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第77回余白&まほろば合同句会記録
日時
2008・6・21
場所  
榛名まほろば
※富沢智さんのまほろばHP「まほろば日誌」に句会レポートがあります♪
参加者
【余白句会】
今井肖子(肖子) 今井 聖(沖仲仕) 国井克彦(裏通) 清水哲男(赤帆) 土肥あき子(あき子) ゲスト:木暮陶句郎(陶句郎) 
【まほろば句会】
飯島 章(章) 富沢智(智水) 富沢礼子(まひる) 中澤睦士(睦士) 藤田 良(良) 真中れん(れん) 三世川浩司(浩司) ゲスト:山本素竹(素竹)
欠席者
【投句あり】井川博年(騒々子)
【投句なし】有働 薫(かおる)  小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水 昶(昶) 辻 憲(銅羅) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
兼題(出題:智水)
日傘、梅雨、温泉
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

予選からゐる前列の白日傘 沖仲仕 赤帆◎ 睦士◎ 素竹○ まひる○ 肖子○ 12点
葬送へ二十歳の日傘傾きぬ まひる 素竹◎ 肖子◎ 章○ 裏通○ 智水△ 11点
大空の余白にまぎれ梅雨の蝶 れん あき子◎ まひる◎ 良△ 裏通△ 8点
日傘来る鎖骨半音ほど陰り 浩司 良◎ 陶句郎○ 赤帆○ まひる△ 8点
ゆらゆらと人行き交へる梅雨の底 肖子 章◎ まひる○ 良△ 聖△ 陶句郎△ 8点
佳作A 高原の日差し日傘をつきぬける 肖子 れん◎ 素竹○ 睦士○ 7点
日傘にはをさまりきらぬ身体かな 素竹 聖◎ 智水○ 睦士△ 裏通△ 7点
梅雨の空奥歯一本との別れ 裏通 聖○ あき子○ 赤帆○ 浩司△ 7点
梅雨夕焼牛乳箱より紙片出す 沖仲仕 れん○ 睦士○ 良△ 浩司△ 6点
伽羅の香の僅かにありし白日傘 陶句郎◎ 素竹△ 章△ 5点
あんたよりすこし正直梅雨晴間 裏通 智水○ 陶句郎○ あき子△ 5点
温泉に羽蟻の浮いていて正午 浩司 良○ れん△ 聖△ あき子△ 5点
温泉に浮かびをり一本の蛇の衣 あき子 浩司◎ 素竹△ 4点
ペダル漕ぐ少女の梅雨や濡れ烏 浩司○ 裏通○ 4点
梅雨の村鷺を副葬品として 浩司 良○ 聖△ 赤帆△ 4点
股のぞきすれば榛名は梅雨の果て 赤帆 智水◎ 3点
ぼんくらと小突き日傘に入れてやる あき子 裏通◎ 3点
左手におにぎり右手には日傘 素竹 聖○ 肖子△ 3点
温泉や今日はのんびり草も蛾も 裏通 れん○ 肖子△ 3点
飼主と同じ横顔梅雨の犬 肖子 章○ あき子△ 3点
佳作B スマートボール浴衣に温泉宿の文字 沖仲仕 あき子○ 2点
温泉上がりの素顔透けゆく夜涼かな 陶句郎 肖子○ 2点
ひたひたと鉄扉のありて梅雨の月 浩司○ 2点
日傘さし足下の蟻をつぶしをり 騒々子 れん△ 赤帆△ 2点
屑籠のすぐに溢れて梅雨深し 陶句郎 れん△ 肖子△ 2点
赤子かと見れば日傘のブルドッグ 騒々子 智水△ 赤帆△ 2点
隠し湯に虎が雨降る闇夜かな 智水 章△ 陶句郎△ 2点
日傘折り地震の様を想像す 騒々子 まひる△ 浩司△ 2点
まほろばのまろびしオブジェ梅雨の月 れん まひる△ 智水△ 2点
ゆけむりに流されてゆく梅雨の月 陶句郎 素竹△ 1点
朝酒や温泉宿の雨やまず 睦士 章△ 1点
短針に長針の影梅雨の月 あき子 睦士△ 1点
この頃の温泉宿や缶ビール 赤帆 裏通△ 1点
生涯よつゆの晴れ間のコマ落とし 睦士△ 1点
くろがねの影を開きぬ黒日傘 素竹 陶句郎△ 1点
選外 アロハシャツ温泉街へ真つすぐに れん    
山法師温泉卵の地獄茹    
黒日傘きりりと畳み切り口上 赤帆    
言い訳のいくつか足りて梅雨最中 智水    
伊香保道薄暑の森に消えゆけり 智水    
日傘干す路地の花々脇目がち 睦士    
梅雨のゆめ果たして旅は草枕 睦士    
テスト30点ちぎって捨てて梅雨盛り まひる    
丹精のひかりこぼしつモネの日傘    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 今井 聖 沖仲仕 20点 予選からゐる前列の白日傘       12 点
梅雨夕焼牛乳箱より紙片出す       6 点
スマートボール浴衣に温泉宿の文字    2 点
2 今井肖子 肖子 18点 ゆらゆらと人行き交へる梅雨の底     8 点
高原の日差し日傘をつきぬける      7 点
飼主と同じ横顔梅雨の犬         3 点
3 三世川浩司 浩司 17点 日傘来る鎖骨半音ほど陰り        8 点
温泉に羽蟻の浮いていて正午       5 点
梅雨の村鷺を副葬品として        4 点
4 国井克彦 裏通 15点 梅雨の空奥歯一本との別れ        7 点
あんたよりすこし正直梅雨晴間      5 点
温泉や今日はのんびり草も蛾も      3 点
5 山本素竹 素竹 11点 日傘にはをさまりきらぬ身体かな     7 点
左手におにぎり右手には日傘       3 点
くろがねの影を開きぬ黒日傘       1 点
5 富沢礼子 まひる 11点 葬送へ二十歳の日傘傾きぬ       11 点
テスト30点ちぎって捨てて梅雨盛り
7 真中れん れん 10点 大空の余白にまぎれ梅雨の蝶       8 点
まほろばのまろびしオブジェ梅雨の月   2 点
アロハシャツ温泉街へ真つすぐに
8 土肥あき子 あき子 8点 温泉に浮かびをり一本の蛇の衣      4 点
ぼんくらと小突き日傘に入れてやる    3 点
短針に長針の影梅雨の月         1 点
9 藤田 良 7点 伽羅の香の僅かにありし白日傘      5 点
ひたひたと鉄扉のありて梅雨の月     2 点
山法師温泉卵の地獄茹
10 井川博年 騒々子 6点 日傘さし足下の蟻をつぶしをり      2 点
日傘折り地震の様を想像す        2 点
赤子かと見れば日傘のブルドッグ     2 点
11 木暮陶句郎 陶句郎 5点 屑籠のすぐに溢れて梅雨深し       2 点
温泉上がりの素顔透けゆく夜涼かな    2 点
ゆけむりに流されてゆく梅雨の月     1 点
12 飯島 章 5点 ペダル漕ぐ少女の梅雨や濡れ烏      4 点
生涯よつゆの晴れ間のコマ落とし     1 点
丹精のひかりこぼしつモネの日傘
13 清水哲男 赤帆 4点 股のぞきすれば榛名は梅雨の果て     3 点
この頃の温泉宿や缶ビール        1 点
黒日傘きりりと畳み切り口上
14 富沢 智 智水 2点 隠し湯に虎が雨降る闇夜かな       2 点
伊香保道薄暑の森に消えゆけり
言い訳のいくつか足りて梅雨最中
15 中澤睦士 睦士 1点 朝酒や温泉宿の雨やまず         1 点
日傘干す路地の花々脇目がち
梅雨のゆめ果たして旅は草枕

【現代詩資料館「榛名まほろば」の前庭で】

左から 睦士、章、浩司、陶句郎、沖仲仕、智水、裏通、赤帆、あき子、肖子、良、素竹、れん(敬称略)

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