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第65回余白句会記録
日時
2006・6・17
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井 聖(沖仲仕) 有働 薫(かおる) 小長谷清実(裏長屋) 清水 昶(昶) 清水哲男(赤帆) 辻 憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息)
欠席者
投句あり:国井克彦(裏通) 柴田千晶(千晶)  中上哲夫(ズボン堂) 八木幹夫(山羊)
兼題
風鈴・鯵・六(出題:蝉息)
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

六月の縁側足の裏を吸ふ あき子 赤帆◎ 蝉息◎ 銅羅○ 沖仲仕△ 9点
風鈴を最後に乗せて引っ越せり 赤帆 銅羅◎ 沖仲仕○ かおる○ 裏長屋△ あき子△ 9点
わけありの風もかついで風鈴屋 蝉息 裏長屋○ 銅羅○ あき子○ やよい○ 赤帆△ 9点
砂あびせ六月の象うごきだす やよい 騒々子◎ 沖仲仕◎ 6点
六月や銀座の辻に穴がある ズボン堂 あき子◎ 沖仲仕△ 銅羅△ 蝉息△ 6点
手づかみの小鯵こぼれる朝の市 やよい 昶○ あき子○ 騒々子△ 銅羅△ 6点
六畳に十人家族夏の月 千晶 かおる◎ 騒々子○ 5点
桑の実や六年生がまづ噛んで 沖仲仕 やよい◎ かおる△ あき子△ 5点
佳作A 風鈴や夏子は今日も駄菓子売る 裏長屋 騒々子○ 昶○ 4点
コンテナ船より風鈴の遠き音 銅羅 やよい○ 沖仲仕△ かおる△ 4点
風鈴に駄句ぶらさげて憚らず 蝉息 赤帆○ 騒々子△ 銅羅△ 4点
蔓隠元六道輪廻に白い雲 山羊 昶◎ 3点
鯵干すに雨が気になる蜜柑山 騒々子 裏長屋◎ 3点
祝日のない六月は子等も来ず 騒々子 沖仲仕○ 赤帆△ 3点
風鈴や空母ゆがめている硝子 銅羅 赤帆○ 蝉息△ 3点
風鈴や第二芸術鳴りやまず ズボン堂 蝉息○ 昶△ 3点
佳作B 捌かれて開けっぴろげの鯵の骨 山羊 蝉息○ 2点
家族居る振りして鯵の刺身買う 裏通 裏長屋○ 2点
竹の花谷内六郎露地に消ゆ 裏通 かおる○ 2点
喪中となりて風鈴の外される あき子 裏長屋△ 赤帆△ 2点
帰りきて父きらきらと小鯵釣り 銅羅 騒々子△ やよい△ 2点
平凡な主婦であります鯵を焼く 蝉息 昶△ あき子△ 2点
六人の女コラージュ罌粟の花 千晶 かおる△ やよい△ 2点
夢嫌ひ男嫌ひの風鈴草 千晶 裏長屋△ 1点
風鈴の恍惚と鳴る火宅かな 沖仲仕 蝉息△ 1点
鯵食ふや仰臥漫録に鯵何尾 沖仲仕 やよい△ 1点
鯵さばく生臭き手の白きかな ズボン堂 昶△ 1点
選外 駒込の六義園なる枝垂れかな かおる    
風鈴の舌を狙ふやペルシャ猫    
ガラスの風鈴鳴らす小樽の港町    
餓鬼の忌や底なき穴のここあそこ 裏長屋    
吊るし損ね風鈴落ちて割れにけり 山羊    
到来のムロアジ喰らう名なしネコ 裏長屋    
梅雨けしやビラの踏まれて六本木 赤帆    
鯵旨し旨しと鬼の棲処かな あき子    
山宿に鯵のひらきを食ふてをり 赤帆    
風鈴と孫と子猫と縁側と 騒々子    
伊勢丹に風鈴の音がつめたかり やよい    
風鈴はウルサイと言う外国人 裏通    
鯵の骨持て余したるひとの癖 かおる    
六月の花嫁ロザリオ胸に秘め    
風鈴や掛川織の六畳間 かおる    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 八木忠栄 蝉息 15点 わけありの風もかついで風鈴屋    9 点
風鈴に駄句ぶらさげて憚らず     4 点
平凡な主婦であります鯵を焼く    2 点
2 三宅やよい やよい 12点 砂あびせ六月の象うごきだす     6 点
手づかみの小鯵こぼれる朝の市    6 点
伊勢丹に風鈴の音がつめたかり
3 土肥あき子 あき子 11点 六月の縁側足の裏を吸ふ       9 点
喪中となりて風鈴の外される     2 点
鯵旨し旨しと鬼の棲処かな
4 中上哲夫 ズボン堂 10点 六月や銀座の辻に穴がある      6 点
風鈴や第二芸術鳴りやまず      3 点
鯵さばく生臭き手の白きかな     1 点
5 清水哲男 赤帆 9点 風鈴を最後に乗せて引っ越せり    9 点
梅雨けしやビラの踏まれて六本木
山宿に鯵のひらきを食ふてをり
5 辻 憲 銅羅 9点 コンテナ船より風鈴の遠き音     4 点
風鈴や空母ゆがめている硝子     3 点
帰りきて父きらきらと小鯵釣り    2 点
7 柴田千晶 千晶 8点 六畳に十人家族夏の月        5 点
六人の女コラージュ罌粟の花     2 点
夢嫌ひ男嫌ひの風鈴草        1 点
8 今井 聖 沖仲仕 7点 桑の実や六年生がまづ噛んで     5 点
風鈴の恍惚と鳴る火宅かな      1 点
鯵食ふや仰臥漫録に鯵何尾      1 点
9 井川博年 騒々子 6点 鯵干すに雨が気になる蜜柑山     3 点
祝日のない六月は子等も来ず     3 点
風鈴と孫と子猫と縁側と
10 八木幹夫 山羊 5点 蔓隠元六道輪廻に白い雲       3 点
捌かれて開けっぴろげの鯵の骨    2 点
吊るし損ね風鈴落ちて割れにけり
11 小長谷清実 裏長屋 4点 風鈴や夏子は今日も駄菓子売る    4 点
餓鬼の忌や底なき穴のここあそこ
到来のムロアジ喰らう名なしネコ
11 国井克彦 裏通 4点 家族居る振りして鯵の刺身買う    2 点
竹の花谷内六郎露地に消ゆ      2 点
風鈴はウルサイと言う外国人
13 有働 薫 かおる   鯵の骨持て余したるひとの癖
風鈴や掛川織の六畳間
駒込の六義園なる枝垂れかな
13 清水 昶   風鈴の舌を狙ふやペルシャ猫
ガラスの風鈴鳴らす小樽の港町
六月の花嫁ロザリオ胸に秘め

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