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第75回余白句会記録
日時
2008・2・16
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井肖子(肖子) 今井 聖(沖仲仕) 有働 薫(かおる) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水 昶(昶) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
欠席者
【投句あり】中上哲夫(ズボン堂)  国井克彦(裏通)
ゲスト
なし
兼題(出題:裏通)
春の星、飯蛸、道
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

舟となる木柩となる木春の星 あき子 裏長屋◎ 赤帆◎ 銅羅◎ 肖子○ 千晶○ 騒々子△ 沖仲仕△ 15点
春の星床屋のあとの寒き首 銅羅 あき子◎ 裏長屋○ 赤帆○ かおる△ 千晶△ 蝉息△ 10点
春の星家出叶わぬままの姉 裏通 昶◎ 肖子○ 蝉息○ 千晶△ 8点
落し蓋より飯蛸の足の先 あき子 山羊◎ 沖仲仕○ 裏長屋○ かおる△ 8点
道を塗る煙の中に春の星 沖仲仕 騒々子○ 千晶○ 銅羅○ 赤帆△ やよい△ 8点
佳作A 蜷の道だんだん古代文字になる 千晶 かおる○ やよい○ 肖子△ 沖仲仕△ 昶△ 7点
飯蛸の目つきで飯蛸釣っておる 赤帆 かおる◎ 山羊○ あき子△ 6点
飯蛸の弁当旨き夜汽車かな 沖仲仕◎ 騒々子○ 千晶△ 6点
雨は雪へつんのめりゆく水道橋 やよい 騒々子◎ 肖子△ かおる△ 銅羅△ 6点
春夕焼でこぼこの道無くなりぬ 沖仲仕 かおる○ 裏長屋△ 赤帆△ 銅羅△ 山羊△ 6点
竜骨の遥かに春の星の航 銅羅 千晶◎ 山羊○ 5点
脇腹へチェロ抱きよせし春の星 やよい 肖子◎ 騒々子△ 4点
ポケットに小銭ばかりや春の星 赤帆 蝉息◎ 肖子△ 4点
春の雷舗道に豹の翻る 銅羅 沖仲仕○ 赤帆○ 4点
指先にふれる体温春の星 肖子 あき子○ 蝉息○ 4点
飯蛸の卵まぶしき眉なき顔 千晶 やよい◎ 3点
余寒かなけものの絶えたけもの道 裏長屋 銅羅○ 昶△ 3点
春の星ばらばら遺体めきてきし 千晶 やよい○ あき子△ 3点
車座へ飯蛸の皿加われり やよい あき子○ 赤帆△ 3点
隣席の恋や他人の春の星 山羊 昶○ 銅羅△ 3点
佳作B 飯蛸のひと粒ごとに五分の魂(たま) ズボン堂 昶○ 2点
飯蛸のぷちぷちあります夕まぐれ 肖子 やよい△ 山羊△ 2点
道草の終点は家春の雲 あき子 沖仲仕△ 山羊△ 2点
浪花千栄子・花菱アチャコ 飯蛸喰う 騒々子 裏長屋△ やよい△ 2点
坂道や怒涛静まる春の海 かおる 騒々子△ 1点
春の星仰ぎて帰る千鳥足 裏長屋△ 1点
彼岸まで道草桃の花盛り 赤帆 昶△ 1点
 長年の友人に
別々の道を行こうよ春の星
ズボン堂 蝉息△ 1点
飯蛸の三つばかりが肴かな 裏長屋 蝉息△ 1点
この道はいつか来た道春の星 裏通 あき子△ 1点
選外 春や星童翁のシルエット 裏長屋    
群青のことりと欠けて春の星 肖子    
夜学教師苦学生に道説かれ    
春の星見つけてはずむ帰り道 騒々子    
獣道だよ雪だるま通りゃんせ 蝉息    
春星や円周率が見え隠れ 蝉息    
春の星死ぬなら夜明けになってから かおる    
在京の友を思うや春の星 騒々子    
春の星こんなわたしでいいですか ズボン堂    
野の果てにかざす鳥籠道教え 山羊    
含羞の飯蛸口に含まれて かおる    
飯蛸の串還暦のバーベキュー 沖仲仕    
飯蛸の気持ちとなりてゐたりけり 裏通    
春の星そんなとこまで行きたくない 蝉息    
飯蛸の吸盤齧る生きている 山羊    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 土肥あき子 あき子 25点 舟となる木柩となる木春の星       15 点
落し蓋より飯蛸の足の先         8 点
道草の終点は家春の雲          2 点
2 辻 憲 銅羅 19点 春の星床屋のあとの寒き首        10 点
竜骨の遥かに春の星の航         5 点
春の雷舗道に豹の翻る          4 点
3 今井 聖 沖仲仕 14点 道を塗る煙の中に春の星         8 点
春夕焼でこぼこの道無くなりぬ      6 点
飯蛸の串還暦のバーベキュー
4 柴田千晶 千晶 13点 蜷の道だんだん古代文字になる      7 点
春の星ばらばら遺体めきてきし      3 点
飯蛸の卵まぶしき眉なき顔        3 点
4 三宅やよい やよい 13点 雨は雪へつんのめりゆく水道橋      6 点
脇腹へチェロ抱きよせし春の星      4 点
車座へ飯蛸の皿加われり         3 点
6 清水哲男 赤帆 11点 飯蛸の目つきで飯蛸釣っておる      6 点
ポケットに小銭ばかりや春の星      4 点
彼岸まで道草桃の花盛り         1 点
7 国井克彦 裏通 9点 春の星家出叶わぬままの姉        8 点
この道はいつか来た道春の星       1 点
飯蛸の気持ちとなりてゐたりけり
8 清水 昶 7点 飯蛸の弁当旨き夜汽車かな        6 点
春の星仰ぎて帰る千鳥足         1 点
夜学教師苦学生に道説かれ
9 今井肖子 肖子 6点 指先にふれる体温春の星         4 点
飯蛸のぷちぷちあります夕まぐれ     2 点
群青のことりと欠けて春の星
10 小長谷清実 裏長屋 4点 余寒かなけものの絶えたけもの道     3 点
飯蛸の三つばかりが肴かな        1 点
春や星童翁のシルエット
11 八木幹夫 山羊 3点 隣席の恋や他人の春の星         3 点
野の果てにかざす鳥籠道教え
飯蛸の吸盤齧る生きている
11 中上哲夫 ズボン堂 3点 飯蛸のひと粒ごとに五分の魂(たま)   2点
 長年の友人に
別々の道を行こうよ春の星        1 点
春の星こんなわたしでいいですか
13 井川博年 騒々子 2点 浪花千栄子・花菱アチャコ 飯蛸喰う   2 点
春の星見つけてはずむ帰り道
在京の友を思うや春の星
14 有働かおる かおる 1点 坂道や怒涛静まる春の海         1 点
春の星死ぬなら夜明けになってから
含羞の飯蛸口に含まれて
15 八木忠栄 蝉息   獣道だよ雪だるま通りゃんせ
春星や円周率が見え隠れ
春の星そんなとこまで行きたくない

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