OLD STATION目次へ


第60回余白句会記録
日時
2005・8・20(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者
井川博年(騒々子) 有働薫(みなと) 小長谷清実(裏長屋)  清水昶(昶) 清水哲男(赤帆) 辻憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 三宅やよい(やよい)
欠席者
国井克彦(裏通) 中上哲夫(ズボン堂) 八木忠栄(蝉息)投句あり。
小沢信男(巷児) 多田道太郎(道草) 木坂涼(紙子) 白川宗道(宗道) アーサー・ビナード(ペダル) 八木幹夫(山羊)投句なし。
ゲスト
辻村麻乃、今井聖、柴田千晶
兼題
晩夏光・蝉時雨・シャワー・テロ(またはテロリスト)
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

晩夏光プラスティックの中の泡 麻乃 千晶◎ やよい◎ 赤帆○ あき子○ 沖仲仕△ 11点
叫ぶ口のまま浴びている夜のシャワー 銅羅 騒々子◎ 赤帆○ 麻乃○ 沖仲仕○ 千晶○ 11点
黒こげの自転車立てり晩夏光 銅羅 麻乃◎ みなと△ 裏長屋△ 赤帆△ 沖仲仕△ 7点
蝉時雨解体中止の一軒家 麻乃 騒々子○ 裏長屋○ 昶○ 6点
漂着のごとくに目覚む蝉時雨 沖仲仕 みなと◎ 千晶○ 5点
テロの国見てきた月が今満ちて 麻乃 沖仲仕◎ みなと△ 銅羅△ 5点
晩夏光鏨打つ音遠くより みなと 昶○ やよい○ 千晶△ 5点
父と子が石を切りをり蝉時雨 騒々子 みなと○ 昶△ 赤帆△ あき子△ 5点
佳作A 新宿やホテルの裏の蝉時雨 ズボン堂 赤帆◎ 裏長屋△ 4点
一本の新樹となりてシャワー浴ぶ あき子 銅羅◎ 赤帆△ 4点
蝉時雨犬が水飲む水たまり みなと あき子○ 騒々子△ 裏長屋△ 4点
蝉しぐれにも濃淡のある谷中 蝉息 裏長屋○ 銅羅△ あき子△ 4点
ご機嫌の悪きシャワーがそつぽ向く 麻乃 あき子◎ 3点
晩夏光決勝戦のいま終わる 赤帆 昶◎ 3点
晩夏光コンクリートに花火跡 やよい 裏長屋◎ 3点
負けて来た顔あおむけてシャワー浴ぶ やよい みなと○ 沖仲仕△ 3点
蝉時雨鉄橋通過すれば過去 やよい 銅羅○ 麻乃△ 3点
佳作B 月の校舎十四歳の自爆テロ 千晶 麻乃○ 2点
黒衣の街の露店のルビー晩夏光 千晶 沖仲仕○ 2点
シャワー室へ女先生白水着 裏通 騒々子○ 2点
蛇口からしずく点々晩夏光 裏長屋 銅羅○ 2点
晴れやかなテロリストの眼葉月尽 裏通 やよい○ 2点
少年の隠れ煙草や蝉時雨 ズボン堂 騒々子△ 昶△ 2点
テロの報に慣れあおあおと烏瓜 赤帆 騒々子△ やよい△ 2点
テロップは自爆テロ冷奴待つ 銅羅 みなと△ 麻乃△ 2点
上階のシャワーの音のみ夜の浴槽 千晶 やよい△ 1点
影が動いてシャワーの音の聞こえくる 沖仲仕 あき子△ 1点
野良猫や用無き身にも蝉時雨 ズボン堂 昶△ 1点
蝉時雨この樹の汁の青臭さ みなと 千晶△ 1点
蝉時雨はたと止みたる空の色 赤帆 銅羅△ 1点
射すごとくシャワーを浴びる運動部 千晶△ 1点
白線の内側で待つ晩夏光 あき子 麻乃△ 1点
蝉時雨やわらかなくち氷砕く 銅羅 やよい△ 1点
選外 橋まっしろ西日の中のテロリスト やよい    
青春は昏れ易きかな晩夏光    
シャワー室から肉体論とんで出る 蝉息    
弟の忌日ふたたび蝉時雨 ズボン堂    
哲学の道散策すれば蝉時雨    
シャワーノズルくねり熱湯吐き散らす みなと    
落書の「アキコ」千人晩夏光 沖仲仕    
テロリストバナナの皮ですべりけり 騒々子    
病葉や俊輔狂介テロの日々 裏長屋    
二輛目で鬼灯鳴らすテロリスト 蝉息    
ばた足のしぶきや遠きテロのあと 沖仲仕    
蝉時雨中卒の嫁と言われたる 千晶    
原爆忌テロリストは詩集叩き売る 蝉息    
シャワー浴ぶ♪象さんお鼻が長いのね 裏長屋    
過誤一つシャワーに泣いている娘かな 赤帆    
蝉時雨ふっと止みたり柴屋寺 裏長屋    
テロリストの脇より蟻の迷ひ出る あき子    
蝉時雨歌うたう母在りにけり 裏通    
蝉時雨風が流れてゐたりけり あき子    
蝉時雨だけの時間に身を置いて 裏通    
林抜け墓地に行く道蝉時雨 騒々子    
テロリスト蚤の退治に終わりけり 騒々子    
ロンドンの霧の中よりテロリスト    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 辻村麻乃 麻乃 25点 晩夏光プラスティックの中の泡    11 点
蝉時雨解体中止の一軒家       6 点
テロの国見てきた月が今満ちて    5 点
ご機嫌の悪きシャワーがそつぽ向く  3 点
2 辻 憲 銅羅 21点 叫ぶ口のまま浴びている夜のシャワー 11 点
黒こげの自転車立てり晩夏光     7 点
テロップは自爆テロ冷奴待つ     2 点
蝉時雨やわらかなくち氷砕く     1 点
3 有働薫 みなと 10点 晩夏光鏨打つ音遠くより       5 点
蝉時雨犬が水飲む水たまり      4 点
蝉時雨この樹の汁の青臭さ      1 点
シャワーノズルくねり熱湯吐き散らす
4 三宅やよい やよい 9点 晩夏光コンクリートに花火跡     3 点
負けて来た顔あおむけてシャワー浴ぶ 3 点
蝉時雨鉄橋通過すれば過去      3 点
橋まっしろ西日の中のテロリスト
5 中上哲夫 ズボン堂 7点 新宿やホテルの裏の蝉時雨      4 点
少年の隠れ煙草や蝉時雨       2 点
野良猫や用無き身にも蝉時雨     1 点
弟の忌日ふたたび蝉時雨
6 今井聖 沖仲仕 6点 漂着のごとくに目覚む蝉時雨     5 点
影が動いてシャワーの音の聞こえくる 1 点
落書の「アキコ」千人晩夏光
ばた足のしぶきや遠きテロのあと
6 清水哲男 赤帆 6点 晩夏光決勝戦のいま終わる      3 点
テロの報に慣れあおあおと烏瓜    2 点
蝉時雨はたと止みたる空の色     1 点
過誤一つシャワーに泣いている娘かな
8 柴田千晶 千晶 5点 月の校舎十四歳の自爆テロ      2 点
黒衣の街の露店のルビー晩夏光    2 点
上階のシャワーの音のみ夜の浴槽   1 点
蝉時雨中卒の嫁と言われたる
8 井川博年 騒々子 5点 父と子が石を切りをり蝉時雨     5 点
テロリストバナナの皮ですべりけり
林抜け墓地に行く道蝉時雨
テロリスト蚤の退治に終わりけり
8 土肥あき子 あき子 5点 一本の新樹となりてシャワー浴ぶ   4 点
白線の内側で待つ晩夏光       1 点
テロリストの脇より蟻の迷ひ出る
蝉時雨風が流れてゐたりけり
11 八木忠栄 蝉息 4点 蝉しぐれにも濃淡のある谷中     4 点
シャワー室から肉体論とんで出る
二輛目で鬼灯鳴らすテロリスト
原爆忌テロリストは詩集叩き売る
11 国井克彦 裏通 4点 シャワー室へ女先生白水着      2 点
晴れやかなテロリストの眼葉月尽   2 点
蝉時雨だけの時間に身を置いて
蝉時雨歌うたう母在りにけり
13 小長谷清実 裏長屋 2点 蛇口からしずく点々晩夏光      2 点
病葉や俊輔狂介テロの日々
シャワー浴ぶ♪象さんお鼻が長いのね
蝉時雨ふっと止みたり柴屋寺
14 清水昶 1点 射すごとくシャワーを浴びる運動部  1 点
青春は昏れ易きかな晩夏光
哲学の道散策すれば蝉時雨
ロンドンの霧の中よりテロリスト

【吉祥寺コミセンで「はいチーズ」】

後列左から 沖仲仕、裏長屋、やよい、昶、麻乃、銅羅
前列左から みなと、千晶、騒々子、麻乃さんのお嬢さんおふたり、あき子、赤帆

OLD STATION目次へ