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第56回余白句会記録
日時
2004・12・18(土)
場所  
吉祥寺本町コミュニティーセンター
参加者

井川博年(騒々子) 有働薫(みなと) 小長谷清実(裏長屋)  清水昶(昶) 清水哲男(赤帆) 白川宗道(宗道) 辻憲(銅羅) 土肥あき子(あき子) 中上哲夫(ズボン堂) 三宅やよい(やよい) 八木忠栄(蝉息)
欠席者
国井克彦(裏通) 投句あり。
小沢信男(巷児) 多田道太郎(道草) 木坂涼(紙子) アーサー・ビナード(ペダル)  八木幹夫(山羊) 投句なし。
ゲスト
池田澄子(箸っ子) 今井聖(沖仲仕)
兼題
兎・去年今年・冬うらら・東京
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

冬麗や鉈さげて出る寡婦の家 蝉息 ズボン堂◎ 騒々子○ みなと○ やよい○ 9点
耳揃え兎の愚かなる顔よ あき子 宗道◎ やよい◎ 箸っ子○ 蝉息△ 9点
一族の写真頭上に去年今年 やよい 昶◎ 沖仲仕○ 箸っ子△ 6点
わがこころわが身に吊るし去年今年 蝉息 箸っ子◎ あき子○ 5点
去年今年指それぞれの氏素性 蝉息 沖仲仕◎ 宗道○ 5点
還暦や無名にして冬うらら ズボン堂 蝉息◎ 銅羅△ やよい△ 5点
冬うらら猫の尾たらす庇かな 銅羅 裏長屋◎ みなと△ 赤帆△ 5点
酔ひてゆく夜道や脱兎よこぎるか みなと ズボン堂○ 昶△ あき子△ やよい△ 5点
佳作A 飛雪来る「東京行」のプレートに 沖仲仕 騒々子◎ 箸っ子△ 4点
冬うらら老監督は美女連れて 裏通 みなと◎ 沖仲仕△ 4点
薔薇色の手で渡される雪うさぎ やよい 赤帆◎ 箸っ子△ 4点
冬うらら蝶ネクタイの朔太郎 沖仲仕 やよい○ 蝉息○ 4点
兎とぶ沖を見ている彼をみている 銅羅 裏長屋○ 蝉息○ 4点
東京に天皇拉致しと賀状あり みなと ズボン堂○ 沖仲仕○ 4点
野暮用に出て冬うらら荷が重い 箸っ子 裏長屋○ あき子○ 4点
冬三日月はじめて東京へ来た日のよう 箸っ子 赤帆○ 騒々子△ やよい△ 4点
去年今年灯す国労在りし頃 沖仲仕 赤帆○ 裏長屋△ ズボン堂△  4点
東京に鯨くる日や冬うらら ズボン堂 あき子◎ 3点
奥山は吹雪兎は眠り居り 騒々子 銅羅◎ 3点
 八木忠栄氏を祝う
東京の夜しぐれて受賞詩人かな
みなと 昶○ 蝉息△ 3点
 亀戸線車中
箒さかさ束ねて青き冬うらら
みなと 銅羅○ 騒々子△ 3点
高層でウサギ飼ってる老姉妹 裏長屋 箸っ子○ 沖仲仕△ 3点
去年今年恋の初心を貫けり 宗道 昶○ 蝉息△ 3点
どの川の行き先も海冬うらら あき子 騒々子△ 宗道△ 銅羅△ 3点
佳作B 洋食屋出ればそこが春東京 蝉息 銅羅○ 2点
生きのびて静脈淡き去年今年 赤帆 騒々子○ 2点
棒を飲んだ男の話去年今年 宗道○ 2点
燕尾服おんなの次にうさぎ消す やよい みなと○ 2点
うさぎ当番咳してキャベツ持ち替える 箸っ子 みなと△ 宗道△ 2点
東京や聖しこの夜の団子坂 裏長屋 赤帆△ 銅羅△ 2点
冬麗文化包丁社会鍋 裏長屋 赤帆△ あき子△ 2点
母犬の乳首に子犬冬うらら やよい みなと△ あき子△ 2点
膝抱くと胸あたたかし去年今年 箸っ子 ズボン堂△ 1点
見渡せば戦ばかりの去年今年 騒々子 宗道△ 1点
なにはさて無口がよろし雪兎 ズボン堂 沖仲仕△ 1点
東京にしがみつきたる冬の月 赤帆 裏長屋△ 1点
雪兎一番星は父ならむ 宗道 昶△ 1点
冬うらら公園の河馬見て帰る 裏長屋△ 1点
ためらわずゴキブリ渡れ去年今年 裏長屋 ズボン堂△  1点
怪獣が踏む東京タワー冬灯し あき子 昶△ 1点
選外 東京の寒夜の赤き薔薇を買ふ 宗道    
十二月八日というに冬うらら 騒々子    
追いつめて忘れ得べきや兎狩 赤帆    
母よ汝が子は生きている冬うらら 裏通    
やさぐれてなんでもいいや去年今年 ズボン堂    
冬うらら墓地へ十歩の飲み屋街 宗道    
疾駆する東京湾岸冬の月いづ 銅羅    
夕陽ヶ丘にゴルフ場あり兎跳ぶ    
冬晴れや「東京キッド」といふ果実 銅羅    
冬うらら後にも先にもこのレース 赤帆    
東京の空こそ碧し憂国忌 裏通    
ドンド焚き東京ばかりが何故モテる 騒々子    
兎当番ストーブ当番教室に 沖仲仕    
紅葉散る歌は東京ラプソデー 裏通    
鳩の巣に孵らぬ卵去年今年 あき子    
東京を故郷となして初時雨    

◆ 総合得点ランキング ◆

1 八木忠栄 蝉息 21点 冬麗や鉈さげて出る寡婦の家      9 点
わがこころわが身に吊るし去年今年   5 点
去年今年指それぞれの氏素性      5 点
洋食屋出ればそこが春東京       2 点
2 有働薫 みなと 15点 酔ひてゆく夜道や脱兎よこぎるか    5 点
東京に天皇拉致しと賀状あり      4 点
 八木忠栄氏を祝う
東京の夜しぐれて受賞詩人かな     3 点
 亀戸線車中
箒さかさ束ねて青き冬うらら      3 点
3 三宅やよい やよい 14点 一族の写真頭上に去年今年       6 点
薔薇色の手で渡される雪うさぎ     4 点
燕尾服おんなの次にうさぎ消す     2 点
母犬の乳首に子犬冬うらら       2 点
4 土肥あき子 あき子 13点 耳揃え兎の愚かなる顔よ        9 点
どの川の行き先も海冬うらら      3 点
怪獣が踏む東京タワー冬灯し      1 点
鳩の巣に孵らぬ卵去年今年
5 今井聖 沖仲仕 12点 飛雪来る「東京行」のプレートに    4 点
去年今年灯す国労在りし頃       4 点
冬うらら蝶ネクタイの朔太郎      4 点
兎当番ストーブ当番教室に
6 池田澄子 箸っ子 11点 冬三日月はじめて東京へ来た日のよう  4 点
野暮用に出て冬うらら荷が重い     4 点
うさぎ当番咳してキャベツ持ち替える  2 点
膝抱くと胸あたたかし去年今年     1 点
7 辻憲 銅羅 9点 冬うらら猫の尾たらす庇かな      5 点
兎とぶ沖を見ている彼をみている    4 点
疾駆する東京湾岸冬の月いづ
冬晴れや「東京キッド」といふ果実
7 中上哲夫 ズボン堂 9点 還暦や無名にして冬うらら       5 点
東京に鯨くる日や冬うらら       3 点
なにはさて無口がよろし雪兎      1 点
やさぐれてなんでもいいや去年今年
9 小長屋清実 裏長屋 8点 高層でウサギ飼ってる老姉妹      3 点
東京や聖しこの夜の団子坂       2 点
冬麗文化包丁社会鍋 裏長屋      2 点
ためらわずゴキブリ渡れ去年今年    1 点
10 井川博年 騒々子 4点 奥山は吹雪兎は眠り居り        3 点
見渡せば戦ばかりの去年今年      1 点
十二月八日というに冬うらら
ドンド焚き東京ばかりが何故モテる
10 白川宗道 宗道 4点 去年今年恋の初心を貫けり       3 点
雪兎一番星は父ならむ         1 点
東京の寒夜の赤き薔薇を買ふ
冬うらら墓地へ十歩の飲み屋街
10 国井克彦 裏通 4点 冬うらら老監督は美女連れて      4 点
母よ汝が子は生きている冬うらら
東京の空こそ碧し憂国忌
紅葉散る歌は東京ラプソデー
14 清水哲男 赤帆 3点 生きのびて静脈淡き去年今年      2 点
東京にしがみつきたる冬の月      1 点
追いつめて忘れ得べきや兎狩
冬うらら後にも先にもこのレース
14 清水昶 3点 棒を飲んだ男の話去年今年       2 点
冬うらら公園の河馬見て帰る      1 点
夕陽ヶ丘にゴルフ場あり兎跳ぶ
東京を故郷となして初時雨

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