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突発わがまま句会記録
日時
1993・11・19
場所  
新宿 酒亭「柚子」
参加者
井川博年(騒々子) 伊藤聚(シルバー) 国井克彦(克彦) 清水哲男(赤帆) 辻征夫(貨物船) 中上哲夫(ズボン堂) 八木幹夫(山羊)
兼題
冬の雨・水鳥・火事(辻征夫出題)
選句
持点 天◎3点×1 地○2点×2 人△1点×3 計10点
注)出席者のみ選

冬の雨下駄箱にある父の下駄 貨物船 ズ△ シ◎ 赤○ ◎ 9点
浮寝鳥河口より町明け初める 騒々子 ズ◎ ○ 5点
冬の雨女が酒を飲む気配 赤帆 貨◎ 騒○ 4点
冬の雨受けてる皿を猫憎む シルバー ズ○ 貨○ 4点
冬の雨饅頭熱き離別かな 貨物船 騒◎ 赤△ 4点
フランスに行かぬ決意に冬の雨 山羊 克○ ズ○ 4点
佳作A   北陸の朝市にて
青き魚赤き魚にも冬の雨
ズボン堂 克◎ 3点
火事を見る少年探偵幾人も 騒々子 シ◎ 3点
佳作B 火事いくつカリフォルニアに月ひとつ 赤帆 山△ 貨△ 2点
水鳥の水鳥ゆえの拒絶の美 克彦 騒○ 2点
遠火事や少年の日の向こう傷 貨物船 ズ△ シ△ 2点
火事はどこのそりと酔客のれんから ズボン堂 山△ 騒△ 2点
佳作C 誕生日ただ水鳥の声はして 赤帆 貨△ 1点
振袖の火事もなつかし文庫買う 赤帆 シ△ 1点
火事の町置き去る冬の深夜便 シルバー 克△ 1点
冬枯れの視野を水鳥かがりゆく 克彦 1点
火事見舞まだ盛大に燃えている 貨物船 ズ△ 1点
冬の雨若かりしかば傘ささず 貨物船 騒△ 1点
人妻のキスの甘さよ昼の火事 騒々子 ズ△ 1点
火事場にて昔のひとに会いにけり ズボン堂 赤△ 1点
冬の雨淵の河童はいまいずこ ズボン堂 克△ 1点
三省堂の火事眺めつつ酒なめる 克彦 シ△ 1点
冬の雨逢ふ瀬の時の短かけれ 克彦 貨△ 1点
水鳥の胸毛濡れゐることのなし 山羊 克△ 1点

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