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第66回余白句会記録
日時
2006・8・19
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井 聖(沖仲仕) 有働 薫(かおる) 小長谷清実(裏長屋) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
欠席者
国井克彦(裏通)  柴田千晶(千晶)  清水 昶(昶) 中上哲夫(ズボン堂)
ゲスト
亀岡大助(太郎)
兼題
花火・蜻蛉・穴
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

トラックと花火師帰る漆黒へ 赤帆 騒々子◎ 沖仲仕○ あき子○ やよい○ 9点
にぎやかな方へ崩れる花火かな 蝉息 あき子◎ 赤帆○ 山羊○ 7点
東京の穴黙々と暑気を食う 太郎 銅羅◎ 騒々子△ かおる△ 5点
秋日射すそろそろ主がもどる穴 やよい 沖仲仕◎ 銅羅△ あき子△ 5点
炎天や穴から出てまた穴へ 騒々子 かおる◎ あき子△ 蝉息△ 5点
老い易し針穴で撮る雲の峰 裏長屋 沖仲仕○ 太郎○ 蝉息△ 5点
佳作A 骨粉も混じりて青き花火かな 千晶 裏長屋◎ やよい△ 4点
蝉の穴覗きて仰ぐや大欅 太郎◎ かおる△ 4点
 巷児宅にて
二階より半分の見え遠花火
ズボン堂 騒々子○ かおる○ 4点
天皇もちょいとおどける赤とんぼ 蝉息 かおる○ 赤帆○ 4点
花火師の影一瞬の川面かな 銅羅 蝉息○ 騒々子△ 沖仲仕△ 4点
秋天のゆつくり開く雲の穴 あき子 太郎○ 沖仲仕△ 銅羅△ 4点
こんなところに銭湯遠花火 太郎 裏長屋○ 赤帆△ あき子△ 4点
敗戦日男らはみな穴である 蝉息 山羊○ 銅羅△ 太郎△ 4点
秋に入る穴からの風外厠 裏通 騒々子○ かおる△ 山羊△ 4点
単純な穴になりたし曼珠沙華 千晶 山羊◎ 3点
大至急ねずみ花火が赤くなる やよい 赤帆◎ 3点
億年を眠るトンボの寝相かな 銅羅 蝉息◎ 3点
蜻蛉の群れ飛ぶ中のキッスかな ズボン堂 やよい◎ 3点
交りつつ蜻蛉ながれる土蔵前 騒々子 銅羅○ 裏長屋△ 3点
赤とんぼ長距離バスで朝着きぬ 太郎 騒々子△ 沖仲仕△ 裏長屋△ 3点
佳作B 赤蜻蛉増ゆ故郷が震源地 沖仲仕 あき子○ 2点
あの人も死んだというが遠花火 騒々子 裏長屋○ 2点
ジェット機轟音塩辛とんぼ逃せし夜 かおる やよい○ 2点
秋暑し芸人くずれの鼻の穴 裏通 蝉息○ 2点
真ん中に大き穴なる花野かな ズボン堂 銅羅○ 2点
赤蜻蛉名を告げ合はぬまま四年 千晶 やよい△ 蝉息△ 2点
赤蜻蛉見上げ女子寮管理人 赤帆 やよい△ 山羊△ 2点
地球より大き穴ある夏の果て 銅羅 赤帆△ 太郎△ 2点
秋蝉や仕掛けしままの落し穴 赤帆 山羊△ 1点
団栗の穴から入る夜の国 沖仲仕 太郎△ 1点
旅人かへらずモン・サンミッシェルに花火上る かおる 赤帆△ 1点
行間にふっと止まりて赤蜻蛉 やよい 裏長屋△ 1点
天涯に穴のあるべし蜻蛉湧く 山羊    
花火後の闇やかすかにガーシュイン 沖仲仕    
蜻蛉抱く一瞬の風ありにけり 裏通    
ちちははも来てます見てます花火の盆 山羊    
遠花火ただ黙々と豆を食う 裏長屋    
廃船の舳先に揺れる赤とんぼ    
ナイアガラの滝落としている仕掛花火かな    
ほらあそこ蜻蛉乗せて木の葉舟 裏長屋    
コーヒーセット掘り上ぐる穴秋暑し かおる    
さよならの手に蜻蛉の止まりたる あき子    
土下座する蜻蛉おぬしも武士の出ぞ 山羊    
顔半分翳らせて見る遠花火 あき子    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 八木忠栄 蝉息 15点 にぎやかな方へ崩れる花火かな        7 点
天皇もちょいとおどける赤とんぼ       4 点
敗戦日男らはみな穴である          4 点
2 清水哲男 赤帆 12点 トラックと花火師帰る漆黒へ         9 点
赤蜻蛉見上げ女子寮管理人          2 点
秋蝉や仕掛けしままの落し穴         1 点
2 亀岡大助 太郎 12点 東京の穴黙々と暑気を食う          5 点
こんなところに銭湯遠花火          4 点
赤とんぼ長距離バスで朝着きぬ        3 点
4 井川博年 騒々子 10点 炎天や穴から出てまた穴へ          5 点
交りつつ蜻蛉ながれる土蔵前         3 点
あの人も死んだというが遠花火        2 点
5 三宅やよい やよい 9点 秋日射すそろそろ主がもどる穴        5 点
大至急ねずみ花火が赤くなる         3 点
行間にふっと止まりて赤蜻蛉         1 点
5 辻 憲 銅羅 9点 花火師の影一瞬の川面かな          4 点
億年を眠るトンボの寝相かな         3 点
地球より大き穴ある夏の果て         2 点
5 柴田千晶 千晶 9点 骨粉も混じりて青き花火かな         4 点
単純な穴になりたし曼珠沙華         3 点
赤蜻蛉名を告げ合はぬまま四年        2 点
5 中上哲夫 ズボン堂 9点  巷児宅にて
二階より半分の見え遠花火          4 点
蜻蛉の群れ飛ぶ中のキッスかな        3 点
真ん中に大き穴なる花野かな         2 点
9 国井克彦 裏通 6点 秋に入る穴からの風外厠           4 点
秋暑し芸人くずれの鼻の穴          2点
蜻蛉抱く一瞬の風ありにけり
10 小長谷清実 裏長屋 5点 老い易し針穴で撮る雲の峰          5 点
遠花火ただ黙々と豆を食う
ほらあそこ蜻蛉乗せて木の葉舟
11 土肥あき子 あき子 4点 秋天のゆつくり開く雲の穴          4 点
さよならの手に蜻蛉の止まりたる
顔半分翳らせて見る遠花火
11 清水 昶 4点 蝉の穴覗きて仰ぐや大欅           4 点
廃船の舳先に揺れる赤とんぼ
ナイアガラの滝落としている仕掛花火かな
13 有働 薫 かおる 3点 ジェット機轟音塩辛とんぼ逃せし夜      2 点
旅人かへらずモン・サンミッシェルに花火上る 1 点
コーヒーセット掘り上ぐる穴秋暑し
13 今井 聖 沖仲仕 3点 赤蜻蛉増ゆ故郷が震源地           2 点
団栗の穴から入る夜の国           1 点
花火後の闇やかすかにガーシュイン
15 八木幹夫 山羊   天涯に穴のあるべし蜻蛉湧く
ちちははも来てます見てます花火の盆
土下座する蜻蛉おぬしも武士の出ぞ

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