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第68回余白句会記録
日時
2006・12・16(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井 聖(沖仲仕) 国井克彦(裏通) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
欠席者
【投句あり】有働 薫(かおる)  清水 昶(昶)
ゲスト
池田澄子(箸つ子) 今井肖子
兼題
枯葉・ストーブ・芝居
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

花月園枯葉の渦の中に父 千晶 騒々子○ 赤帆○ あき子○ 沖仲仕△ 裏通△ 裏長屋△ 銅羅△ ズボン堂△ 11点
世間かな枯葉が飛んで雀飛ぶ 箸つ子 裏長屋◎ 赤帆◎ やよい◎ 銅羅△ 10点
紙芝居狸は今日も不幸せ 肖子 あき子◎ ズボン堂○ 山羊○ 千晶△ やよい△ 箸つ子△ 10点
芝居絵に乱るる赤や十二月 肖子 銅羅◎ 蝉息◎ 千晶△ 7点
お芝居は今日でお終い冬の月 裏長屋 山羊◎ 銅羅○ 騒々子△ あき子△ 7点
地球へとひらりと散ってゆく枯葉 銅羅 ズボン堂◎ 赤帆△ あき子△ 山羊△ 肖子△ 7点
佳作A 落葉降る闇に屋台は湯気上げて 赤帆 騒々子◎ 千晶○ やよい△ 6点
暗算遅しストーブの熱片頬に 沖仲仕 赤帆○ 山羊○ 肖子○ 6点
乾き反る椅子のビニール芝居小屋 やよい 千晶○ 箸つ子○ 沖仲仕△ 裏通△ 6点
芝居観し後の不思議な雪の駅 沖仲仕 千晶◎ やよい○ 5点
芝居見て地下より出れば寒茜 裏通◎ 沖仲仕○ 5点
ストーブや今日餓死凍死あらざりき 裏通 箸つ子◎ あき子○ 5点
薪ストーブ駱駝のシャツが焚付ける かおる 蝉息○ 箸つ子○ やよい△ 5点
ストーブの当番うれし学かなし 銅羅 沖仲仕◎ 山羊△ 4点
理科室の夜のストーブ笑ひだす 蝉息 ズボン堂○ 山羊△ 肖子△ 4点
枯葉散る前の静けさ なんてね やよい 銅羅△ あき子△ ズボン堂△ 箸つ子△ 4点
四畳半ストーブ点けてからにして 蝉息 肖子◎ 3点
芝居じみた枯葉の拾いかただよ君 箸つ子 蝉息○ 赤帆△ 3点
新曲を覚えむ枯葉積もる間に 沖仲仕 裏通○ 蝉息△ 3点
猛獣の檻に枯葉と飼育員 あき子 騒々子△ 沖仲仕△ 千晶△ 3点
みずいろの枯葉日和に猫を抱く やよい 肖子○ 2点
晩年や針のごとくに落葉ふる ズボン堂 やよい○ 2点
禿五人黙しストーブ囲みをり 騒々子 裏長屋○ 2点
腹に一物ストーブに差し向ひ あき子 裏長屋○ 2点
「枯葉」転調グレコの声のなほ低く かおる 裏通○ 2点
ストーブの前に正座の皮ジャンパー 箸つ子 騒々子○ 2点
古書店街閑散として枯葉散る 銅羅○ 2点
クリスマス学生芝居のおんな役 かおる 沖仲仕○ 2点
水惑星落葉の匂ふひととゐて ズボン堂 赤帆△ 肖子△ 2点
ストーブにいつもの顔や診療所 赤帆 ズボン堂△ 蝉息△ 2点
見栄を切る赤いマフラー村芝居 蝉息 騒々子△ 1点
酔いざめや走る枯葉の音がある 裏長屋 裏通△ 1点
ストーブの上の当たりめ回顧臭き 山羊 箸つ子△ 1点
芝居跳ね襟巻の狐地下鉄へ 騒々子 裏通△ 1点
冬薔薇芝居がかつて咲きにけり あき子 蝉息△ 1点
鎧めくストーブ祖父の診療所 千晶 裏長屋△ 1点
選外 からからと枯葉の森に夜が来る 肖子    
この下に宝あらむか落葉踏む 騒々子    
枯葉舞う西行放哉山頭火 裏通    
紙芝居は母の自叙伝冬の雲 千晶    
ついぞ見ぬ芝居の幟年つまる 赤帆    
母子地獄修司演出冬芝居 山羊    
教室の達磨ストーブ悪童独占す    
芝居跳ね青山通りに枯葉舞う 裏通    
北極に氷山消える枯葉かな 山羊    
落し穴あるとも知らず落葉道 ズボン堂    
さりながらストーブここにただ在って 裏長屋    
静かなる大芝居かな冬夕焼 銅羅    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 今井肖子 肖子 17点 紙芝居狸は今日も不幸せ       10
芝居絵に乱るる赤や十二月      7
からからと枯葉の森に夜が来る
2 池田澄子 箸つ子 15点 世間かな枯葉が飛んで雀飛ぶ     10
芝居じみた枯葉の拾いかただよ君   3
ストーブの前に正座の皮ジャンパー  2
3 今井 聖 沖仲仕 14点 暗算遅しストーブの熱片頬に     6
芝居観し後の不思議な雪の駅     5
新曲を覚えむ枯葉積もる間に     3
4 三宅やよい やよい 12点 乾き反る椅子のビニール芝居小屋   6
枯葉散る前の静けさ なんてね    4
みずいろの枯葉日和に猫を抱く
4 柴田千晶 千晶 12点 花月園枯葉の渦の中に父       11
鎧めくストーブ祖父の診療所     1
紙芝居は母の自叙伝冬の雲
6 辻 憲 銅羅 11点 地球へとひらりと散ってゆく枯葉   7
ストーブの当番うれし学かなし    4
静かなる大芝居かな冬夕焼
7 有働 薫 かおる 9点 薪ストーブ駱駝のシャツが焚付ける  5
「枯葉」転調グレコの声のなほ低く  2
クリスマス学生芝居のおんな役    2
8 清水哲男 赤帆 8点 落葉降る闇に屋台は湯気上げて    6
ストーブにいつもの顔や診療所    2
ついぞ見ぬ芝居の幟年つまる
8 八木忠栄 蝉息 8点 理科室の夜のストーブ笑ひだす    4
四畳半ストーブ点けてからにして   3
見栄を切る赤いマフラー村芝居    1
8 小長谷清実 裏長屋 8点 お芝居は今日でお終い冬の月     7
酔いざめや走る枯葉の音がある    1
さりながらストーブここにただ在って
11 清水 昶 7点 芝居見て地下より出れば寒茜     5
古書店街閑散として枯葉散る     2
教室の達磨ストーブ悪童独占す
12 土肥あき子 あき子 6点 猛獣の檻に枯葉と飼育員       3
腹に一物ストーブに差し向ひ     2
冬薔薇芝居がかつて咲きにけり    1
13 国井克彦 裏通 5点 ストーブや今日餓死凍死あらざりき  5
枯葉舞う西行放哉山頭火
芝居跳ね青山通りに枯葉舞う
14 中上哲夫 ズボン堂 4点 水惑星落葉の匂ふひととゐて     2
晩年や針のごとくに落葉ふる     2
落し穴あるとも知らず落葉道
15 井川博年 騒々子 3点 禿五人黙しストーブ囲みをり     2
芝居跳ね襟巻の狐地下鉄へ      1
この下に宝あらむか落葉踏む
16 八木幹夫 山羊 1点 ストーブの上の当たりめ回顧臭き   1
母子地獄修司演出冬芝居
北極に氷山消える枯葉かな


吉祥寺本町コミュニティーセンター前にて(あき子撮影)
三列:銅羅、赤帆、やよい、裏長屋、蝉息、裏通
二列:沖仲仕、千晶、肖子、箸つ子
一列:山羊、騒々子、ズボン堂

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