兜、包丁
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

月白し乳房に柘榴のやうな痣 千晶 昶◎ 騒々子○ あき子○ 肖子△ 8点
月光に射られし眼もて眠る 肖子 山羊◎ 銅羅○ 5点
包丁を買って鞄に秋日濃し 赤帆 沖仲仕◎ 肖子○ 5点
桔梗や包丁研ぎのうまい父 やよい 肖子◎ 沖仲仕△ 裏長屋△ 5点
どんよりと午后のわたしは鳥兜 やよい 赤帆◎ 肖子△ 銅羅△ 5点
包丁を売る旅つづく虫時雨 千晶 沖仲仕○ あき子○ 騒々子△ 5点
佳句A 包丁をさっとすすいで梨をむく 肖子 騒々子◎ 赤帆△ 4点
包丁研ぎ□と手書きやそぞろ寒 あき子 裏長屋◎ 山羊△ 4点
電灯を消せば月光下の机 銅羅 あき子◎ 騒々子△ 4点
かりがねや地に三日月の紋所 赤帆 沖仲仕○ 銅羅○ 4点
鎌倉の月鎌倉時代の月 裏通 裏長屋○ 山羊○ 4点
栗を剥く包丁手品見るごとく 騒々子 肖子○ 沖仲仕△ 赤帆△ 4点
捨てられて丸めて薄き昼の月 山羊 赤帆○ 裏長屋△ 銅羅△ 4点
月と犬いつも笑つてゐるやうな 沖仲仕 騒々子△ 赤帆△ あき子△ 山羊△ 4点
包丁の光横たふ月の道 ズボン堂 銅羅◎ 3点
秋麗の菜切り包丁音発す 沖仲仕 裏長屋○ 昶△ 3点
佳句B そぞろ寒出刃包丁を研ぎませう 蝉息 騒々子○ 2点
包丁を突き付けられて秋暮れる ズボン堂 山羊○ 2点
セザンヌの月と林檎をならべ置く やよい 赤帆○ 2点
包丁研ぐ水の冷たさ鯉跳ねる 騒々子 昶○ 2点
冬隣包丁一本逃避行 裏通 昶○ 2点
鳥兜とりだすパントマイムの手 銅羅 沖仲仕△ 裏長屋△ 2点
鳥兜じんじん焦げる兜太の句 蝉息 肖子△ 赤帆△ 2点
ワケありの花盗人や鳥かぶと 裏長屋 昶△ 1点
トリカブト殺される人殺す人 裏通 銅羅△ 1点
鳥兜玩具のやうな少女歌手 千晶 あき子△ 1点
良夜かな折り詰め一ケ遺失物 裏長屋 あき子△ 1点
悪人の善人面や鳥兜 あき子 山羊△ 1点
選外 美女ひとり行方不明や鳥兜 騒々子    
へぇこれが人ころす花鳥兜 山羊    
悪戯の猿捕はれし後の月 あき子    
月明の通夜死化粧に紅を差す    
手に触るることも天啓鳥兜 沖仲仕    
白菜の断面見たり出刃包丁 山羊    
一知半解からからからと烏瓜 赤帆    
各々が包丁持参の芋煮会 裏長屋    
かあさんはすすきぬすびと後の月 肖子    
刺し身包丁研いで殺意の秋の暮    
満月やマゼラン海峡帆掛け舟 蝉息    
関ヶ原毒草の鳥兜は風の中    
美しき女に大鼻鳥兜 ズボン堂    
黙劇・包丁研ぎの案山子は父 銅羅    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 柴田千晶 千晶 14点 月白し乳房に柘榴のやうな痣       8 点
包丁を売るたび続く虫時雨        5 点
鳥兜玩具のやうな少女歌手        1 点
2 三宅やよい やよい 12点 桔梗や包丁研ぎのうまい父        5 点
どんよりと午后のわたしは鳥兜      5 点
セザンヌの月と林檎をならべ置く     2 点
3 清水哲男 赤帆 9点 包丁を買って鞄に秋日濃し        5 点
かりがねや地に三日月の紋所       4 点
一知半解からからからと烏瓜
3 今井肖子 肖子 9点 月光に射られし眼もて眠る        5 点
包丁をさっとすすいで梨をむく      4 点
かあさんはすすきぬすびと後の月
5 今井 聖 沖仲仕 7点 月と犬いつも笑つてゐるやうな      4 点
秋麗の菜切り包丁音発す         3 点
手に触るることも天啓鳥兜
5 国井克彦 裏通 7点 鎌倉の月鎌倉時代の月          4 点
冬隣包丁一本逃避行           2 点
トリカブト殺される人殺す人       1 点
7 辻 憲 銅羅 6点 電灯を消せば月光下の机         4 点
鳥兜とりだすパントマイムの手      2 点
黙劇・包丁研ぎの案山子は父
7 井川博年 騒々子 6点 栗を剥く包丁手品見るごとく       4 点
包丁研ぐ水の冷たさ鯉跳ねる       2 点
美女ひとり行方不明や鳥兜
9 土肥あき子 あき子 5点 包丁研ぎ□と手書きやそぞろ寒      4 点
悪人の善人面や鳥兜           1 点
悪戯の猿捕はれし後の月
9 中上哲夫 ズボン堂 5点 包丁の光横たふ月の道          3 点
包丁を突き付けられて秋暮れる      2 点
美しき女に大鼻鳥兜
11 八木幹夫 山羊 4点 捨てられて丸めて薄き昼の月       4 点
へぇこれが人ころす花鳥兜
白菜の断面見たり出刃包丁
11 八木忠栄 蝉息 4点 そぞろ寒出刃包丁を研ぎませう      2 点
鳥兜じんじん焦げる兜太の句       2 点
満月やマゼラン海峡帆掛け舟
13 小長谷清実 裏長屋 2点 ワケありの花盗人や鳥かぶと       1 点
良夜かな折り詰め一ケ遺失物       1 点
各々が包丁持参の芋煮会
14 清水 昶   月明の通夜死化粧に紅を差す
刺し身包丁研いで殺意の秋の暮
関ヶ原毒草の鳥兜は風の中

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