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第62回余白句会記録
日時
2005・12・17(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 今井聖(沖仲仕) 国井克彦(裏通) 小長谷清実(裏長屋) 柴田千晶(千晶)  清水昶(昶) 清水哲男(赤帆) 白川宗道(宗道) 辻憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息) 八木幹夫(山羊)
欠席者
有働薫(みなと)投句あり。
ゲスト
池田澄子(箸つ子)
兼題
クリスマス・除夜の鐘・万年筆
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

校庭に老いし兎の聖夜かな 銅羅 騒々子○ 裏長屋○ 昶○ ズボン堂○ 沖仲仕○ やよい△ 千晶△ 12点
冬北斗万年筆を持つ角度 沖仲仕 裏通○ 銅羅○ 蝉息○ 千晶○ 山羊△ 9点
クリスマスツリーの陰から雨男 ズボン堂 沖仲仕◎ 昶○ 蝉息△ 千晶△ 箸つ子△ 8点
除夜の鐘天から荒縄一本 蝉息 赤帆◎ 山羊◎ 箸つ子△ 7点
燭吊つて降誕祭の地面掘る 沖仲仕 箸つ子◎ 宗道◎ 千晶△ 7点
寒がりの姪の細字の万年筆 箸つ子 騒々子○ あき子○ やよい○ 銅羅△ 7点
佳作A 雪積むや万年筆を寝かせおく やよい 裏通◎ 箸つ子○ 宗道△ 6点
雪の結晶万年筆の試し書き あき子 千晶◎ 沖仲仕○ 蝉息△ 6点
Xマス立つに両手を用いたる 箸つ子 あき子◎ 山羊○ 5点
電車乗り換えるあいだの除夜の鐘 赤帆 裏長屋◎ 蝉息○ 5点
誰でなく人恋しきや除夜の鐘 裏長屋 やよい◎ 騒々子△ ズボン堂△ 5点
犬小屋に深紅のリボンクリスマス やよい 騒々子◎ あき子△ 沖仲仕△ 5点
クリスマスツリーに積もる嘘の雪 あき子 蝉息◎ 赤帆△ ズボン堂△ 5点
万年筆買って銀座のクリスマス 騒々子 裏通○ あき子○ 銅羅△ 5点
除夜の鐘ヒッチコックの三本目 沖仲仕 箸つ子○ 赤帆○ 裏長屋△ 5点
除夜の鐘揃いの皿の徐々に減り あき子 裏長屋○ ズボン堂○ 沖仲仕△ 5点
波濤より碧き万年筆の文字 銅羅 宗道○ あき子△ 山羊△ 沖仲仕△ 5点
 太宰治の小説より
荒海や灯台守のクリスマス
騒々子 昶◎ 宗道△ 4点
つらら払う万年筆が欲しいんだ 赤帆 ズボン堂◎ 山羊△ 4点
クリスマス・イヴのキス用おでこかな 箸つ子 銅羅○ 山羊○ 4点
極太の万年筆の賀詞まがる 山羊 銅羅◎ 3点
除夜の鐘死にゆく人生まれる人 裏通 宗道○ 昶△ 3点
霜柱万年筆の字の太さ みなと やよい○ 蝉息△ 3点
園児らの手足まんまるクリスマス 蝉息 千晶○ 裏長屋△ 3点
万年筆試し書きして安ショール 騒々子 裏通△ 裏長屋△ 赤帆△ 3点
佳作B 除夜の鐘煩悩いくつ煩煩梵 山羊 赤帆○ 2点
クリスマス老人ふぐりぶらさげて ズボン堂 銅羅△ やよい△ 2点
酔客とマダムの猫と除夜の鐘 宗道 昶△ やよい△ 2点
師走の句万年筆で書いてみる 裏長屋 騒々子△ 裏通△ 2点
コンビニのおでんに染みる除夜の鐘 銅羅 赤帆△ 宗道△ 2点
クリスマスぼくにサンタは来なかった 山羊 ズボン堂△ 1点
 池田澄子句に「亀にでもなって鳴いたら撫でてやろ」あり
鳴かずとも万年筆は撫でてやろ
蝉息 箸つ子△ 1点
除夜の鐘図書館の窓に罅入りて みなと あき子△ 1点
そのかみのマドンナも来るクリスマス 裏長屋 騒々子△ 1点
銭湯やあちらこちらの除夜の鐘 やよい 裏通△ 1点
霜の夜万年筆に曾祖父の名 千晶 昶△ 1点
選外 クリスマス迎え酒から始まりぬ ズボン堂    
日記買う万年筆はこわれたまま 裏通    
漱石忌ウォーターマンのインク洩れ 裏通    
木陰濃く南半球クリスマス 赤帆    
さまよへる影から影へ除夜の鐘 蝉息    
紅淡くクリスマスローズ旅支度 みなと    
病臥して老母聞き入る除夜の鐘    
落第子泣かせ万年筆眠る    
七面鳥に忍び泣く子の聖夜かな    
クリスマス施設の母に一行詩 宗道    
万太郎と記すあら玉の万年筆 宗道    
冬銀河万年筆の廻り初む 千晶    
マグマ大使!と叫ぶ聖夜の万年筆 千晶    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 今井聖 沖仲仕 21点 冬北斗万年筆を持つ角度        9 点
燭吊つて降誕祭の地面掘る       7 点
除夜の鐘ヒッチコックの三本目     5 点
2 辻憲 銅羅 19点 校庭に老いし兎の聖夜かな       12 点
波濤より碧き万年筆の文字       5 点
コンビニのおでんに染みる除夜の鐘   2 点
3 池田澄子 箸つ子 16点 寒がりの姪の細字の万年筆       7 点
Xマス立つに両手を用いたる      5 点
クリスマス・イヴのキス用おでこかな  4 点
3 土肥あき子 あき子 16点 雪の結晶万年筆の試し書き       6 点
クリスマスツリーに積もる嘘の雪    5 点
除夜の鐘揃いの皿の徐々に減り     5 点
5 井川博年 騒々子 12点 万年筆買って銀座のクリスマス     5 点
 太宰治の小説より
荒海や灯台守のクリスマス       4 点
万年筆試し書きして安ショール     3 点
5 三宅やよい やよい 12点 雪積むや万年筆を寝かせおく      6 点
犬小屋に深紅のリボンクリスマス    5 点
銭湯やあちらこちらの除夜の鐘     1 点
7 八木忠栄 蝉息 11点 除夜の鐘天から荒縄一本        7 点
園児らの手足まんまるクリスマス    3 点
 池田澄子句に「亀にでもなって鳴いたら撫でてやろ」あり
鳴かずとも万年筆は撫でてやろ     1 点
さまよへる影から影へ除夜の鐘
8 中上哲夫 ズボン堂 10点 クリスマスツリーの陰から雨男     8 点
クリスマス老人ふぐりぶらさげて    2 点
クリスマス迎え酒から始まりぬ
9 清水哲男 赤帆 9点 電車乗り換えるあいだの除夜の鐘    5 点
つらら払う万年筆が欲しいんだ     4 点
木陰濃く南半球クリスマス
10 小長谷清実 裏長屋 8点 誰でなく人恋しきや除夜の鐘      5 点
師走の句万年筆で書いてみる      2 点
そのかみのマドンナも来るクリスマス  1 点
11 八木幹夫 山羊 6点 極太の万年筆の賀詞まがる       3 点
除夜の鐘煩悩いくつ煩煩梵       2 点
クリスマスぼくにサンタは来なかった  1 点
12 有働薫 みなと 4点 霜柱万年筆の字の太さ         3 点
除夜の鐘図書館の窓に罅入りて     1 点
紅淡くクリスマスローズ旅支度
13 国井克彦 裏通 3点 除夜の鐘死にゆく人生まれる人     3 点
日記買う万年筆はこわれたまま
漱石忌ウォーターマンのインク洩れ
14 白川宗道 宗道 2点 酔客とマダムの猫と除夜の鐘      2 点
クリスマス施設の母に一行詩
万太郎と記すあら玉の万年筆
15 柴田千晶 千晶 1点 霜の夜万年筆に曾祖父の名       1 点
冬銀河万年筆の廻り初む
マグマ大使!と叫ぶ聖夜の万年筆
16 清水昶   病臥して老母聞き入る除夜の鐘
落第子泣かせ万年筆眠る
七面鳥に忍び泣く子の聖夜かな

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