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第67回余白句会記録
日時
2006・10・21(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 有働 薫(かおる) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水 昶(昶) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい) 八木幹夫(山羊)
欠席者(投句あり)
今井 聖(沖仲仕) 国井克彦(裏通) 中上哲夫(ズボン堂) 八木忠栄(蝉息)
兼題
流星(または流れ星)・梨・駅
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

梨剥けば隣家の庭に鳥が居る 騒々子 かおる◎ 赤帆◎ 千晶○ あき子○ 10点
流星や通夜の帰りの大嚔 裏長屋 あき子◎ 昶○ 赤帆○ かおる△ 8点
父母を置忘れたり駅の秋 かおる 裏長屋◎ 銅羅◎ 昶△ 7点
梨かじるピント冥王星のまま 銅羅 やよい◎ 千晶○ あき子△ 6点
掌に馴染むもの洋梨と膝頭 千晶 騒々子○ 昶○ あき子○ 6点
梨剥いて親類縁者の頭数 あき子 裏長屋○ 山羊○ 赤帆△ 5点
駅舎ごとふるさとめくよ鳥渡る 赤帆 山羊○ 騒々子△ 千晶△ 昶△ 5点
魑魅魍魎駅にかけ込む野分かな 裏長屋 赤帆○ 千晶△ やよい△ 山羊△ 5点
佳作A 秋晴につられて予定外の駅 あき子 騒々子◎ 銅羅△ 4点
ピサ斜塔晩年という流星群 山羊 銅羅○ やよい○ 4点
梨投げて故郷出る日の空模様 ズボン堂 銅羅○ 裏長屋△ あき子△ 4点
流星を受け止めし屋根金臭き やよい 千晶◎ 3点
流星や我死せば死すもののあり 裏通 昶◎ 3点
ながれぼしねがひことなどありませぬ 蝉息 山羊◎ 3点
片方は梨 シーソーに「全詩集」 銅羅 裏長屋○ かおる△ 3点
ストーブ焚く駅舎の窓に海黒き 山羊 騒々子○ 千晶△ 3点
梨を食む光ふくみし磨りガラス やよい かおる○ 山羊△ 3点
冷まじや無人駅にも尾てい骨 蝉息 かおる△ 銅羅△ 山羊△ 3点
佳作B 梨剥けばかつて愛しし下腹あり かおる やよい○ 2点
「洋梨の匂いね」と臍嗅がれゐる 沖仲仕 かおる○ 2点
流星や徘徊老人高笑ひ ズボン堂 赤帆△ やよい△ 2点
天高しジャズの流るる駅舎かな ズボン堂 騒々子△ 裏長屋△ 2点
餃子まで一駅歩く流れ星 沖仲仕 騒々子△ やよい△ 2点
雁行くや駅遠ければ間に合わず 騒々子 銅羅△ 1点
面倒くさいから流れ星見えたと言ふ あき子 赤帆△ 1点
洋梨型モデルは小さき欠伸して 千晶 あき子△ 1点
母泣かす唄のひとふし流れ星 赤帆 昶△ 1点
幸水の皮剥く少女母に似る 裏長屋△ 1点
選外 邯鄲の夢にさまよい梨ひとつ 裏長屋    
電報来ひた走る道に流れ星 騒々子    
インツピラツイオン
 「霊感」と題するタンゴ星流る
かおる    
浮かべたる裸身流星群の下 銅羅    
逆上がりするたび見ゆる霧の駅 千晶    
なしのくびもぐかのくにのてろりすむ 山羊    
梨剥いておんな故郷を話しけり 赤帆    
清純派眼にいつぱいの流れ星 蝉息    
空を見る今日のかぎりの秋の駅 やよい    
一枚の紅葉透かせば駅舎見ゆ 沖仲仕    
駅寒しわが胸のソルベーグの歌 裏通    
虫時雨浴びて寝そべる無人駅 裏通    
無人駅降りれば草の花そよぐ    
梯子酒すれば新宿に流れ星    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 小長谷清実 裏長屋 13点 流星や通夜の帰りの大嚔        8 点
魑魅魍魎駅にかけ込む野分かな     5 点
邯鄲の夢にさまよい梨ひとつ
2 井川博年 騒々子 11点 梨剥けば隣家の庭に鳥が居る      10点
雁行くや駅遠ければ間に合わず     1 点
電報来ひた走る道に流れ星
3 土肥あき子 あき子 10点 梨剥いて親類縁者の頭数        5 点
秋晴につられて予定外の駅       4 点
面倒くさいから流れ星見えたと言ふ   1 点
4 有働 薫 かおる 9点 父母を置忘れたり駅の秋        7 点
梨剥けばかつて愛しし下腹あり     2 点
インツピラツイオン
 「霊感」と題するタンゴ星流る
4 辻 憲 銅羅 9点 梨かじるピント冥王星のまま      6 点
片方は梨 シーソーに「全詩集」    3 点
浮かべたる裸身流星群の下
6 中上哲夫 ズボン堂 8点 梨投げて故郷出る日の空模様      4 点
流星や徘徊老人高笑ひ         2 点
天高しジャズの流るる駅舎かな     2 点
7 柴田千晶 千晶 7点 掌に馴染むもの洋梨と膝頭       6 点
洋梨型モデルは小さき欠伸して     1 点
逆上がりするたび見ゆる霧の駅
7 八木幹夫 山羊 7点 ピサ斜塔晩年という流星群       4 点
ストーブ焚く駅舎の窓に海黒き     3 点
なしのくびもぐかのくにのてろりすむ
9 清水哲男 赤帆 6点 駅舎ごとふるさとめくよ鳥渡る     5 点
母泣かす唄のひとふし流れ星      1 点
梨剥いておんな故郷を話しけり
9 三宅やよい やよい 6点 流星を受け止めし屋根金臭き      3 点
梨を食む光ふくみし磨りガラス     3 点
空を見る今日のかぎりの秋の駅
9 八木忠栄 蝉息 6点 ながれぼしねがひことなどありませぬ  3 点
冷まじや無人駅にも尾てい骨      3 点
清純派眼にいつぱいの流れ星
12 今井 聖 沖仲仕 4点 「洋梨の匂いね」と臍嗅がれゐる    2 点
餃子まで一駅歩く流れ星        2 点
一枚の紅葉透かせば駅舎見ゆ
13 国井克彦 裏通 3点 流星や我死せば死すもののあり     3 点
駅寒しわが胸のソルベーグの歌
虫時雨浴びて寝そべる無人駅
14 清水 昶 1点 幸水の皮剥く少女母に似る       1 点
無人駅降りれば草の花そよぐ
梯子酒すれば新宿に流れ星

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