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    <title><![CDATA[open minded]]></title>
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    <description><![CDATA[Zen and The Art of Mind Hike.]]></description>
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    <pubDate>Mon, 30 Jun 2008 03:39:26 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[太陽を待ちながら 〜 Hello, I love you. ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　いやぁ、もうね、寂しいですな。まったくもって物悲しい。ポカポカと暖かい日差しを浴びてなお寂しい。縁側でかき氷を食べながら風鈴の音色がさらに物悲しい。冷たい風に舞い散る枯れ葉がまた侘びしい。木枯らしとともにチラチラと降り積もる細雪が案の定うら寂しい。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　夜明けから夕暮れまでが寂しい。月明かりの夜が寂しいし、明けの明星の淡い光がまたなんとも寂しい。それでいて東へ旅立つまだ幼い鳥たちが寂しいし、西から吹く季節風もまた寂しい。つまり大陸から大洋まで寂しい。しかも北斗七星から南十字星までが寂しい。あろうことか太陽の汗から月の涙まで寂しい。当然ゆりかごから墓場まで寂しい。あぁ寂しい寂しい。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　最近は「さよなら」を言うことが流行っていて何とも寂しいかぎり、思わず「ニコラス、おまえもか！」と心の中で叫び、震える手でシケモクを口に運びながら、どんよりした梅雨空を見上げる朝。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　粘りつく湿気とはうらはらに、涙さえこぼれぬような乾いた心象風景は、殺伐としたアスファルトかあるいは荒涼とした砂漠がどこまでも続くだけの昼下がり。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　すべてがもう終わりを迎えているのではないかと感じて、もはや魂は蛻けの殻、進化のどん詰まりで途方に暮れるしか手がない夕暮れ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言っても、「さよなら」と同時に踵を返し、そしらぬ顔で「こんにちは」と言えるのがヒト科ヒトの生き方。つまり、ヒトが「さよなら」を言うとき、そこにはすでに「こんにちは」が今か今かと飛び出しかけているはずだし、またヒトが「こんにちは」と言ったとき、あたりにはまだ「さよなら」の余韻が名残惜しげに漂っているもの。「さよなら」と「こんにちは」は実は表裏一体、本来ならば同時に言うべき言葉なのです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうと決まったらオチオチ寂しがってはいられません。侘びしいなどとこぼしてシケモクなどに手を伸ばしている場合ではないのです。2.0になり損ねた（いや、2.0への夢が完全についえたわけではないのですが）この「open minded」も今までどおり1.xの姿のまま、新たな地平に立つことができるかもしれない。いや、きっと到達してみせる。太陽を待ちながらも、7月には必ず、Hello, I love you. と笑顔で言ってみせる。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/me.jpg" rel="lightbox[mobileme]" title="BlogMe というツールが用意されているとかいないとか"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/methumb.jpg" width="336" height="180" border="0" alt="mobile me" /></a> <br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">「<a href="http://www.apple.com/jp/dotmac/">.MacはまもなくMobileMeになります。</a>」</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　実はわたくし、一昨年に「BlogMe」というブログツールの出現を予言しています（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C347211644/E20061019231829/index.html">あいまいな私のブログ</a> 」2006.10.19）。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　今でも、この MobileMe の標準ツールとしての、まだ見ぬ「BlogMe」を待ちながら、Hello, I love you. と歌っているのです。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Mon, 30 Jun 2008 03:38:37 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[よごれた顔でこんにちは。キミ元気かい？　僕は気にしなくていいのさ ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C347211644/E20080628021557/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　あなたがもし地球上にお住まいで、なおかつ日常的に二足歩行で移動する種族に属しておられるなら、歩行という行為が身体を左右に揺らして行なうものであることにお気付きのはず。体重移動するあいだに身体が倒れてしまうのを食い止めるため、しかたなしに足が前に出てしまうものであるということ。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/sonomono.jpg" rel="lightbox[sonomono]" title="SONOMONO"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/sonomonothumb.jpg" width="140" height="120" border="0" alt="SONOMONO" /></a> <br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　asmの作った本が送られてきて第一に思うことは、こういったいわゆるリトルプレスに対して、まず敬意を表するということ。敬意を表するなどと偉そうにひと言で片付けてしまったけれども、これは本当に並大抵の努力では出来ない仕事です。今から20数年前に、CPUとHDDを内蔵した（つまり立派なコンピュータであった）レーザーライターという装置が市販されて以降、デスクトップ・パブリッシングというムーブメントが沸き起こったのだけど、それでもある程度のクォリティで製本することは今でさえ難しいはず。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言ってもリトルプレスの醍醐味というものがやはり存在していて、それはデスクトップ、いや今はむしろラップトップ・パブリッシングとも言うべき身軽な制作現場で編集・デザインが出来ること。身を削る労力と引換えに、その醍醐味を堪能できるのは幸せといえるでしょう。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　もちろん個人的な関心事をどうやって一般化するかという大難関を乗り越えていると断言は出来ないし、デザインについてもいわゆるポストモダンのショウケース的な習作というべきかもしれません。オムニバスながら一冊通してのトータルコンセプトである「Rhythm」というキーワードも一般普通名詞として昇華できているとは言えないかもしれません。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　それでも、未刊を含めた全巻を通しての「SONOMONO」という単語がいつか、個人的なだけの意志ではなく、体重移動に伴うヒト科ヒトのしかたなしの必然的な一歩前進であることに気付く時が来ると思うのです。それはちゃんとこの本の表紙に現れていて、おそらくasm自身のものであろう、一瞬たりとも留まっていないその手を、自分自身で信じていることが表現されているから。しかたなしに、必然的に動く作り手としての自分の手を信じているという表明であるから。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　一方、このわたくしはというと、この数年のあいだ、まったくもって安易な手法、つまりジ・インターネットという実際はローカルなネットワークのワールドワイドウェッブ上に、iBlog などという一見お手軽なツールを使ってニセブログを作り、その場の思いつきだけの駄文を書き散らしてきて、これが結局のところ、自分にとってのしかたなしの歩行であったわけです。一種のリハビリテーション。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところがその安易な行為さえも、とうとう一カ月以上もあいだを開けてしまうというという体たらく。相変わらずイヤフォンを耳穴に突っ込んでダラダラ暮らす日々。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　たとえそこに流れる音楽が最高の音楽であったとしても、つまり手に汗握るインタープレイ、絶妙のアンサンブル、高揚するオーケストレーション、そしてまた時には、ヒトはどこから来てどこへ行くのかと思わず空を見上げて涙し、あるいは、さぁ一歩ずつ地面を蹴り出せと力がみなぎるというような抒情性あふれる音楽、そんな20世紀最高の名曲、Don Cherryの「Teo-Teo-Can」であったとしても、それでもコーヒーカップ片手にぼんやりとタバコを吹かしながら腰掛けて、日が沈むのをじっと見つめているだけ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　あなたがもし地球上にお住まいで、なおかつ日常的に二足歩行で移動する種族に属しておられるなら、三つ以上のタイヤで移動する自動車にはそれほど興味を持たれないはず。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　タイヤを三つも四つも使うそんな過保護な乗り物なんて、二足歩行も億劫になり、日が沈むのをぼんやり眺めているだけのデスクトップ・パブリッシャーか、あるいはその足が弱体化してヒレや尻尾ほどの役割しか果たせなくなった進化のどん詰まりに腰掛けてタバコを吹かしている生命体の専用物。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　体重移動するあいだに倒れてしまうのを食い止めるために駆動するしかない乗り物、止まったら倒れてしまうような乗り物、そしてヒト科ヒトがその足で支えてやらないと絵にならない乗り物、つまり二輪車こそが二足歩行する動物にふさわしい。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　たとえ走る道がこの先どん詰まりであろうとも、あれこれ面倒なツールに手を焼こうとも、つまり、ドットマック・チャンネルが残り期間わずかになろうとも、そして相変わらず手のかかる iBlog にうんざりさせられようとも、それでも体重移動するその瞬間の感覚は忘れてはいません。バックアップはかろうじて保存されている。バランスを崩す直前のアクセルワークでこのブラインドカーブもクリアできるはず。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうしてそのカーブの先で立ち止まり、何食わぬ顔で歌うのです。よごれた顔でこんにちは。キミ元気かい？と。つまりこれは何よりも大切なことだと思うのだけど、行間からしかたなしにこぼれ出てくるノイズというもの。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　「ノイズまみれの僕は気にしなくていいのさ、ホコリ風が吹いてたし、汗びっしょりなのさ。でもいつかわかってもらえるさ」と歌うこと。それこそがリトルプレスを作ることそのもの、SONOMONOだと思うのです。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Sat, 28 Jun 2008 02:15:57 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[新改訂・新生活を始めるときに必ず書いておかなければならないこと ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C347211644/E20080320183853/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　このたび地球上にて新生活を始める知的生命体の皆さん、そしてあまり知的でない生命体の皆さん、当ブログ「open minded」へようこそ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このブログはエイプリルフール社（社名からお察しの通りこの会社は4月1日が設立記念日である。以下某社Aと呼ぶ）の提供により、渋谷区と新宿区のほぼ全域、そして世田谷区、港区、千代田区、目黒区の一部地域、文京区、中央区に点在する特定地域、さらには港北区、緑区、東灘区、長田区、須磨区、高津区、中原区といった23区以外の指定地区において生息するヒト科ヒトの頭蓋内に存在するマインドをハイクする目的で、昼夜を問わず気が向いたときに更新されている。もちろん、南極大陸の地中、いや氷中に存在する南極哺乳類コミュニティ区、さらには月面、ディオファントスやオイラーといったクレーター内の生態系も対象となり得る。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言っても、対象地区においての役立つ地域情報や、暮らしの知恵などといった話題を期待してもらっては困る。そのような話題はここ何年かで急成長を遂げたカリフォルニア州マウンテンビューの営利法人の作ったものや、いまいち垢抜けないイメージを捨てきれぬために世界最大のソフトウェア会社から執拗につけ狙われている会社のものなど、ごくごく一般的なジ・インターネット・ツールを使って各自おのおの、几帳面に生真面目に検索を続けていただきたい。ヒトの生き方というものは、そうやって検索し続けていれば自然に見つけられることになっている。どうかしちゃったヒトならば、どうかしちゃったツールを使い、どうかしちゃったネットワークですべて自足できるはずである。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　もっとも、このブログ「open minded」もドットマック・チャンネルによって、ご覧のとおりジ・インターネット／ワールドワイドウェッブにて公開されている。ジ・インターネット／ワールドワイドウェッブなどと大層な名前が付けられているが、この地球を覆うさまざまなネットワークの中の一つに過ぎない。屈折した意志を持つある特定機関によって緩やかに管理された局地的な“ローカル”・ネットワークに過ぎない。ローカルに過ぎないがそれでも、AppleLink の崩壊、eWorld の水没などを経た今となっては公開先として他に選択肢はない。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/41eWorld.jpg" rel="lightbox[41eworld]" title="在りし日の eWorld 画面"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/41eWorldthumb.jpg" width="160" height="192" border="0" alt="eWorld" /></a> <br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このブログを提供している某社Aの調査によって、ジ・インターネット／ワールドワイドウェッブをなるべく目立たないように振る舞いながら運営管理しているその特定機関の隠された実態が一部明らかにされつつある。この特定機関というのは、ロサンゼルスにある民間非営利団体で、総務を担当する部署のチーフ・マネジャーが実はたこ焼きが大好物だとか、校閲等が主な業務である他の部署の部長クラスのオッサンが受付嬢とイチャついているといった目撃情報などが確認されている。某社Aはこの春、全社をあげて（ったって一人しかいないんだが）本格的な浮気調査や好物嗜好調査に乗り出す模様である。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このことは、新生活を始める皆さんが、これからお使いになる電子メールやブラウザといった各種ツール群の基幹技術にも影響する。自分が送信したメールが一向に相手に届かないとか、設定など特に変更していないのにスパムメールが急に減ったとか、あるWebページの表示が極端に遅いとか、そういった時には決まって某社Aの調査員が夜の裏通りを靴音高く駆け抜けている時であると考えていいだろう。調査員はこの民間非営利団体のすべてのフロアを熟知していて、ワイングラスの底に耳を当てて情報をキャッチしている。ただしその度にワインを飲み干しているので、常に赤い顔をしていて足元もおぼつかないのが現状である。明け方、調査を終える頃になると、せっかく仕入れた情報もどこへやら、ヘベレケになって通りを千鳥足で歩く調査員の姿がしばしば目撃されている。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さて、新生活を始められた皆さんなら、すでにお察しのとおり、当該地域では無差別に創発された情報が、即座に変容しながら一刻も休むことなく乱れながら増殖している。ノイズまみれになった情報も、一定の秩序に則った情報も、同時多発的に創発され、瞬時にその姿を変え得る。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　説明しよう。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　“午前二時”という情報に対しては「おいおい、もう午前二時だよ」と「まだ午前二時かよ」というまったく別の情報がほぼ同時に創発される。“二時”とか、あるいは“午●二時”というノイズ混じりの情報しかなければ、午前か午後かを推測しなければならない。それがもし、“にじ”だけならば、二時なのか二次なのか二字なのか、もしかしたら“虹”という意味かもしれない。読み違えて“西”だと勘違いしてしまうこともあり得る。“にじ”を“こし”と読み違えれば“腰”になる可能性さえある。つまり、“二時”という情報は“虹”にも“西”にも“腰”にも変容し得る。「もう午前二時かよ・・・」と「うわぁ虹がきれいだ」と「いやぁ腰痛がひどくて・・・」とは、実はそれぞれすぐ隣り合わせにある情報である。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　当ブログでは、これらのノイズ混じりの情報が同時多発的に創発されるそれぞれの現場に着目している。人工的に創発された情報、何者かが意図的にバイアスをかけた情報、その結果、臨界点に達する情報創発の連鎖反応。当ブログが注目するのは、その言わば“臨界事故”によって混沌となった迷走する情報群である。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　発信された情報は、発信者の意図に反して、常に受容側のニーズに沿って変容する。ヒト科ヒトは自分が受け取りやすい方法で常に情報の意味を変えている。「もう午前二時かよ」という情報は、受容側の一方的な都合によって「西の空にかかるきれいな虹」に変容し得る。受容側が情報を自分の方に引き寄せる行為、“にじ”を自分の手で掴もうとする行為、すなわち“にじ”にかかっている重力も当ブログの観測対象だ。当ブログが解き明かそうと試みるのは当該地区に生息するヒト科ヒトの頭蓋内マインドが引き起こす、この“重力の虹”現象にほかならない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ご存知のとおり、皆さんがこれから新生活を始めようとしている当該地区のような人口密集度の高い地域は、銀河系の中でもこの地球上の一部地域以外には存在しない。おもに赤道付近と北半球に多く存在するこれらの地域（もちろん南半球にもいくつか存在する）では情報は急速に転移し、同時に急速に乱れる。当ブログが“重力の虹”現象と呼んでいる情報の極端な乱れは、これらの地域で数多く確認されている。その意味でもこの地域は銀河系内でも特殊な地域、特異点と言っていいだろう。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　また、当ブログのテクストは、地球が赤道直径約12,756kmのほぼ球体の天体であるという説に基づいて書かれる。この説は地球上のヒト科ヒトの半数以上が信じているが、地球平面協会をはじめとする一部のヒトのあいだでは、地球はどこまで行っても平面であるとされているし、一方では、地球はたしかに球体であるが地表とはその球体の内側を指すとする説を信じるヒトも存在する。当然のことだが、彼らは赤道とか北半球という概念は持ち得ない。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　当ブログではこれらの“重力の虹”現象によって引き起こされるさまざまな感情の創発も取り扱う。ただし注意しなければならないのは、この人口密集地域に発生する“重力の虹”現象によって直接創発されるのが感情ではなく、あくまでも情報の歪みのみという点である。感情の変化は常にその情報の歪みによって引き起こされる。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　言うまでもないが、机上に順序よく並べられた資料などや、ある特定の法則によって導き出される情報は無視する場面もある。注目するのは、あくまでも情報創発の現場である。したがって、調査員は情報収集のための高感度ワイングラスを決して手放すことはない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このたび新生活を始める皆さんへ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　うすうす気付いておられる方もあるだろうが、当ブログの「open minded」というタイトルはあくまでも名目上の目標に過ぎない。実態はむしろ真逆である。“偏見のない寛容さ”などといったものはここには皆無だと言っても過言ではない。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　夜更けのバーにわざわざ入って開口一番、「もう飲めねぇ！」などと叫び、何も注文せずにウトウト寝てしまい、夜明け前に一体何を思ったか、いきなりラップトップの電源を入れて iBlog を起動し、何も書かないうちに「もう書けねぇ！」とパブリッシュ・ボタンを押し、空しいエラーメッセージを見るまえに、CPU泣かせの指さばきで強制終了するような、そんな野放図性が当ブログの特徴である。破綻した各エントリは横滑りしながら、消息不明の暗喩が増殖し続け、オチを求めて彷徨いながら臨界点へ突き進む。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　正直に告白すると、むしろ臨界点を目指している。連鎖反応による情報過多を目指している。先に触れたジ・インターネットを運営管理している民間非営利団体や、ワールドワイドウェッブのインデックス整備を目指すマウンテンビューの営利法人などは時折、情報過多に対してある程度の懸念を示唆しているが、当ブログはむしろそういった情報整備指向に爪立てて対抗する一種の悪あがきのように見えるだろう。いずれにしても、重力の虹の発生現場に急行し、情報創発の現行犯を捉えるのが、当ブログのスポンサーである某社Aの使命だ。1997年以降、成功事例は未だにひとつもないということを除けば、事業は概ね順調である。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　1997年、正式に設立されて間もない某社Aは、とある事業契約に則ってCD-ROM二枚といくつかの書類が丁寧に封入されたパッケージを成功報酬として現物支給されたのだが、このうちの一枚のCD-ROMに収められたプログラム・コード群の開発コードネームが「ハーモニー」と呼ばれていたために、現在ではこの「ハーモニー」という言葉が某社Aの社訓になっている。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　新しい仕事と新しい家庭を得てからのこの十何年間、某社Aの調査員は常にこの言葉を胸に秘めながら、夜の街を駆け抜けている。東本通り商店街や西裏通り、暗闇坂や狸穴坂、6号通りや10号通り、鼠坂や牛坂、そしてスィードゥー通りやフードゥー通りを日夜走り続けている。どちらかというと苦しい時の方が多かったはずだが、それでも未だに走り続けていられるのはこの「ハーモニー」という言葉の力が関係している。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/41cd.jpg" rel="lightbox[41cd]" title="成功報酬「ハーモニー」"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/41cdthumb.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="Harmony" /></a> <br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　十数年前に「ハーモニー」プログラム群を開発していたこのコンピュータ・メーカーの本社の所在地は、ベイなんとか、あるいは、なんとかバレーと呼ばれていて、未だに一部のあいだでは、岩だらけの無人島だけが点在する湾内か、大陸内陸部の放射能に汚染された邪悪な峡谷だと誤解されている。これはもちろん、冒頭に触れた AppleLink の崩壊や、eWorld の水没といった禍々しい記憶の副産物と言っていいだろう。1960年代、周囲の熱狂の中で急ごしらえされながら、保守的なロンドン・ベイカー街から反発された同名の会社のことを精神的な親であると告白していたこのメーカー創立者自らが過去の一時期、「海軍に入るくらいなら海賊になった方がましだ」と言い放ちながらドクロマークの描かれた旗を振っていたこともその誤解の原因のひとつである。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　当ブログが公開されているドットマックにも、そのいわゆる海賊スピリッツの片鱗が残されているが、今では例の民間非営利団体や情報整備を目指している営利法人、その他通信業務を取り扱う企業等と折り合いをつける術を身に付けている。当ブログが選んだのはそんな大人の事情を汲み取る余裕と、そしてハーモニー、オープンマインドをあわせ持ったスペースだ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このたび新生活を始める皆さんへ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　どの地域・スペースを選ぶのかは、当然ながら皆さんの自由である。どのスタイルを選ぶのかも自由。どの検索エンジンを選ぶのかも自由。どの生き方を選ぶのかも自由。どの言葉を選ぶのかも自由。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　選ぶのはすべて新生活を始める皆さんの自由である。すべては皆さんの自己責任。しかし、差し出がましいことを許諾していただけるなら、この「ハーモニー」という言葉が、これから新しい仕事、新しい家庭、そして新しい生活を始める皆さんの心の支えのひとつになれば幸いである。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　それでは皆さん、ご幸運を！</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 18:38:53 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ありがとうと深々と頭を下げるの巻 ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><br /><BLOCKQUOTE> ~2/2 - 168.5km - 7.20L - @152 (23.4km/L)（喜久井町）<br /> ~3/1 - 166.2km - 7.24L - @153 (22.9km/L)（清水橋）<br /> ~4/30 - 169.0km - 7.22L - @131 (23.4km/L)（清水橋）<br /> ~5/4 - 137.5km - 4.15L - @160 (33.1km/L)（東名富士川）<br /> ~5/4 - 178.5km - 5.10L - @160 (36.9km/L)（東名上郷）<br /> ~5/4 - 192.8km - 6.36L - @165 (30.3km/L)（国道十条東） </BLOCKQUOTE><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　「ヤマタツの頭を守る会」の主旨というのは文字通りケガなどから頭を守ろうということだと思うんだが、いや、そう思いたいんだが、実際のところは「オマエいつまでもアホなこと言ってんなよ」的なアルツ・ヤマタツの頭を正常に戻す会というのが正しい見方であり、それは例えば口の悪いしゅん坊が「子どもがいるんだしねぇ・・・」などと言うときの「やれやれ、このオヤジときたら・・・」といった表情からうかがい知れるわけで、感涙と同時に大きなお世話だよという心持ちが湧き上がるのはわたくしのヒネクレが過ぎているせいなのか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言っても、東京から京都までの高速道路を無事に走ることができたのはこのヘルメットのおかげであり、皆さんどうもありがとうと深々と頭を下げるのもやぶさかではありません。しかしながら、京都からの幾多の峠道はこのわたくしのライディングテクニックのおかげなのはもちろん言うまでもないこと。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そんな皆さんの思いを胸に秘め、この度わたくし、自分の母親の頭を守るためという実に正常でまっとうだと思われる理由で、半ば隠遁生活とも言うべきこのへき地での生活を始めました。つぅかもう二週間経っているんですけどね。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　やっぱり減らず口ですまぬ。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/present.jpg" rel="lightbox[thanks]" title="雨でもへっちゃら"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/presentthumb.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="thanks" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/thanks.jpg" rel="lightbox[thanks]" title="ありがとね"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/thanksthumb.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="thanks" /></a> <br /></div> ]]></description>
      <pubDate>Tue, 20 May 2008 00:45:47 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[テツ下駄履いて解らないままダラダラ進むの巻 ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　いやぁ、もうね、世の中解りませんな。まったくもって理解不能です。火を見るより不明です。一難去ってまだ解りません。犬も歩けば解らないし、猿も木から解らない。馬の耳に解らないし、勝って兜の緒を解らない。東西南北すべて意味不明で、前後左右もまったく解らない。何から何までひとつも解りません。何が解らないのかさえ解らないときたもんだ。あぁ解らない解らない。もう笑っちゃうくらい解らないんです、わたし。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　あのね、正直に告白すると、もう金輪際ブログなんて書くのを止めようと思ってたんですよ。実は毎回そう思うんですけどね。いやまじで。だってね、何を書いていいかさっぱり解らないじゃないですか。こんなところに何を書きゃあいいんですか。今までも何か書こうと思って書いていたわけじゃないんですよ。なんか書き始めてたらそのうち本当に書きたいことが見えてくるだろうと思って書いていたんです。そのうち何とかなるだろうってね。シリアスなことも全部ひっくるめてパロディにしたりして。そうして毎回、書いた後で何もかもやーめたってことになるわけです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところがしばらくすると、うーん解らぬ解らぬとまた書き始めるという具合。やっぱり解りませんな。なんにも見えてきませんよ。なんかダラダラと書いてても、ずっと居心地の悪い椅子にただただ座り続けているだけ。いや実はね、近ごろは座椅子に座っているんです。そう、わたくしのコンピュータの居場所がオフィスの机上から遠く移動して、小部屋のテーブル上に変わったんです。重たいデスクトップ・コンピュータと大きなディスプレイとその他周辺の色々な機材や身の回りのものを配送し、自分自身はテツ下駄という名まえのバイクで何百キロも移動したんです。家庭の事情でなんですけどね。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　まあとにかくそんな状況で仕事などをしているわけですけど、案の定なかなかはかどりませんな。即席の仕事場になったこのテーブルときたら天板が分厚い透明ガラス製で、あぐらをかいた自分の両足が丸見えなんです。だらしないもんですよ。やる気もなかなか起こりません。今書いているこの文章だってこの先何をどう書いていいのかまるっきり解りません。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　でもね、あぁ解った！っていう瞬間、つまり何かが脳内でひらめく瞬間って神経系に負担をかけているわけで、これが続くと脳内神経が疲弊してやがて死に至ります。ひらめき続ける天才は早死にするんです。いやもちろん個体差はありますよ。一人ひとりの体力筋力が違うようにです。でもね、長生きしたけりゃ、なんにも解らないままダラダラしていた方が良いらしい。テーブルの下に足を投げ出して意味のないことをつらつらと書き続けること。このブログは隅から隅までそんな調子ですよね。解らぬ解らぬと憂さ晴らしの連続。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　いや、そんな人生なんてまっぴら御免、オレならひらめき続けて早死にした方がいいね、というご意見ももちろんごもっとも。どちらが良いのかはまったくもって解りません。さっぱり解らない。ひと月の間にみるみる衰弱していった仕事仲間や、ひと晩であっという間に逝ってしまった友人、一方では、頭蓋骨を開けられて脳みそを削られて引っかき回され、今なお一部分を放射線で焼かれている肉親、優しい人たちやしょっぱい連中、その他有象無象を巻き込んでネタには事欠かぬのもヒトの一生。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　いずれにしてもちょっとしたきっかけさえあれば、解らないなりにパロディにもフィクションにもどこへでも行けるのがヒト科ヒトの人生というもの。それをお決めになるのはヒト科ヒトの皆さま、すべてはあなたの自己責任。あなたにご幸運を！</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤ・マタツ生きてます。テツ下駄履いて行きます。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 15 May 2008 23:16:01 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[さよなら、フードゥー通りの千鳥足 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1395198386/E20080426045951/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　君は自分がつまらない人間だとみずから公言しながらも、それでも何とか楽しく生きていけるような工夫を常に考えている人間で、それは夜更けの千鳥足のあいだにも繰り出されるネタやちょっとした仕草からうかがい知ることができたわけだけれども、僕からみれば君は決してつまらない人間などではなく、何とか幸せでいようとするヒト科ヒトとしては当たり前の人間としてこの目に映っていたんだ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言っても、時折見せる引き攣ったような苦笑いが悲しさを誘うこともあって、それはたとえば、君が時々つぶやくように「オレはひとりだからなあ」とか「オレは外国を放浪したことなんてないし」とか言いながら、ヘヘヘと笑いながら腕を振り、よたよたと路肩にしゃがみ込む深夜のフードゥー通りだったり。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　でも君は僕なんかよりも多く金を稼いでいるし、時間も自由だし、好きなことが色々できるじゃないか、と言うと、いやぁ違うんだよ、何も分かってないな、全然違うんだよ、などと言いながら丸めた競馬新聞を虚空に向かって闇雲に振り回していたな。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　もちろん君が毎日仕事で神経をすり減らしていることは知っていたし、君の几帳面で真面目な性格が別種のタイプと軋轢を起こしやすいことも理解はしていた。君は自分がもっと自然体でいたいという気持ちを常に持ち続けたのに、いやむしろ、だからこそ一瞬たりとも楽にはなれなかったんだろう。かなりのストレスを抱えていたに違いない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　君の＜苦痛指数＞は日々どのような推移で上下していたのか正確には解らないけれども、しかしそれは、僕も含めた深夜のフードゥー通りを千鳥足で歩く人種の平均値からそれほど離れてはいないはずで、当然のことだが君だけが特殊だったわけではない。たまたまあるとき君が臨界点に触れただけ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ただひとつ言えることは、君がフードゥー通りの中では一、二位を争うほどの見事な千鳥足の持ち主であったということ。電柱や自販機、放置された自転車、深夜タクシーなどはみな、君のダンスのパートナーとして君の引き立て役と化し、通りを行ったり来たりするあいだに寝静まった付近の建物は、その一風変わったライブ・パフォーマンスを堪能するのだった。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　唯一、君と意見が合った映画について思い出そうとするのだけど、僕の中であれだけ大きな存在であったあの映像も、そして今このフードゥー通りにわずかに残る君の気配も、夜明けの空気に染まりながらもはや透明に近い。あのいつもの時間に、いつもの通りフラフラと歩いたこともいつかは忘れてしまうのかも知れない。僕が一番大事なことが書けない性格なのは君も知っての通りだし、大切なことほど急いで忘れようとする性格なのはお互い様だ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　したがって、君もあの雨雲と一緒に彼方の空へあっという間に流れていってしまうだろう。そうして僕は明日からもまた通りを行ったり来たり、中途半端にフラフラと歩くのだろう。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さよなら、夜更けのマイムーダンス。さよなら、フードゥー通りの千鳥足。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Sat, 26 Apr 2008 04:59:51 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[ダメ男トマピンがピンチョン本をショウケースに並べるの巻 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1347723056/E20080417221346/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　爽やかに晴れていたのに大粒の雨が急に降り出したり、そうかと思えば強風が通りの端から端まで吹き抜けたり、はたまたお次はそれらが渾然一体となって嵐が町中に襲いかかったりというふうに、災難というものは次から次へとだんだん酷くなっていくわけで、しかも、世の中には風雨のような主に上方からやってくる種類の災難だけではなくて、地震や浸水など下からの脅威、さらには暴走車や通り魔、引ったくりなどの横から水平移動してくる災難もあって、たとえば通りを歩いているときなど、ヒトはみな自分の前後上下左右周囲360度を常時監視する防衛システムをフル稼働しているもの。つまり人間というもの、いつなんどき禍々しい災害に遭遇するのかまったく分からない日々を過ごしているわけで、先行き不透明な、むしろ一寸先は闇と言うべき一生を恐るおそる手探りで歩いている生き物。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　例えば自分の書いたものに対しての「最初から最後までまわりくどくて読みにくい」とか「このような卑猥なものを読んで喜ぶのはイナカの男子学生くらいだ」などという悪意のこもった批判もこれ一種の災難として分類されるべきで、いやぁこいつは参ったなぁと自分の頭をポリポリ掻いて、その場はなんとか苦笑いでやり過ごし、あわててどこかに隠れる穴はないものかとあたりをキョロキョロするのが不幸な被災者としての振る舞い方。もちろん自分にピッタリの隠れ穴を探すために、オモテ通りを歩くご婦人方のスカート内のチェックを怠らないのは言うまでもないこと。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　時には自らがそんな災害に立ち向かうように見せかけるため、難を逃れようとする人々を救出するかのように、消防士に扮して通りを走ることもしばしばで、そんなときに限ってすれ違うご婦人からは「あら、そんな太いホースをわたくしにお使いになるの？」とか「ねぇそんないやらしいゴム製の長靴なんかお脱ぎになってよ」などと声をかけられるため、「いいえお嬢さま、わたくしただいま重要な勤務中ですから、この次の機会に」とかなんとか言ってその場を急いで立ち去る潔さも必要です。一方的なスカート内のチェックという行為も、いま巷で話題の最も注目されるホットな犯罪であり、災害から身を守るはずの隠れ穴が実は新たな災害の火種となるのは自明の理。自業自得。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ご覧のような自分のピンチョン後遺症とも言うべきこの症状もこれまた一種の災害であり、薬害訴訟も辞さない覚悟でいるわけですが、そもそもの発端は30年ほど前、神戸・元町通りの海文堂という書店にて、なんとも禍々しいオーラを放っている一冊の洋書が視界に飛び込んできたという、言ってみれば不幸な接触事故に始まります。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　この「V.」という本、英語が読めずに第一章であえなく挫折、床に伏すことになったのですが、冒頭に書いたように、災難というものは続けてやって来てますます酷くなるもの。しばらくして国書刊行会からゴシック叢書シリーズのひとつとして日本語訳が出版され、これで偏執病も治癒されるだろうと意気込んでみたものの、日本語に翻訳されてもやっぱり第一章で挫折。それ以上は読み進められない。これはもう何語だろうと関係ない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　それからというもの、十代だったわたくしの脳内ではノーフォークの酒場やニューヨークの地下鉄が世界のすべてであり、駆逐艦「処刑台号」が自分の家であり、「スザンヌちゃんをやったれ！」というのが朝の挨拶となり、パッカード・パトリシアンのガソリンタンクがトイレ、昼間は地下鉄で行ったり来たりのヨーヨー運動、そして「おっぱいターイム！」というのが夕食の合図、おやすみのBGMはサキュバスの歌声かハーレー・ダヴィッドソンのアイドリングという日常生活。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　その後の嵐のような十年間を乗り越えて時は過ぎゆき、「V.」新装版が出版される頃には、思いがけずいつの間にか関係者におさまっていたというのはお笑い草。その後、「競売ナンバー49の叫び」や「重力の虹」、そして「ヴァインランド」など今や5冊が翻訳されて数社から出版されています。もっともいずれもすぐに絶版になって古本市場の底辺付近をめくらめっぽうにうごめいているのがほとんどの運命。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　前回エントリにちらっと書いたとおり、来年春、新潮社からコンプリート・コレクションとして新訳、訳し下ろしが続々刊行されるとか。これが以前と違って忠実に守られるならば、この平和な後進国にもようやく禍々しい不吉な文明開化がやって来るのか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さぁいよいよ覚悟を決めてください。これからとんだ災難が続けざまにやって来るのですぞ。嵐や洪水、地震などとはわけが違う。もちろん交通事故や殺人事件とも違う。あの“9.11”の直後、アメリカ合衆国大統領が宣言した言葉を覚えてますか。「これは戦争だ」。前後上下左右360度常時監視しておかなければなりません。ロケットはいつも無音で、どこから飛んでくるのか誰にも分からない。そのうえ、タイローン・スロースロップはEDでとっくに役立たず。ゾイド・ホイーラーは相変わらずその名の通り無抵抗に転がるだけのスキゾイド。連絡配信はすでに地下組織に乗っ取られ、防衛システムはもう穴だらけ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さぁ覚悟はよろしいか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">（ピンチョン・ショウケース）</font><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vj.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「V.」新装版1巻（日本語版）"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vjthumb.jpg" width="134" height="200" border="0" alt="V." /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vlj.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「ヴァインランド」（日本語版）"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vljthumb.jpg" width="139" height="200" border="0" alt="Vineland" /></a><br /> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/gro.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「Gravity's Rainbow」"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/grothumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="Gravity's Rainbow" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vlo.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「Vineland」"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vlothumb.jpg" width="129" height="200" border="0" alt="Vineland" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/mdo.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「Mason & Dixon」"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/mdothumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="Mason & Dixon" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/ado.jpg" rel="lightbox[pynchon]" title="「Against the Day」"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/adothumb.jpg" width="131" height="200" border="0" alt="Mason & Dixon" /></a> <br /><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ひと足早くVINTAGE版ペーパーバックがリニューアルして、これがまさにコンプリート・コレクションといった趣。楽しい装丁なんだがやっぱりどこかで違和感を感じるのも正直なところ。きっと全集なんぞピンチョンには似合わない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">（VINTAGE版コンプリート・コレクション）</font><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/v.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="V. (1963)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-V" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/49.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="THE CRYING OF LOT 49 (1966)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/49thumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-The Crying of Lot 49" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/gr.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="GRAVITY'S RAINBOW (1973)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/grthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-Gravity's Rainbow" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/sl.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="SLOW LEARNER (1984)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/slthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-Slow Learner" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vl.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="VINELAND (1990)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/vlthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-Vineland" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/md.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="MASON & DIXON (1997)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/mdthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-Mason & Dixon" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/ad.jpg" rel="lightbox[vintage edit]" title="AGAINST THE DAY (2006)"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/adthumb.jpg" width="132" height="200" border="0" alt="VINTAGE-Against the Day" /></a> <br /></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 17 Apr 2008 22:13:46 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[「トマス・ピンチョン　コンプリート・コレクション(仮)」全7冊が来春刊行開始すること ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1347723056/E20080416011441/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　はぁい、元ローラよ。お久しぶりね。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　地球上すべての生物のなかで最もIQの高いヒト科ヒト、互いにののしり合い、互いに憎しみ合い、互いに殺し合う最もIQの高いヒト科ヒト、互いに愛し合い、互いに慈しみ合い、互いに敬い合う最もIQの高いヒト科ヒト、そんな地球上の生命5000億種のなかでも唯一「言葉」を巧みに操り、そしてまたその「言葉」にまんまと操られるヒト科ヒト、そんな知的な生命体の皆さまへ、深々と頭を下げてこんばんは。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　あのね、あなたが今後生きていくあいだに失うもの、あるいは今まさに失おうとしているものについて、あなた自身がどうしても手離したくない、誰かに渡すなんてそんな惜しいことは決してしない、自分が死ぬまでこの手で守り通す、などと心に誓うほど大切なものであれば、固く握りしめたそれは何よりも真っ先に指からこぼれ落ち、目の前を寂しく流れる川に捉えられ、あっという間に沈んで見えなくなってしまうか、あるいはすぐに沈んでしまわなくてもどこからか飛んできた黒い鳥に啄ばまれて二度と元の形には戻らない何か別のものになってしまうというのが世の通説よね。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そこに在るのが当然のように感じていたもの、いわゆる空気のような存在と言われているようなもの、そのようなほんとうの意味で大切なものに対しても、これはもしかして自分にとってはかけがえのないものなんだと改めて気付く瞬間、つまり、何気ない温度や時おり揺れ動く気配が、突如として愛おしく感じるようになったとき、そんなときこそが要注意です。あなたにも多少の心構えが必要なとき。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうして自分にとって大切なものを改めて確認でき、自分の立ち位置が突然はっきりと見え、自分の目であたりの世界が急に見通せるようになったくせに、結局のところ肩に力が入ってしまって何も守ることができず、あらゆるものを司るあらゆる宗派の全能の存在に向かって、あるいは各宗派の縄張りが把握できない場合はただただ虚空に向かって、声なき声で闇雲に祈るしかないの。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　何ひとつ守ることができずに、いま大切なものを失おうとしているそんなあなたにお知らせがあります。朗報だと思うわよ。いいえ、吉と出るか、凶と出るかはあなた次第。いっそのことさぁ、何もかもすべて、そう、祈る言葉さえも失ってしまいましょうよ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ねぇ、皆さんご一緒に。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">「トマス・ピンチョン　コンプリート・コレクション(仮)」全7巻。新潮社より2009年春刊行開始。</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/tpcc.jpg" rel="lightbox[tpcc]" title="神楽坂・新潮社の広告"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/tpccthumb.jpg" width="320" height="93" border="0" alt="Thomas Pynchon Complete Collection" /></a> <br /></div> ]]></description>
      <pubDate>Wed, 16 Apr 2008 01:14:41 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[今さらここに興味を持たれても多少の困惑を隠すことができないこと ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1395198386/E20080319001415/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　緑色の板を貼り合わせた屋根は東西に面した約45度の急斜面になっていて、白壁とのコントラストが爽やかさを主張しているのだけど、屋根と同じ色と素材で作られた全部で二十一ある雨戸がすべて観音開きになると見る角度によっては配色のバランスが崩れ去って嫌味になってしまうというその建物は上空から俯瞰するとL字形で、ちょうどその直角の部分に表玄関のドアがあり、敷石のまわりにきれいに生えそろった芝生で走り回っていた子どもたちが、今まさに降り出した大粒の雨から逃れようと、キリンの身体を模したかのような彫刻が施されたそのドアに群がって取っ手に手をかけようかというところ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　おそらく無人島であろう二つ三つの巨岩島の手前、荒れ狂う湾に向かって細長い弧を描く半島部の砂浜はそれでも少しずつ陸の奥へ向かって移動しつつあり、年間数十メートルというその侵食スピードは海に出る直前で大きくカーブを描く川の側にあるL字型の家へ到達するまであと数か月だと予測されていて、乾燥した冷たい風が吹きすさぶ山脈の西側を迂回して半島の北側の都市へと続く街道沿いの、ある一定の間隔で建設されたいくつかの町のどこかに受け容れ態勢を整え、L字形住民たちを砂漠化難民として避難勧告が出されようかというところ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　半島の付け根から湾の外へ続く潮の流れは大洋を巡り、惑星の半球をぐるりと一周するほどの潮流となり、惑星の自転や潮流自身が形成する回転座標系におけるさまざまな慣性力や、衛星の重力、惑星各地の大気圧、それから海底の複雑怪奇ともいえる地形、その他太古からこの大洋は自分の領分だと主張し、常に監視態勢に入っている海の女神などあらゆる宗派の海神たちや、その他もろもろの理由で進路を変えられ、数十年、あるいは数百年がかりで元の半島へ戻ってこようかというところ。</font><br /><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そんな惑星の大きく渦巻く海半球の裏側、乾いた不毛の地として認定を受ける権利をもつ大陸の周縁に点在するわずかな湿潤地帯に住む知的生命体の皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げる次第でありますが、この度、この惑星上にわずかに残されたそのオアシスとも言える地域に向けて、我らが Weblog「open minded」が配信されることに相成りましてございます。いつ消滅してもおかしくないそのオアシスで、日々の生活を全うしようと精出しておられる皆さまの踏み出されるその一歩に対して、僭越ながらほんの少しばかりのお力添えができればと考えております。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところがすでにご存知のとおり、わたくしたち「open minded」の編集部が常駐するこのL字形の建物も、今や荒波と砂嵐と雷雨に脅かされていて、編集部にも避難勧告が出されているといった状況でありまして、つまり、こちらもいつ何どき編集部閉鎖という事態に陥るかは誰にも不明で、まったくもって一寸先は闇。当然わたくしたちの将来行く先もまったくの闇の奥でございます。一筋の光さえ手探る術もございませんが、とりあえず今は皆さまと同様、一日いちにちを精一杯、心を込めて過ごすことに邁進いたす所存でございます。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　降り出したこの雨はおそらくもう止むことはございません。雷雨は嵐になり、いつの日か北の山脈が崩れ始めます。先ほどまで芝生で走り回っていた子どもたちもドアの中へ逃げ込もうとしております。彼らがこの庭を走り回ることはもう二度とございません。二十一の雨戸も玄関ドアも二度と開かれることはありません。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そして今、この玄関へ最後に入ろうとする年長の姉がドアを閉じるその一瞬の直前、彼女はこちらをもう一度振り返り、ぎこちないウィンクとともにこう言うのでございます。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ご幸運を！　と。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Wed, 19 Mar 2008 00:14:15 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[最近毎日毎時すり足でごまかし混ぜ合わせながら動き回ること ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C945003084/E20080315131254/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　ライブとかコンセプト重視の作りであるということで、全曲あるいは一部の曲がメドレーになっているアルバムというのがライブラリの中にいくつか存在しているんだけど、このshuffleの手にかかればそんなコンセプチュアルなストーリー／幻想は無残に、そして軽やかに解体／再構築されて・・・（なんか懐かしいでしょ、うふふ）。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　まったくもって何を今さらという感じだけれども、とにかく、人生はランダムとかなんとかいう第一世代デビュー時のキャッチコピーそのままの軽やかさで、そして実際、持っているのかどうか分からないほどの文字通りの軽さで、その日その日の色んな出来事も次々と通り過ぎていきます。子どもが卒業したり、確定申告書類の不備を追及されたり、母親が倒れたり、クライアントと契約更改したり、夜中に突然電話が掛かってきて笑われたり、また泣かれたり、一方では走らされたり待たされたり、冷たい雨に降られたり暖かい風に吹かれたり、はたまた論争に巻き込まれたり、コーヒーを勧められたり、“Sheep”の後に“Pharaoh’s Dance”、“Charlie M”の後に“Isolation”、“Snow Girl”の後に“Inca Roads”といった具合。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　この先、頻繁に東奔西走ということになりそうですが、手放せないのはナントカ・タッチとかナントカ・エアではなく、やっぱり“shuffle”のみ。</font><br /><br /><a href="http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/controls.gif" width=120 height=120 border="0" alt="iPodshuffle"></a></div> ]]></description>
      <pubDate>Sat, 15 Mar 2008 13:12:54 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[巨大なデスクトップ・コンピュータの仕事はshuffleに音楽を送り込むこと ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　カメラマンたちの機材を積んで小雨そぼ降る渋滞の新宿通りをノロノロと走るおんぼろワゴン車の、その後部座席に沈み込んでぼんやりと思うことは、厄介な仕事が終わったという安堵感もさることながら、尊敬すべき人物を失ってしまったわりにその事がまるでBGMを盛り上げるためのちょっとしたエピソードに過ぎないと感じている自分のマインドの不可思議さについてであり、その不可解な自分自身の心持ちの理由として、すぐれた編集者であった彼が急逝した衝撃と悲しみ以上に、その後巻き起こった数々のトラブルの処理にすっかり疲弊してしまったからだろうというのがまず第一。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　その後に続いて、半蔵門を出発したワゴン車がちょうど四谷を過ぎたあたりでは、今は亡き彼の四十九年間の人生のあいだで本当の自分を打ち明けた相手がいたのだろうかとか、最近では心の底から笑ったことがあったのだろうか、好きな音楽があったのだろうかなどというほんの小さな興味がいくつか。それは彼のプライベートについてはほとんど知らなかったことに今さらながら気付いて愕然としながらも、なぜかこの後部座席に落ちている鉛筆の削りかすのように、書き続けるためにどんどん削られて捨てられ忘れられていくんだというあきらめにも似た感情とともに付随して湧き上がる好奇心とも言えます。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　即席の寄せ集めだとはいえひとつの仕事チームが解散し、こうしてカメラマンたちは機材を撤収し、自分も編集現場に持ち込んでいたデスクトップ・コンピュータ本体とモニタ、スキャナなどの周辺機器を運び出しながら思うのは、今までに何度となく繰り返してきた仕事場の撤収というのが、文章の区切りである句読点であるどころか、大抵はひとつの単語にさえなっていないというお粗末さで、まるで夜逃げさながら追っ手に見つからないようにシートに深く座り込み、運転手に向かってもっとスピードを出せなどと怒鳴ってみる冗談の中に少しばかり真実味が隠されているのもこれ周知の事実。一同苦笑い。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところが四谷三丁目で外苑東通りを越えたあたりから、そんなワゴン車内の空気も微妙に変化してきて、窓の外の冷たい雨とは裏腹にカメラマンたちのこれから、つまりこの次に控えている彼らの大仕事についての熱い議論の幕が落とされます。こちらも半ばそれに巻き込まれるようなかたちで、何となく未来は明るいと信じられるようになってくるから不思議なもの。このまま御苑トンネルをくぐり抜け、新たな気分で次の仕事にうち込みたいと考えるのも無理からぬ話なんだけど、ふと振り返った後ろの窓の向こう、粘ついた繊維質のような暗雲垂れ込める半蔵門方面はテレモーヴェと呼ばれる邪悪な大地といった様相で、うすら寒く食糧も不足していて人々はあまり言葉を交わさず、偏執狂のカップルが部屋の隅にしゃがみこんでじっと夜が明けるのを待ち続けるのにぴったりの街並み。東京の中心部にあって、オーナーの方針でなるべくヒトの手を加えないようにして温存されている広大なジャングルの向こうの空から朝日が昇る頃にはミルクラン（牛乳配達）と呼ばれる赤字校正の爆撃が始まっていたわけだけど、もはやそれさえも甘酸っぱい青春の思い出のよう。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふと思い出して弾かれたように運転席へ身を乗り出し、トンネルに入らずに四谷四丁目の西通りの手前で右車線に入るように言いながらフロントガラスの先を見ると、目的の車線はすでに車の列が長く伸びていて到底割り込めそうにない状態。運転者に聞けば西新宿で一旦停止するというので、そのまま御苑トンネルをくぐり、新宿駅を越えてからぐるっと靖国通りへ回ってもらうことになったわけですが、そのおかげで邪悪な重力から解き放たれたかのように一転して身軽になるのも奇妙な話です。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうしてまた新宿の仕事場に機材を運び込み、マシンに火を入れ、買ったばかりのgreen shuffleのためのライブラリを作ってシンクさせ、マフラーを首に巻いてクリップ式のshuffleではさみ、再び新宿通りを今度は歩いていく夜。イギリス娘の鼻にかかった歌声や、稀代のポケットトランペッターの音色を聴いていると、今朝自宅から歩いて有楽町まで行き、そこからまた半蔵門まで歩いたことなどすっかり忘れ去ってしまい、まだまだ歩けるような錯覚に陥ります。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうして待ち合わせ場所が違うじゃないかとケータイに向かって罵る若者や、山高帽の上に巨大なヘッドフォンをしてすでに千鳥足になっている芸術家風情や、傘もささずにゆっくりと歩きながら両腕を振り回している巨大なリュックを背負った長身の男や、ヘッドマイクに喋りながら笑顔を絶やさずに広告入りティッシュペーパーを配り続ける背の低い女や、そのほか雨を嫌いながら急ぎ足で駅に向かうビジネスマンや、反対にこれから盛り場でひと騒ぎしようと駅から出てくるオフビジネスマンなど、無数の人々とすれ違いながらふと考えるのは、今となっては巨大な自分のデスクトップ・コンピュータも、実はshuffleに音楽を送り込むために存在していたのだったということ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そんな風に考えるのも、取り込まれた音楽を順番に、あるいはランダムに再生するだけというshuffleが持つ機能とデザインの希有な潔さのせいであり、shuffle以外にそんな潔さを持つ商品を、この新宿という場所ではおそらく見つけ出すことができないだろうと確信するから。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そのgreen shuffle、店頭にはシルバーとグリーンしか在庫がなくて、店員にどっちでもいいと言ったら、じゃあ残り少ないグリーンにしてはどうかと言うのでそれに従った結果の選択だけど、あとから思えば潔さという点ではシルバーに軍配が上がるのは言うまでもないこと。来月はシルバーを買います。ウソですけど。　</font><br /><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/greenshuffle1.jpg" rel="lightbox[green shuffle]" title="ケースもnanoに合わせてひと回り小さくなって2.5世代ということか"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/greenshuffle1thumb.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="green shuffle1" /></a> <a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/greenshuffle2.jpg" rel="lightbox[green shuffle]" title="昔のiPodのリモコンといった風情"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/greenshuffle2thumb.jpg" width="160" height="120" border="0" alt="green shuffle2" /></a></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 06 Mar 2008 05:47:13 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ブログなんて踏みつぶせ！キャンペーン ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　全宇宙すべての知的生命体の皆さま、そしてあまり知的でない生命体の皆さま、ご無沙汰いたしております。この半月ほど、iBlogを起ち上げていませんでした。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　というのもこのわたくし、自分がブログなどというものをやっていることをすっかり忘れていて、最近はブログを書いてないのかと昨夜問われ、ああそういえば、とふと我に返るかのように遠い目で思い出す始末。ところが一度思い出してみると、毎日、あるいは毎週、あるいは毎月使うようなツール、例えば、ARENAやEntourageやMacJournalというようなツール群と肩を並べた日用品としての立場から少しずつずれ始めているこのiBlogのアイコンからは、それでも自分がこのアプリケーションフォルダの中では重鎮であるというプライドを含んだオーラが放たれていて、パーソナルコンピュータやモーターサイクルやエレクトリックベースといったリアルな日用品レベルに及ぶかのような一時期の勢いを彷彿とさせます。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そんな毒気に当てられて生まれ、ブログについてばかり書かれるこのニセブログですが、幾多のキャンペーン、旬のネタを横目で逃しつつも、今回なんとか間に合ってかろうじて引っかけたキャンペーン、自らの存在意義さえ問われるこれぞパンク。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　本日からこのブログにアクセスすると、乾いた笑い声の後、大音響とともに何もかも踏みつぶされます。ブログはぺしゃんこ、ヘタすりゃブラウザも強制終了。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ご幸運を！</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">（追記：キャンペーン終了）</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Tue, 26 Feb 2008 01:38:57 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[充電 ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　マウスの電池が無くなった夜中、新宿通り沿いのコンビニに行くついでにブックマーケットや中華料理屋などに寄り道し、二丁目をぐるりとひと回りしてから仕事場に戻って、買ってきた新しい電池を入れたマウスで真っ先にすることといえば、先ほど中断した仕事の続きではなくiBlogを起ち上げることだったり。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　iBlogのデータも今は仕事場のデスクトップマシンに幽閉されていて、それでも殺風景な机上でのあれやこれやの仕事の合い間に起ち上げてみたりするのだけど、ふぅーっとタバコを一本吹かすだけで、結局何も書かずに終了してしまうのがこのところの習慣。ところが中には、つい手が滑ってうっかりパブリッシュボタンを押してしまうこともあり、つまり何かの間違いで公開されてしまったエントリの積み重ねがこの“open minded”の正体です。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　年明けあたりから、いや正確に言うともっと以前からなんだろうけど、このiBlogに対して感じる無常感というか寂寥感というか、あきらめムードというものが徐々に大きくなっていて、今や何もかもキレイさっぱり捨て去りたいという短絡的な行動をとる一歩手前に来ている気もします。中途半端な尻座りの悪さをそれなりに楽しんではいるのですが、臨界点がすぐそこにあるのも正直なところ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ただし、仕事場のこのデスクトップマシンにiBlogを入れておくと、仕事中には仕事に徹することができるというのもこれ不思議な事実です。ヒネクレ心が緩和されるのか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そういうわけで、他マシンがファイルサーバ＆ジュークボックス的役割を担うようになったり、自宅においてBoot CampでWindowsが起動されることの方がはるかに多くなっていくなか、この持ち運びもできない時代遅れのデスクトップマシンでバリバリ仕事をして、そしてその間をiBlogのための充電期間とすることにします。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤ・マタツ生きてます。駅前通り仕事場の机上にて。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Sun, 10 Feb 2008 04:10:07 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[待て ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　失敗続きで「もうどうにでもなってしまえ」と半ば衝動的に駅のホームの端っこを目指して歩き始めるあなたへ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　「本当はお詫びがしたかった」などという遺書を書いて、自分の首回りのサイズにベルトの輪を作ろうとしているあなたへ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　この世での縁をすべて断ち切って天涯孤独の身ひとつになり、高所恐怖症のくせにわざわざ眼下の断崖絶壁をのぞき込もうとしているあなたへ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そして「あぁ、あの時こうしておけば良かった」と悔やんでも悔やみきれないようなそんな1.0未満な人生をリセットして生まれ変わりたいあなたへ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　「おっとっと、危ない危ない」で済んでしまうようなちょっとした失敗から、「あぁなんかもうこんな世の中とはおさらばしたいぜ」ってな気分の取り返しのつかない大失敗まで、世の中のおおよそすべての失敗を積み重ねてこられたそんなあなたへ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　今しばらくお待ちいただきたい。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　わたくしどもが、そんなあなたを夜行列車にお乗せする。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　しばし待たれよ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　闇の色を湛えた海辺を走らせ、異界への入口に立ちはだかる山脈を越えさせ、そして夜空を映す天の川銀河のわずかな光をあなたの閉じた目元へ運ばせる。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　今しばらくお待ちいただきたい。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Sun, 03 Feb 2008 03:39:39 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[映 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C607440771/E20080131235831/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　毎度秀逸なる上映プログラム、しかも一週間ごとの掛け替えがサクサク感あふれると評判の早稲田松竹1月最終週は、封切り当時とは編集が違うという「未来世紀ブラジル」が掛かっているので昼寝がてら。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　むかし観たときのような中途半端な、尻の辺りがむず痒くて背筋のうすら寒い感覚はなく、一番前の席で観ているこちらは随分世の中に揉まれて歳食ってしまったからなぁなどと苦笑いもこぼれる始末。皮肉めいたうすら寒いラストではなく、ああやっぱりなぁといういわゆるオチになっておりました。そうは言っても面白さが損なわれているわけではなくて、そこかしこにパイソン風味、いやむしろピンチョン風味とも言うべきトーン。（むしろ巷ではこちらのディレクターズカットと言うべき版の方が断然良いという評判）</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　周囲でも評価の高い早稲田松竹、2月も脇腹をくすぐるラインナップです。2週目はアキ・カウリスマキ3本立て！</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/" target="NewWindow">早稲田松竹official</a> </font><br /><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://www.h4.dion.ne.jp/~wsdsck/contents/program.html" target="NewWindow">上映プログラム</a> </font></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 31 Jan 2008 23:58:31 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[終 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C347211644/E20080130002026/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><br /><a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/egword.jpg" rel="lightbox[egword]" title="こういった一日の終わりにはやっぱりegwordですな。"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/images/egwordthumb.jpg" width="364" height="225" border="0" alt="egword" /></a><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://www.ergo.co.jp/" target="NewWindow">ERGOSOFT</a> </font><br /><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://www.ergo.co.jp/news/withdrawal.html" target="NewWindow">「パッケージソフト事業終了のお知らせ」</a> </font></div> ]]></description>
      <pubDate>Wed, 30 Jan 2008 00:20:26 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[五 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C721850628/E20080123020055/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　あなたがこの地球上にお住まいで、自分の目というものが日々何を見ているのかを改めて注意深く観察するような、そんな動物意識の高いお方なら、例えば今日一日のあいだ自分が見た物事を列記することにそれほど苦労はしないでしょう。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ただし、その膨大な量になるであろう、“一日のあいだに見たもの”の中から五つ選ぶということになると事情は変わってきます。編集方針というか選択基準というか、つまりまずは無意識にであるとしてもコンセプト作りから始めなければならないのが現実。もしかすると他人の妄想を夢見るといった、やむにやまれぬ越権行為といったことも必要になるかも知れません。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうは言っても実際のところ、自分の目が見たもののほとんど大部分が、自分の脳内の風景や自分自身で捏造した物事であると言えるでしょう。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C2092224209/E20060420164119/index.html" target="NewWindow">瞳の奥で</a> 」2006.4.20）</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうしてなおかつ、それを言葉にして書くということは、それらの脳内捏造物をさらにフィクション化するということです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　今日見た五つ</font><br /><BLOCKQUOTE> ・鉄下駄と呼んでいるバイク<br /> ・ピノと言われたロボット<br /> ・オンボロと叩かれるテレビ<br /> ・四月馬鹿と名付けたコンピュータ<br /> ・無理するなと書かれたライター<br /> </BLOCKQUOTE><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　「火を入れるモノ」という編集方針はもちろん他人の妄想。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Wed, 23 Jan 2008 02:00:55 +0900</pubDate>
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    </item>

    <item>
      <title><![CDATA[道 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C361542957/E20080118144000/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><br /><BLOCKQUOTE> ~10/29 - 165.5km - 7.90L - @146 (20.8km/L) （清水橋）<br /> ~11/15 - 168.5km - 7.53L - @150 (22.4km/L) （清水橋）<br /> ~11/30 - 171.1km - 7.34L - @158 (23.3km/L) （飯田橋）<br /> ~12/25 - 152.8km - 7.10L - @155 (21.5km/L) （喜久井町） </BLOCKQUOTE><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　山手通り、甲州街道、新宿通り、靖国通り、外堀通り、早稲田通り、外苑東通り、そしてスィードゥー通りにフードゥー通り。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　寒くなったせいか、鉄下駄を履く（バイクに乗る）回数も激減。普段の立ち回り先のみで迷うこともなく、余計な回り道もせず。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　迷わず、回り道もしない最短距離。必要最小限。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Fri, 18 Jan 2008 14:40:00 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[空 ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20080117004504/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　仕事場に500GBのNASを2台導入したばかりで、おいおい一か月早く言ってくれよぉ的な、ありがちな悔しさとともに夜を明かし、今年は試練の年になるだろうなんて宣告されたとたん、なんだか急にちょっとしたことで体調を崩すようなプレッシャーに圧迫されながら朝の通りを歩き、そうしてまた、わざわざ恋敵に挑発的な電話を掛けるような屈折した正直さというもの、つまりそれは、あえて流行に逆らうかのように相手の生の声を聴く行為の屈折した正直さということなんだけど、そんな真っ直ぐなほどヒネくれた心持ちで昼間の仕事をこなし、いつも土曜日の午後のような空の下、むしろ慌ただしい年末がずっと続いているかのような、何か忘れていることがあるのではないかという自分への猜疑心を抱えながら、求めているその何かはきっと空中にあるというメッセージを受け取ったのが日曜日の夕方のこと。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　何かがあるようで、むしろ何も無さげで、何もかも忘れているようで、むしろすべてが満ち足りているようで・・・。そんなまさに“空”と呼ぶべきマニラ封筒の中身は、世界で最も高い山、世界で最も深い海、世界で最も小さい国、世界で最も美しい街、世界で最も広い川、世界で最も速い足、世界で最も冷たい風・・・。［2008年1月16日現在、同種の比較による（当社調べ）］</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　人々が寝静まった深夜に腐りかけたバナナを食い、泥水のようなブラックコーヒーを飲み、3日ぶりにアメスピ（黄色）を吸い、そうして思い出すのは、年末に籠った京都の山奥における“空”の取り扱われ方であり、いま思えばそれは彼が自慢げに持ち出した封筒の中身にある“Air”という言葉。In the Air.</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。空の中で。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://events.apple.com.edgesuite.net/f27853y2/event/index.html" target="NewWindow">[Macworld 2008 Keynote]</a> </font></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 17 Jan 2008 00:45:04 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ヒトはなぜ偽物を作るのか ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071228224243/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　いやぁ、もうね、今年も終わりですな。皆さんのところではどうですか。無事に終わりそうですか。まだ終わりそうにないですか、そうですか。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　えーっと、2007年を表す漢字として「偽」という文字が話題になりましたよね。偽造とか偽装とかがいろいろ発覚して騒ぎになったからです。いやぁ困ったもんですな。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　でね、このブログ「open minded」もニセブログだということがバレてしまいました。いや、決して隠していたわけではありませんよ。知っている人は最初から知っていたわけです。でもね、ニセモノも4年以上続けていると自分がニセモノだということを忘れてしまうんでしょうな。おいおいこれってブログと言えるんかいなと指摘されて、あぁそういえばこれはニセブログだったんだと改めて思い出した次第で。いやぁ面目ない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ほとんど忘れられてしまった、いやむしろ元々あまり知られていなかったiBlogというアプリケーションは、iDisk（.mac）というオンラインストレージにブログ風のwebページを生成することができるツールでして、このわたくし、2003年に始めた頃は、おぉーまるでブログみたいだと年甲斐もなく興奮したもんですが、しばらく続けている間にそんな初々しさなどどこへやら、一端のブロガーよろしく表通りを肩で風切る厚顔無恥の日々。いやぁ面目ない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　結局のところ、今年一年のあいだ、うるうエントリが続いてしまいました。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20070109233050/index.html" target="NewWindow">続</a> 」2007.1.9）つまり今年のエントリは言ってみればおまけのエントリだったわけです。そんな中で「open minded」の捏造情報が発覚したのはこれ必然だったのでしょう。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1380954848/E20070406003852/index.html" target="NewWindow">捏造情報</a> 」2007.4.6）</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　悔い改めたこのわたくし、iBlogに一生添い遂げる決意をします。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C347211644/E20070427003006/index.html" target="NewWindow">滅ぶまで</a> 」2007.4.27）</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そして、無事本来の姿に立ち返ろうとしました。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20070810235042/index.html" target="NewWindow">マイホームタウン</a> 」2007.8.10）</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところが、レプリカントはレプリカントなりにホンモノのヒトに近づきたい、いやむしろヒト以上にヒトでありたいと願うのも事実。「open minded」もやはりiBlog以上にiBlogでありたいと切望するあまり、ニセモノ道を踏み外す危ない橋を渡ろうとしてしまいます。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071106014601/index.html" target="NewWindow">iBlogを始めます？</a> 」2007.11.6）しかしながらこのわたくしその後、ニセモノ道を全うするためには句読点を正しい場所に打つことが必要であるとようやく悟ります。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071109042245/index.html" target="NewWindow">午前三時のさよなら通り</a> 」2007.11.9）</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そしてもう一度「open minded」をゼロからやり直すことにしたのです。（「<a href="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071111123710/index.html" target="NewWindow">open-minded</a> 」2007.11.11）</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　正直に告白すると、このエントリ、年末にありがちな総集編的な感じを目指していたんですが、風邪引いてしまってどうにも体調不良でうまくまとまりません。いや、体調万全であっても、うまくまとまった例がひとつもないではないかと突っ込まれるのは充分承知。いやぁ、面目ない。もうね、来年はもうちょいうまくやりますよ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。来年こそは見事ニセモノ道を邁進いたします。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Fri, 28 Dec 2007 22:42:43 +0900</pubDate>
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    <item>
      <title><![CDATA[ヒトはなぜ何もしないのか ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　いやぁ、もうね、腹が減りましたな。まったくもって空腹です。揚げたてのコロッケとかかじりたいもんですな。いや、コロッケ定食じゃないですよ。コロッケだけをサクッと食べたいんです。例えば、木枯らし吹きすさぶ公園のベンチに座ってかじりたいんです。例えば、仕事の段取りについてやり取りしている相手からのメール本文を読みながらかじりたいんです。例えば、ラーメン屋で麺の代え玉を注文しながらかじりたいんです。例えば、夕暮れの寂れた商店街をぶらぶら歩きながらかじりたいんです。例えば、人生ゲームのルーレットを自分の駒の幸福を願って思いっきり回しながらかじりたいんです。例えば、独り言をさえずりつぶやく言葉を左手の親指で打ちながらかじりたいんです。例えば、居酒屋のテーブルでだいたい世の中間違っとるぞと口角泡を飛ばしながらかじりたいんです。例えば、ふぅーいい湯だなぁと風呂に浸かりながらかじりたいんです。例えば、日が沈む頃に不幸と災難を呪いながらかじりたいんです。小さな明かりの中で自分の意志の力を確認するようにかじりたいんです。山脈の頂きで腰を下ろして夜明けを待ちながらかじりたいんです。あなたにこの愛すべてを捧げながらかじりたいんです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　あなたがもし、この地球上にお住まいで、なおかつラーメンの麺おかわり代え玉を潔しとしないならば、そしてコロッケが定食のおかずとしてメインにはなり得ないと考えるならば、つまりあなたが現代においてはむしろ滑稽だと思われるような騎士道を重んじ、石庭においてたったひとつの小石の配置にさえ細心の注意を払い、むしろギリギリの淵を好んで歩くような綱渡り的バランス感覚の持ち主であると仮定するならば、一歩間違えれば厭世観とも言える心持ちに支配される時期が訪れている今日この頃でありましょう。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　何も変わらない物事に対して多少のひっかき傷を残そうとする悪あがきを試みつつも、心のどこかでは、まぁなるようになるさと痛む腰をさすりながら、所詮は少しも変わりようがないのだと諦める朝。口では来年もよろしくと言いつつも、心の中では今後はお付き合いしたくありませんと願い、後味の悪いコーヒーを飲み干してから、寂寥感漂う表通りを肩をすくめながらとぼとぼ歩く朝。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　年の瀬のありきたりな終末感が少しばかり増幅されたような朝の通りを歩きながら、もう何もしてやるもんかと心に誓いつつも、考えようによってはこれはむしろ期待され、嘆願されていると言えるのも充分承知のうえ。何かと面倒な時節に厄介な選択を強いられるのはまっぴら御免だと吐き捨てつつも、面倒なときだからこそ厄介な問題が湧き上がるのであって、平穏時にくらべたらよっぽどやりがいもあるだろうにといった堂々巡りの先送り期限もあと残りわずか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　負け戦には参加したくないというのが正直なところだけど、かといって勝ちに行くぞという前のめりでいるのも願い下げ。ジャストミートなどもってのほか、見逃して見逃して見逃してようやく最後の球をわざと大振りして芯を外し、ボテボテの内野安打かフラフラっとポテンヒット。棚からぼた餅にえへへと苦笑いするのが理想なんだが、そのためには我が身を捧ぐスイングといった覚悟も必要になろうかというもの。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。でも今月は“All of My Love”でもって、“何もしない”をするのです。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Thu, 27 Dec 2007 00:35:34 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ヒトはなぜ新宿に行くのか ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　いやぁ、もうね、寒いですな。深夜の水道道路を走るときも寒いし、都庁前を折れ曲がるときも寒い。新宿駅を甲州街道側から抜けて南口方面へ行くのも寒いし、大ガードをくぐって東口へ出るのも寒い。どっちを通ったとしてもその先の明治通りの信号待ちは寒いし、もともと新宿通りも靖国通りも寒い。新宿御苑付近はやっぱり寒いし、案の定、二丁目も寒いうえに、結局のところ一丁目でさえもが寒い。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そもそも、このわたくしのやることなすことすべて寒いし、言うこと書くことこれまたすべて寒い。申し訳ないことに繰り出すギャグはお寒いし、一方で大きなお世話だがフトコロもお寒い。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　つまり何から何まで寒い。めっぽう寒い。やみくもに寒い。あぁ寒い。帰りもやっぱりまた寒い。バイクで帰っても寒いし、自転車でも寒い、歩いてもまた寒い。あーぁ寒い寒い。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　新宿の端から端まで毎日のように往復するということは、このように常に寒さとの戦いなんだけれども、一般的に新宿というところは何やら熱い街だというふうに誤解されているのもこれ事実。とにかくやたらとエネルギーを消費していて昼夜問わずきらきら明るいし、これほど多くのヒトが行き交うところというのは地球上でも数えるほどで、なかにはやっぱり血気盛んな暴れん坊などがそこのけ闊歩しているのではと思われているふしもあったりなかったり。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　実際の新宿というのは各々ポイントごとに熱くなったり寒くなったりの混沌状態であって、例えば冷たい雨の降る中をとぼとぼ歩く場合、時間帯とルートによっては出発点から着地点までずっとうすら寒い状態が続くということも少なからずあるし、また逆に西新宿の都庁付近から地下に入り、新宿二丁目までずっと地下街を歩いたとしても、何やら意味不明にヒートアップした人種と次々に出くわすこともあるという具合。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　いずれにしても、広大な新宿全域を横断しようと試みるなら、自らの体温調節なども含めてそれなりの体調管理と心構えが必要なのは確かなこと。なにしろこの間、数千人、いやもしかしたら数万人とすれ違うことになるやもしれぬゆえ、その行程はまるで地平線まで続く砂漠を横断するのか、あるいは荒波を越えて大洋を泳ぎ切るのかといった体力が必要とされる荒行の連続と言っても過言ではないのです。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そして一方では、食糧や水分を補給するための言わばオアシスというべき地点を正確に把握しておくのもこれ必ずしておかなければならない旅人の常識。東側には一丁目付近に肩の凝らない店があるし、西側には西新宿の外れから始まるフードゥー通りに皆さまご存知の<a href="http://way.sub.jp/amarcord/" target="NewWindow">あまるこるど</a> があるのですが、ちょうど中間地点、つまり日本列島最大の大交差点とも言うべき新宿駅、その東口地下に存在するオアシス群を押さえておかなければなりません。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ベルクという店は何というか普通のカフェというふうに感じていたのですが、新宿駅東口地下が次第に荒涼とし始めたせいで、ずっと変わらずにあったこの一角がいつの間にか、氷河の中にある暖かいロッジような、あるいは砂漠のオアシス的な店として注目され、地主の思惑とはうらはらに人気を誇っています。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところがご存知のとおり、ここにもどうやらうすら寒い砂漠化の波が押し寄せている模様。となれば、今まで何の気なしにつき合ってきたせいなのか、失ってみて初めて寂しさが身にしみるといった心持ちに傾くのが近ごろの新宿のうすら寒さに耐えられぬヒト科ヒトの性分。しかも店主が自主的に店じまいするつもりは毛頭ないとのこと。ならばなおさら、この暖かいオアシスを利用するものとして守らなければならない。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。LOVE! BERG!</font><br /><br /><font face="Helvetica"><a href="http://www.berg.jp/" target="NewWindow"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071214221917/Media/berg.jpg" height="109" width="153" alt="" /></a></font><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://www.berg.jp/" target="NewWindow">ベルク</a></font><font face="Helvetica"> </font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">応援ブログ「LOVE! BERG!」</font><br /><font face="Helvetica"><a href="http://ameblo.jp/love-berg/" target="NewWindow"><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071214221917/Media/loveberg.jpg" height="61" width="130" alt="" /></a><a href="http://ameblo.jp/love-berg/" target="NewWindow"></font><br /><font face="Helvetica"></a></font><font face="HiraKakuPro-W3"><a href="http://ameblo.jp/love-berg/" target="NewWindow">ずっと新宿に</a></font><font face="Helvetica"> </font></div> ]]></description>
      <pubDate>Fri, 14 Dec 2007 22:19:17 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ヒトはなぜ生きているのか ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　深夜のフードゥー通りを千鳥足で歩くような人種、優しく慈悲深いアルカイック・スマイルで昼下がりのオペラ通りをゆったりと歩くような人種、夕暮れの外堀通りで街の明かりが揺らめく水面をぼんやりと見つめているような人種、それからそのほかのヒト科ヒト、大洋とその周辺に浮かぶ島々で寝そべっている生命体、巨大大陸の内陸部で地面に穴を開けている生命体、その他の荒涼とした砂漠や氷河に覆われた陸地で放浪を続ける生命体、それから水陸問わず食糧や慰みものを求めて右往左往しているその他の動物や植物、知的生命体やあまり知的でない生命体、そして、葛藤やストレスや知性や光合成などとは無縁の単細胞、バクテリアやアーキアといったこの地球の主役と言うべき生命体、そんなすべての生命体の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　とうとう日が暮れるのだなと思いつつ夕方の外堀通りをバイクで走りながら、ふと見ると四谷のほうの空が赤くなっていて、わたくしの方はこの後もうひとつ厄介な仕事を抱えているというのに、太陽はさっさとお先に失礼するのか、などと拗ねてみる渋滞路、外堀の暗い水面にきらきらと街の明かりが揺らめく様子が物悲しい12月、誰かが雨の匂いがすると胸がキュンとするって言っていたけど、実際のところは木枯らしの中で揺らめく黒い水面を見ていると胸が締めつけられる気がするのは、失ってしまったものの面影をそこに見い出すからなのかもしれないとしみじみ思うヒト科ヒトのヤマタツです、こんばんは。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　いや、そうは言っても、すでに失ってしまったもの自体をいつまでも追い求めるのではなく、大切なものを失ってしまったその瞬間、その時の自分自身の喪失感を引きずってしまう、いやむしろ、その喪失感を忘れないようにするために、過去へのドアを自分自身で用意しているのがヒト科ヒトという生き物。そのドアは、いつでもあなた好みの過去へようこそと言わんばかりに、ほんのちょっとしたきっかけで大きく開けられ、後続の車にクラクションを鳴らされるまでのあいだ、禍々しい予感や錆びた匂いさえ入り交じる水面のきらめきが、怪しい振り子となってこの目を捉えて離さないのです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　わたくしたちの住むこの地球という惑星には現在氷河が存在していますな。氷河が存在する以上、今の地球は氷河期にあります。氷河期というのは、氷河の量が多い氷期と少ない間氷期を繰り返していますが、現在は割と少なめとされていて、つまり間氷期です。地軸の推移や惑星の歳差運動やその他の理由により、今後氷河は増大し、やがて間氷期は終わりを告げ、惑星に再び氷期が訪れることになりましょうが、惑星の生態系はその氷期が再来する前に少しばかり変化しているかもしれませんぞ。地球上の生命体はバクテリア、アーキア、ユーカリアの三種類に分類できますが、ユーカリア（真核生物の部。動物植物ももちろんここに属する）がわずかに減少して、バクテリアあるいはアーキアが少し増えるかもしれないのです。ユーカリアの占める割合はもともと少ないので、惑星全体のエコシステムを揺るがすような事態にはならないでしょうが、ユーカリアの中でも体細胞種が多く複雑で、そのぶん脆弱な生物種であるこのわたくしのような種族は、氷期が再来する前に気温のわずかな変化にも耐え切れず死滅している可能性があるんですよ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　オペラ通りをゆったりと歩きながらふと思い出すのは、「地中深くに卵を産み付けることさえ出来ない私たちのような種族は絶滅危惧種として分類されるべきだ」と生徒たちに豪語して物議をかもしながらも、その生徒たちからは意外に慕われていたある先生のことです。他界されてどのくらい経ったのか忘れましたが、肩書きが「ヒト科ヒト」と印刷された名刺を持っていて、このわたくし、本人のお話や人となりよりも、むしろその名刺そのものに影響を受け続けていたことを改めて思い知ります。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。名刺の肩書きは哺乳綱霊長目ヒト科ヒトです。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Mon, 10 Dec 2007 21:51:54 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[ヒトはなぜ書き出すのか ]]></title>
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      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　ヒト科ヒトというのは、結局のところ生きているあいだ中「ヒトとは何か」ということを常に考えている生き物で、それはいわゆる哲学や思想といった体裁を装って黙考してみたり、生物としての構造を科学的に解析しようとしたり、はたまた一方では、自分の人生についてふと振り返ってみたり、この先の将来についての展望を試みたり、また自分が死ぬときのことを想像してみたり、そしてさらには「今日の晩飯は塩ラーメンかそれとも味噌にしようか、いやマーチャーメンにしようか」とか「丸ノ内線で行こうか、都営新宿線で行こうか、どっちにしようかなぁ」とか、そんな人生を送るにあたっての迷いなども含めて、現在生きている何十億人ものすべてのヒトが24時間365日年中無休で探求し続けている永遠のテーマであり、決してひとつの解答が得られる類いの疑問ではありません。ヒトが誕生してからこっち、描かれたすべての絵、奏でられたすべての音楽、演じられたすべての芝居、書かれたすべての文字、話されたすべての言葉、それらすべてがヒト科ヒトによる「ヒトとは何か」という自己言及的な探求の試みと言えるでしょう。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　赤ん坊の泣き声、子どもの落書き、お兄ちゃんのダンス、お姉ちゃんのメール文、おっ母さんの小言、お父っつぁんの鼻歌、婆さんの手編み、爺さんのいびき等々、これすべて「ヒトとは何か」を探求するための取っ掛かりなのです。ヒトはなぜ泣くのか、ヒトはなぜ描くのか、ヒトはなぜ踊るのか、ヒトはなぜ書くのか、ヒトはなぜ怒るのか、ヒトはなぜ歌うのか、ヒトはなぜ創るのか、ヒトはなぜ寝るのか・・・。切実さの度合いはそれぞれですが、ヒトはそれを探求せずにはいられないものなのです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところで、このブログについて、何が言いたいのか分からないとか、辻褄が合ってないとか、そんな指摘をされることがよくあるんですが、それもそのはず、このわたくし書きたいことをここに書いているのではなく、なんか書いてりゃそのうち書きたいことが見えてくるだろうという気持ちで書き始めるのであり、大抵はそれが見つけられずに適当なところで今日はこのくらいで勘弁しといたるわ、と結びの一文を書いて句読点を打つというスタイル。したがって近ごろはカテゴリを選ぶこともしないという怠惰な心構えで、そのうえ推敲もせずにビールの一杯でも飲んでフラフラしてしまうという繰り返し。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　こんなことを書くとまた、あぁやっぱり酔っぱらって書いているんだな、いつも飲んでばかりだな、という誤解をされるのだけど、わたくしにとってアルコールは必需品ではなく、むしろ無くても一向に困らないもの。今月飲んだのは今週火曜日と水曜日の夜中にヒューを一杯ずつの二日だけで一杯も飲めば即効でヘロヘロです。もちろん非合法の薬物なんかとも無縁。実のところわたくしにとって必要なものはコーヒーとタバコであります。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　フランク・ザッパは「音楽を楽しむためにアルコールやドラッグは必要ない。必要なのはコーヒーとタバコだ」と言ったけれども、ブログを書くのもまた同様。つまり深夜のバーで酩酊中に書かれるような文章といっても、同一人が日当たりの良い表通りのオープンカフェで書いたとしても、結局のところはみな似たり寄ったりということ。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　丸ノ内線に乗れば四谷で降りて歩くし、都営新宿線に乗れば市ケ谷で降りて歩くし、どっちにしたって麹町まで歩いて、塩ラーメンでも味噌でもなく、みんなどうせマーチャーメンを食べようとするのです。それは少し手を伸ばせば届きそうなところにあるくせに、決して自分のものには出来ない真理と言われるようなもの。とは言え「どうせオレは丸ノ内線に乗るしかないような男だからね」とか「都営新宿線はあたしの命だわ」というような個人のちょっとしたライフスタイルの違いが、さまざまな芸風を生み出して世の中を面白くしているのも事実で、ある一定の切実さを保って「ヒトとは何か」を探求しているものならば充分にその価値があると思うのです。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。書き出すために都合よく使われているこのカテゴリ名、本当のところは、死んでしまった人のブログ名を、死んでしまったその日から引き継いでいます。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Fri, 30 Nov 2007 21:54:41 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[すべてはＧの名のもとに ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071127073733/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　暇なら暇でそれなりに生活の仕方があるのがこの列島に住まうほとんどの一般常識人であり、例えば、どこかの温泉地に出かけるとか、映画や読書を楽しむとか、陶芸をしてみるとか、蕎麦を打つとか、スポーツに打ち込むとか、家でゴロゴロしながらテレビを観るとか、近所をぶらぶら散歩するとか、あるいはいっそのことそれらすべて、つまりそのリゾート地に出かけて昼間はスカイダイビング、夜は温泉に浸かったあとスリッパ卓球をし、翌日は自分で打った蕎麦を自分で焼いた碗で食い、夕日が荒野の地平線をゆっくりと沈むのを眺めながら散策し、宿に帰ってからは先週出版された新刊やはたまた千年前の古典を読みふけったり、それから寝そべってテレビの指相撲中継やしりとり歌合戦や合間あいまのCMを観たり。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そんな一般常識人に対して、もう一方の特殊非常識人といった人種が暇を持て余した場合は、繁華街に繰り出すとか、音楽を楽しむとか、フラワーアレンジメントにいそしむとか、カレースパイスにこだわるとか、競馬に打ち込むとか、家でゴロゴロしながらラジオを聴くとか、近所を早足で競歩的に歩くとか、あるいはいっそのことそれらすべて、つまりその喧騒の中へ繰り出して昼間は場外馬券場、夜は飲み屋飯屋のあとサウナで汗を流し、翌日は自分で生けた花を眺めながらカレーを食い、夕日が高層ビルの合い間にゆっくりと沈むのを眺めながら早足で歩き回り、宿に帰ってからは先週リリースされた歌謡曲やはたまたバロック音楽を聴きふけったり、それから寝そべってラジオのオトナ相談室やしりとり歌合戦や合間あいまのCMを聴いたり。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ところがこのわたくし、一般でも特殊でもなく、また常識人でも非常識人でもなく、つまりどちらにも当てはまらないのでありまして、暇になれば仕事をするという、言ってみればまさにワーカホリック。わたくしが仕事をする理由というのは主に気晴らし憂さ晴らしのためであって、決して家族を養うためだけでなく、また業界に貢献したいという心持ちのせいでもありません。ストレス解消のために仕事をするという一見ありえないタイプ。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ナントカ代理店といった大きな企業のナントカプロデューサーとか、ナントカ制作会社といった中堅どころのナントカプランナーやナントカディレクターとか、それからナントカ編集プロダクションといった零細企業のナントカエディターといった、そんなほとんど実体のない肩書きの連中から、無理やり押し付けられたり、あるいはこちらから頼み込んだりして仕事をやり取りしているのですが、それら一つひとつの仕事が変則的なスケジュールで、さらに突如として付随案件が発生したり、あるいは消滅したりで、時にはすべてが重なってしまうこともしばしば。毎年11月というのはそんなことになりやすい時期で仕事場泊が続いたりするのですが、今回もまた例年通りの様相を呈しています。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　さてと・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　このブログも仕事と同様、気晴らし憂さ晴らしのために書いているわけで、別に何かを主張しようとか啓蒙しようとか布教しようとか、あるいはナントカ業界に貢献しようなどという大それたことはこれっぽっちも考えつかないのですが、ここのようなブログモドキあるいはニセブログとも言うべきツールでも、環境設定ひとつでGoogle Adsenseを付けることが出来るというわけでちょっと試しにコードを貼り付けてみます。これは<a href="http://homepage.mac.com/seiichiarai/iblog/C108691759/E20071122114715/index.html">Elanさんのエントリ</a> を読んだのがきっかけと言えばきっかけ。ここではページのコンテンツにターゲットを絞るシンプルなテキスト広告というタイプ。右サイドナビの一番下に表示されます。ちなみにElanさんのとこはトップページがやはりApple関係の広告なのがさすがと言うべきですが、エントリページに行くとなかなか香ばしい広告もちらほらで面白いですな。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　ふぅーっ・・・。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そういうわけで、わたくしのこのブログモドキも今日から見事にアフィリエイトサイトとして新たに生まれ変わったわけですが、ここがニセブログである以上、表示される広告もニセ広告であることは言うまでもありません。いや、Adsenseの内容に合わせてエントリを書くという本末転倒スタイルがアフィリエイトらしいのかも。どちらにしても「広告」というもの自体が、ナントカプロデューサーやナントカプランナー、ナントカディレクター、ナントカプロダクションのナントカエディターなど実体の希薄な“ニセモノ”の手によって、気晴らし憂さ晴らしのために企画制作されるものであります。むしろそんな“ニセモノ”たちはもうスッパリ廃業して、すべてGoogleに任せた方が良いかもしれません。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　日々の日記＠カテゴリ、ヤマタツ生きてます。すべてはGoogleの名のもとに。</font></div> ]]></description>
      <pubDate>Tue, 27 Nov 2007 07:37:33 +0900</pubDate>
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      <title><![CDATA[重く沈んだマザーシップ ]]></title>
      <link>http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071121025536/index.html</link>
      <description><![CDATA[<div><font face="HiraKakuPro-W3">　昨日久しぶりに読んだ小説の中にあった一文に「生きてる作家になんてなんの価値もないよ」というセリフがあって、おいおい、いくら何でもそれは言い過ぎだろうと思うのだけど、いや、よく考えてみると結局のところそれは正しいのであって、つまり、自分が書いたことって生きているあいだはいくらでも修正可能であり、たとえば昨日書いたことが今朝になってみると間違っていることに気付いて、あわてて目覚めのコーヒーをガブ飲みしながら書き直すなんてことが出来るからで、あなたがいま生きている作家の書いたものを読んで何かしらの感銘を受けたとしても、それはすぐに改訂されてしまう運命を持ったなんの価値もないものかもしれません。いやむしろ、書き直したいと考えるような生きた作家という人種にはまったく価値がないということなのかもしれませんが。逆に死んじまった作家の書いたものというのは、当然のことながら本人による改訂が不可能なわけで、ようやくそこで真の価値が決定されるのか。</font><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　一方で、生きている音楽家にもまったく価値がないということを、自らが身をもって思い知っているにもかかわらず、それが分からぬ奴らから商売人とか守銭奴とか揶揄されているミュージシャンも存在していて、そのミュージシャンの評判といえば、死んでしまったグループメンバーの遺産を食いつぶしているだけの死に損なったご老体に過ぎないというもの。</font><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　彼らが産み出したロック・ミュージックというジャンルそのものは、その死者とともにすでに埋葬されてしまっているわけで、つまり、音楽自体は死滅してしまっているのに、自分だけが生きているという手持ち無沙汰の状態で、商売人や守銭奴ですらないことを充分に自覚しているこの人物、その当の人物の最近の仕事というのは、ベストアルバムのための選曲とかリマスターだったりするのだけど、それが実際のところ非常に勇ましい仕事で、ロックがもうとっくに死んでしまっていること、そして生きている音楽家になんてなんの価値もないことを、世の中にもういちど宣告しているように思えます。</font><br /><img src="http://homepage.mac.com/yamatatz/iblog/C1840612354/E20071121025536/Media/mothership.jpg" height="320" width="320" alt="" /><br /><br /><br /><font face="HiraKakuPro-W3">　そうとは気付かれないようなフリで狂人役を演じながら、その実すでにみんなにバレバレだということも充分承知済みで、まるで現代のドン・キホーテとでも言うべきこの人物、槍の代わりにギブソンのダブルネックを高々と掲げるのだけど、それは決して誇りを持ってというのではなく、逆に自虐的な