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第71回余白句会記録
日時
2007・6・16(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井 聖(沖仲仕) 有働 薫(かおる) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい) 八木幹夫(山羊)
欠席者
【投句あり】国井克彦(裏通) 清水 昶(昶) 中上哲夫(ズボン堂) 八木忠栄(蝉息) 
ゲスト
今井肖子、奥坂まや
兼題
六月、木耳(きくらげ)、地名(どこでもよいですが具体的な地名を入れて)
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

東京の海に音無し罌粟の花 まや 千晶◎ あき子◎ 肖子◎ 赤帆○ 山羊△ 12点
六月の雲それぞれに水溜り 蝉息 赤帆◎ 銅羅◎ 山羊○ 騒々子△ あき子△ やよい△ 肖子△ 12点
木耳やカフカの耳の尖り方 ズボン堂 やよい◎ 山羊◎ 裏長屋△ まや△ 8点
夜歩く父に六月めぐり来る やよい 騒々子○ あき子○ 肖子○ 千晶△ 7点
偽魯山人木耳に胡瓜添へ 沖仲仕 かおる◎ まや○ 山羊△ 6点
佳作A プラーハのカフカ通りの驟雨かな ズボン堂 沖仲仕◎ 赤帆○ 5点
健康なかたちに濡れて神田祭 やよい まや◎ あき子○ 5点
余部を過ぎて紫陽花濃くなりぬ 沖仲仕 騒々子◎ 裏長屋△ 千晶△ 5点
木耳の薄ら笑ひの厨かな まや 裏長屋◎ かおる△ 肖子△ 5点
蛇喰といふ日本のどこか風薫る あき子 騒々子○ やよい○ まや△ 5点
落雷や東京原始の夜と化す 山羊 沖仲仕○ 千晶○ やよい△ 5点
六月のエックス線の生臭さ ズボン堂 山羊○ まや○ 赤帆△ 5点
本郷の猫のふぐりのみぎひだり 銅羅 沖仲仕○ やよい○ 4点
六月の燈火は赤し小さき葬 赤帆 かおる○ 千晶○ 4点
木耳を水にあずけし夜のテレビ やよい 銅羅○ 沖仲仕△ 千晶△ 4点
やはらかな雨があなたに木耳に あき子 裏長屋○ 肖子△ 3点
月島や初夏の歩幅であるく猫 蝉息 かおる△ 銅羅△ やよい△ 3点
佳作B 六月の朝や父母生きてゐる 山羊 銅羅○ 2点
武蔵野の夕立逃げる処無し 肖子○ 2点
落ちてゆく奴よ木耳食べ残し 赤帆 かおる○ 2点
木耳の耳にさわって森の聲 山羊 裏長屋○ 2点
余生かな荒川土手の氷菓売り 裏長屋 沖仲仕△ 銅羅△ 2点
木耳群生ゴッホの耳も混じりをる 千晶 かおる△ 1点
夏の雲アラバマからルイジアナへ かおる 赤帆△ 1点
母さんは六月生まれ晴れ女 肖子 騒々子△ 1点
二十一度めの六月迎え猫逝きぬ 裏長屋 騒々子△ 1点
木耳や月のひかりに漂わず 銅羅 まや△ 1点
六月やバケツに天の水の音 銅羅 山羊△ 1点
夏帽子東海道線三島駅 裏通 銅羅△ 1点
木耳と水母と皿で語り合う 騒々子 あき子△ 1点
片陰にのみこまれゆく六本木 肖子 あき子△ 1点
六月やろくなもんじゃねえ蝋人形 裏通 赤帆△ 1点
通販の諸々溢れ六月来 沖仲仕 裏長屋△ 1点
木耳に福建省の森の音 肖子 沖仲仕△ 1点
選外 月光に煌々と木耳生える森    
木耳にそんなことまでささやくの 蝉息    
梅雨晴れやお江戸日本橋麦こがし 赤帆    
青水無月舟迅速くする最上川    
久里浜やトマトの如く泳ぎけり 裏通    
うなだれていし六月の風見鶏 騒々子    
ろくぐわつや電車より人溢れ出て まや    
柏木田遊郭跡地花氷 千晶    
木耳や耳かき耳に父胡座 かおる    
六月の仔犬のひとり遊びかな あき子    
北上の岸辺に歌人と行々子 騒々子    
木耳や人のこころの去日今日 裏長屋    
金魚玉若きイタコの坐す渋谷 千晶    
六月やヨガ体操の老女われ かおる    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 中上哲夫 ズボン堂 18点 木耳やカフカの耳の尖り方     8 点
プラーハのカフカ通りの驟雨かな  5 点
六月のエックス線の生臭さ     5 点
2 奥坂まや まや 17点 東京の海に音無し罌粟の花     12 点
木耳の薄ら笑ひの厨かな      5 点
ろくぐわつや電車より人溢れ出て
3 三宅やよい やよい 16点 夜歩く父に六月めぐり来る     7 点
健康なかたちに濡れて神田祭    5 点
木耳を水にあずけし夜のテレビ   4 点
4 八木忠栄 蝉息 15点 六月の雲それぞれに水溜り     12 点
月島や初夏の歩幅であるく猫    3 点
木耳にそんなことまでささやくの
5 今井 聖 沖仲仕 偽魯山人木耳に胡瓜添へ      6 点
余部を過ぎて紫陽花濃くなりぬ   5 点
通販の諸々溢れ六月来       1 点
6 八木幹夫 山羊 9点 落雷や東京原始の夜と化す     5 点
六月の朝や父母生きてゐる     2 点
木耳の耳にさわって森の聲     2 点
7 土肥あき子 あき子 8点 蛇喰といふ日本のどこか風薫る   5 点
やはらかな雨があなたに木耳に   3 点
六月の仔犬のひとり遊びかな
8 清水哲男 赤帆 6点 六月の燈火は赤し小さき葬     4 点
落ちてゆく奴よ木耳食べ残し    2 点
梅雨晴れやお江戸日本橋麦こがし
9 辻 憲 銅羅 6点 本郷の猫のふぐりのみぎひだり   4 点
木耳や月のひかりに漂わず     1 点
六月やバケツに天の水の音     1 点
10 今井肖子 肖子 3点 母さんは六月生まれ晴れ女     1 点
片陰にのみこまれゆく六本木    1 点
木耳に福建省の森の音       1 点
11 小長谷清実 裏長屋 3点 余生かな荒川土手の氷菓売り    2 点
二十一度めの六月迎え猫逝きぬ   1 点
木耳や人のこころの去日今日
12 国井克彦 裏通 2点 夏帽子東海道線三島駅       1 点
六月やろくなもんじゃねえ蝋人形  1 点
久里浜やトマトの如く泳ぎけり
13 清水 昶 2点 武蔵野の夕立逃げる処無し     2 点
月光に煌々と木耳生える森
青水無月舟迅速くする最上川
14 井川博年 騒々子 1点 木耳と水母と皿で語り合う     1 点
うなだれていし六月の風見鶏
北上の岸辺に歌人と行々子
14 有働 薫 かおる 1点 夏の雲アラバマからルイジアナへ  1 点
木耳や耳かき耳に父胡座
六月やヨガ体操の老女われ
14 柴田千晶 千晶 1点 木耳群生ゴッホの耳も混じりをる  1 点
柏木田遊郭跡地花氷
金魚玉若きイタコの坐す渋谷

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