木 - 7月 2, 2009
I returned from somewhere out there to tropic.
夏至をだいぶ過ぎてからようやく腰を上げて書き出すのもそれなりの理由があってのことで、つまりそれは甘い夏の汗とともに東へ走り、いくつものジャンクションを越え、再びこの街のアスファルトに靴音を響かせ、古道具屋の兄ぃとともに梅雨空に向かって悪態をつき、大陸へはもう帰れない料理人が炒めた飯を食い、人生においてそう何度も得られないような幸福と不幸を一度に体験した女の話を聞き、新宿通りを流す第四交機の白バイの後を公然と尾行し、パートナーを突然失った広告会社の経営者がうわの空で差し出す生ぬるいコーヒーを飲み、練馬の豪邸を没収された一家が住む木造アパートにて猫と戯れ、麻布の裏通りの急な坂道にて会う人を待つ間のにわか雨にコートを濡らし、そうして彼ら彼女らが自分の失ったものはもう二度と手に入れることのできないものであろうというような諦め顔を見せながらも、その苦笑の中にふと両肩の重荷を下ろしたような安堵感も一緒に滲ませていたからであり、結局のところ、アポカリプスを超えた後に満ちあふれたその安堵感の下でゆったりと大きな心持ちで事を進めるのが吉であろうということ。 夕刻の外堀通りをそぞろ歩くひとたちは、惑星の公転が後半ともいうべき軌道に入り、太陽が今や刻々と南へ退却していることに気付いているのだが、それよりもむしろ遅れてやってくるその黙示録の余波によって引き起こされる自分自身の身体の血圧の変化に対する不安のせいか、どこか物憂げな表情を見せていて、これから7Gの加速で大気圏に再突入するかのように腹に力を入れ、空気を飲み込むように素早く息を吸い込みながら、会話も短く簡潔に済ませ、余計なことを一切言わないように心がけているかのよう。 したがって、短い質問とそれに対するさらに短い答えのやりとりが半永久的に続くだけで、ここが情報化社会だとは一見では信じられないくらいの情報量の少なさ。ただし、情報化社会という所はあらゆる情報が飛び交っているような錯覚に陥りやすいけれども、実際のところは情報量は恐ろしい勢いで減少しているのがほとんどで、国家の政治方針から夕食の献立の決定まで全ての物事がQ&A的なコミュニケーションのみで進められていく。 明確な答えをすぐに欲しがり、接続詞、代名詞、ノイズ混じりの形容詞などを削ぎ落としていき、YESかNOで全て解決しようとするが故に、いとも簡単にマインドコントロールされることになるわけだが、それも夏至を過ぎればみな落ち着きを取り戻し、彼方へ伸びる高速道路上に並ぶオレンジ灯が夕刻の霧雨に煙るのを見つめながら自分自身の過ちを後悔するという心境にもなるのが救いといえば救い。甲州街道を右折する頃には雨足も強くなろうけれど、遠日点を通過する瞬間にふと後方をふり返る仕草でやり過ごせば、あとはコーヒーカップ片手にゆっくりと落ち着いて考える時間が待っている。すぐに帰る。
Posted at 02:43 午前
土
- 6月 6, 2009
I sow the seed filled with hope.
いやぁ、もうね、忙しいですな。まったくもって慌ただしい。朝から晩まで一日中忙しいです。 考えてみれば昨日から忙しい。いや、去年から忙しい。やっぱり何年も前から忙しいな。もう大昔から忙しいよ。とにかく最初っから忙しいです。なにしろヒトの一生これずっと忙しいのです。揺籃から墓場まで忙しいんだよ。とにかく忙しいんだ。あたりかまわず忙しいときたもんだ。何がなんでも忙しい。闇雲に忙しい。あぁ忙しい忙しい。 このように忙しいと書くのに忙しいわけでして、なぜそんなことをしているのかというと、もともとなぜ忙しかったのかを忘れてしまうためというのがその目的であり、結局のところ実はそれほど忙しいわけでもなかったんだなということをちゃんと自分で再認識するためです。 あぁいや、ホントはヒマなんだけど、ちょっとカッコつけてビジネスに忙しい現代人みたいに振る舞ってみようかなどと考えたり。あるいは、せっかくワークステーションとカテゴライズされているマシンも埃が溜まってしまって、なんだなんだ全然使いこなしていないじゃないかという焦りが湧き上がってきたりで、これはもう無理やり忙しいふりをしているというわけ。 さてと・・・。 あのね、時計の箱がないんですわ。 何だよやぶからぼうに、とお思いでしょうが、去年買った腕時計の箱がないんですよどこにも。いや捨てた憶えはない。わりとちゃんとしたケースです。小さな枕みたいなのが入っていて、時計のベルトをそれに巻き付けてケースに入れておけばちょっとした飾りにもなろうかというようなスタイルの。 いえ、どこのメーカーの何という時計かは言いません。言えば嫌味になりますからね。 なぁんてウソです。ホントはうちの近所に本社がある庶民的なメーカーの量産時計です。カツオによく似た名前のメーカー。ケースに入れて陳列するような代物じゃないんですよ。丈夫なだけが取り柄みたいな。 まぁね、そんな箱なんて別に要らないんですが、たしかここに置いといたのに見当たらないとなると気になってしかたがない。つまりケースをなくしたことではなく、むしろどこに置いたか忘れてしまう自分に焦ってしまうんです。なんだなんだいよいよアルツ始まったのかという切迫感から来る焦りですな。 いや、わたくしまだまだいける、日常生活にも何ひとつ支障はないぜと思いながら、同時に何かに追い立てられるような切迫感に満ちあふれ、一日中そこら辺をすべてひっくり返して探しました。箱を探していたんではなくて、失われた記憶を探していたんです。 ふぅーっ・・・。 結局、今日は見つかりませんでした。明日また別のところを探します。この分では明日も忙しい一日になるでしょうな。
Posted at 03:28 午前
木 - 5月 21, 2009
I am gonna crawl.
もしかしたらそうじゃないかとうすうす勘付いておられた皆さまに対して今一度ここで念を押しておきますが、お気づきのとおりここはMac系のブログであり、Macについてのトピックを主としています。 などと断言してしまうと、おいおいどこがMac系なんだよ、冗談半分というか意味不明なエントリばかりじゃないかと目くじらを立てられ、口角泡を飛ばされ、今にも胸ぐらを引っつかむような勢いで文句を言われそうなので、じゃあいいです。言いなおします。最近はちょっと違うように見えるかもしれませんが、もともとMacのことを書こうとして始めたブログです。ええそうなんです。 それが証拠にまずタイトルが「open
minded」だ。これは実はわたくしが長年使っていた青白G3の広告のキャッチフレーズです。おいおいなんだよ、オマエが考えたタイトルじゃないのかよとさらに叱られそうですが、いやこれ実に良い言葉じゃないですか。「think
different」の奥深さにはかなわないかもしれませんが、なかなかどうして味わい深い言葉です。それについては大勢の方の賛同を得られるはず。まあここはひとつ怒らないでオープンマインドでいきましょう。怒ったら負けだ。面倒は御免だ。 でね、この青白G3を前世紀末からこっち、商売道具として数年間使ってきたんですが、その間に.Macが始まったんです。最初はiToolという名前でしたがとにかく始まっちゃったんです。ずっと前、会社員時代に使っていたマシンでは、Internet
スタータキットを導入し、Netscapeなどを弄ったりしてたんですが、iTool(.Mac)が始まってからはHomepageサービスで簡単にページをこしらえていました。これ面倒くさがり屋にはもってこいだったわけですが、ここに来てそのサービスも終了です。7月7日にね。小暑です。 まあこれはだいぶ前から了解済みのことなんですが、やっぱり何というか登っていた梯を外されるような感覚なんだな。なあんてこと言ってると、なんだよ、どっかに飛び移れば良いだろうなどと鼻で笑われるでしょうが、このわたくし、ひょいっと身軽に引っ越せるほど若くないのですよ、もう。 だって引っ越しなんて億劫ですよ。面倒くさいじゃないですか。とにかく何をするにも面倒なんです。まったくもって面倒くさい。朝から晩まで一日中面倒くさい。考えてみれば昨日から面倒だ。いや去年から面倒だ。やっぱり何年も前からずっと面倒くさい。もう大昔から面倒です。とにかく最初っから面倒だ。なにしろヒトの一生これみな面倒くさい。とにかく面倒だ。あたりかまわず面倒くさいときたもんだ。何がなんでも面倒くさい。闇雲に面倒だ。あぁ面倒くさい面倒くさい。 ふぅーっ・・・。 したがって、梯を外されたこのわたくし、どこにも飛び移れずに手足をバタバタさせて空をかきながら真っ逆さまに落っこちてゆくのです。あぁ・・・。ってどこからどこへ落ちるのかよく分かりませんけどね。それを考えるのさえも面倒だ。 ところで話は突然変わりますが、twitterとかtumblrとか流行ってるじゃないですか。もうかれこれ二年以上前からtwitter使ってますけど、これ面倒くさがり屋にはもってこいですな。ひと言ツールです。で、どちらも情報をうまく利用するって使い方が吉だとか訳知り顔が言ったりしてますが、twitterなんて情報収集ツールじゃなくてむしろ情報撹乱ツールなんじゃないかと思いますよ。もう言いたい放題だ。 言いたい放題なのはオマエだろうとお思いでしょうが、確かにおっしゃる通り。このブログでもとにかく情報整備指向に対する悪あがきという基本スタンス。これはもう、iTool(.Mac)
Homepageを使い始めた頃から変わらず、いや、Internet
スタータキットを使い始めた頃から、いやその前にHyperCardを使い始めた頃から、いやいやもっとずっと前、自分が見様見まねで鉛筆を使い始めた頃から変わらず。梯を外されてバタバタと空を泳ごうとする悪あがき動作はこのわたくしの基本スタイル。 さてと・・・。 無駄口とは死刑寸前に看守と今日の天気について話すことらしいですが、執行日である7月7日までにもう少し手足をバタつかせて、ひとつふたつ無駄口を叩いておこうかと思います。わたくしの四十代はこのHomepageサービスとともにあったと言えるでしょうから。 などと書くと、また随分大げさだなと言われそうなので、じゃあいいです。言いなおします。最後の悪あがきです。
Posted at 01:36 午前
日 - 5月 10, 2009
I like you.
今年は惑星公転の各ポイントごとに、つまりある種の季節区分ごとにエントリを書こうと思っていたのだけど、事情により二つ三つ飛ばしてしまいました。何かが死んで、何かが終わるという特別だけれどもそれ自体は単純な出来事が起こり、同時に付随する様々なイベントに専念せざるを得ない事情があったわけです。しかしながらそんなヒトの事情などお構いなしに惑星は公転を続け、季節はただ淡々と巡るわけで、このサイトも少しずつ更新され、あまり意味のないエントリが一つずつ積み重ねられていくことになっています。何かが終わるまで。 さてと・・・。 あなたがもしこの地球上にお住まいで、ちょうどこれから新生活を始めようとしているのなら、なけなしの金でデスクトップ型のパーソナル・コンピュータを一台購入し、恐る恐るマウスを滑らせ、慣れない手つきでキーボードをポツポツと叩いて自分のホームページを作り、猫の額ほどのウェブスペースに公開するという一見不審な行動をとるはず。いやそれは十数年前であればの話。 自分が今ここに存在している証拠とも、あるいは傷跡ともいうべき一連のページを、クラリス社製のソフトウェアなどを使って自らの手で創り出したいという欲求から生まれる所作にはそれほど有益な情報は含まれておらず、つまりそれはたいして意味はなかったというのが実際のところ。 その数年後にはある種の調和が生まれたため、北米西海岸側のとある町に設置されたサン社製のサーバ内に格納されたWebツールをブラウザで遠隔操作すれば、そこそこ見栄えのするウェブページを作ることが可能になったのはまだ記憶に新しい。これはパロアルト市中において放浪とも散歩ともつかないそぞろ歩きを続けていたタリジェント社やネクスト社の元社員たちがそこに己の道を見出したから。 どの人もどの会社もお別れは突然やって来て、すぐに済んでしまいました。新天地において彼らのあいだに時々湧き上がるゲラゲラ笑いや、ビールを飲み干した後のゲップには常に死の香りが漂い、.Macと名付けられたこのスペースもまた淡きこと雲の如し。さよならを言っておけば間違いはない。季節が巡って、.Mac
HomePageというWebツールも小暑に終わると宣告されました。MobileMeの電車は動き出していたんだけれども、次の駅でぼくは降りてしまった。三十分泣いた。
Posted at 03:06 午前
土
- 3月 21, 2009
I play my red guitar.
いやぁもうね、赤いですな。まったくもって真紅だ。朝から晩まで一日中赤いです。 向こうの山からこっちの谷まで赤いんです。前から後ろから赤くて、見渡せば東西南北どこもかしこも赤い。いやむしろ上から下まで一直線に真っ赤っかです。手足が赤いし目鼻も赤い。もちろん耳は赤いしうなじもまた赤い。 考えてみれば昨日から赤い。いや去年から赤い。やっぱり何年も前からずっと赤い。もう大昔から赤い。とにかく最初から真っ赤だ。なにしろヒトの一生これみな赤い。ゆりかごから墓場まで赤い。結局は紀元前から久遠の未来まで赤い。 認めたくはないが数えれば数えるほど赤いし、余計なお世話だが書けば書くほど赤い。とにかく赤いんだ。あたりかまわず赤いときたもんだ。何がなんでも赤い。闇雲に赤い。あぁ赤い赤い。 さてと・・・。 このわたくし、事業者として年間通して各種帳簿をつけ、この時期になると決算書等を作って青色申告し、そして事業所得税を納税している実に真面目でまったくもって善良なる一区民なわけですが、今期の決算書はあらかじめ予想していた通り、里道の傍らに咲く紅梅のような色に染まっております。いや、実際のところはそんな風情などを鑑賞する余裕もないようなアカでございますれば、諸経費削減という世の中の流行を追ってわたくしもリストラ計画試案なるものを作ってみたのでございます。 で、この計画書を作成するに当たって、iPhoneにPocketMoneyというアプリケーションを導入し、この数週間の収支をサンプリングしてみました。PocketMoneyってのは言ってみればおこづかい帳ですわ。そうは言っても、Newton、Palm時代から続く由緒あるアプリだけあってなかなか奥深いですぞ。まぁ今回はまだ導入して間もないので、詳しい数字はもう少し経ってから集計して公表するとして、まずは初期の収支をもとに大ざっぱな目標としての計画書を作ろうと考え、その試案というか思案をここに記してみようかと思うのです。 おいおいちょっと待てよ、オマエの個人的なリストラ計画なんて読みたくもないぜ。なるほどお忙しい皆さんならそうお思いでしょうな。そんなものはオマエが勝手に作って見せるべき相手に提出すればいいじゃないかと。 確かにごもっとも。理にかなったご意見です。いや、わたくしももちろんそんなことは先刻承知だ。充分了解しております。了解しておりますですが、肝心のその提出する相手というのがどこにもいないときたもんだ。いやぁ困りましたよ。一体どこのどいつに向かって提案すればいいんですか。他人を煽てるのだけが巧い金融機関ですか、サボり癖のついた税理士ですか。 ふぅーっ・・・。 大規模な事業を行なうひとは別として、いわゆるフリー(フリーランス、つぅかむしろフリーターだな)の個人事業者の常として何もかも一人でこなさなければならないという宿命がありますが、今回の一件もどうやら一人で何役もこなさなければならないようなのです。さぁどうしましょうかね。試案について思案して、計画書を作成し提出し、それを受け取って実行する。すべて一人で執り行わなければなりません。昨今流行のダイバーシティなどどこ吹く風、何もかも一人でやる。独裁政権の恐怖政治だ。ビシビシいきますよ。 まず例えば食費です。あ、食費は自給自足するからいいとして、例えば水道代です。あ、水は川から汲んでくるからいいとして、例えば衣料費です。あ、衣服は全裸だからいいとして、ガス代です。あ、これは薪をもっと増やせばいいとして・・・。あれ、あと何かあったかな。 そうそう、ガソリン代とか灯油とかの燃料費だな。それから電話代というか通信費。おっとその前に肝心の電気代があったよ。さあどうやら押さえるべきポイントが炙り出されてきましたよ。電気代なんてどうしましょうかね。巨大なデスクトップマシンがうなりを上げているこの仕事場です。やはりここはもっとコンパクトなマシンに取り換えでしょうか。そう言えば最近はマクドに行けば電源もあるし、さらにはWi-Fiもある。電気代と通信費は一挙に解決じゃないですか。仕事マシンをマクドに持ち込んで電気は使い放題の充電し放題、ネットも使い放題だし、電話なども使ったことないけどスカイプでいけるかもしれません。 え? ネットは何でも使い放題ってわけじゃないんだぞって? いやいやそこを何とかよろしくお願いしますよ。無理を承知でこの頭を下げてるんだ。何とかしてくれ。何でもいいから助けろ。 というわけで何とか使わせてくれることになりました。なんだなんだリストラ計画案ほとんどでき上がっちゃったぞ。 さて、あとは燃料費ですが、時すでに春分。暖を取るための灯油などはもう不要です。そうすると残ったのはテツゲタ2世号に入れてやるガソリン代だけとなりました。これから暖かくなるとますます野を越え山を越えてツーリングなどに出かけてみたい時節ですから、うっかりするととてつもない経費になってしまうやもしれません。じっくりと計画しなければなりませんな。 これは次の清明までゆっくり考えさせてください。どうやらこの計画もすでに99%は達成されたも同然のようですから、残された課題もきっとうまくクリアできるでしょう。いや、まず大丈夫。この分なら来期の決算書は大きく黒字へ転回して、来年の春分あたりはもう左うちわで悠々自適ですぞ。もうね、黒々とした真っ暗闇のようなクロです。前から後ろから黒くて、見渡せば東西南北どこもかしこも黒い。いやむしろ上から下まで一直線に真っ黒です。それはもう禍々しいほどに。
Posted at 11:40 午後
土
- 3月 7, 2009
I am waiting for the sun.
いやぁもうね、待ちましたな。まったくもって待ちぼうけだ。朝から晩まで待ってました。 向こうの山からこっちの谷まで待ってましたよ。前から後ろから待ってて、見渡せば東西南北どこもかしこも待っていた。いやむしろ上から下まで一直線に待っていた。考えてみれば昨日から待っていた。いや去年から待ってた。やっぱり何年も前からずっと待ってた。もう大昔から待ち続けていた。とにかく最初から待っていました。なにしろヒトの一生これみな待ち続けです。ゆりかごから墓場まで待ってる。結局は紀元前から久遠の未来まで待っている。とにかく待ってた。あたりかまわず待っていたんだ。何がなんでも待ってる。闇雲に待つ。あぁ待ってる待ってる。 オマエはいったい何を待っているんだなんてそんな野暮なことは言いっこなしです。何を待っているのかなんてそんなこといちいち言わなくても分かるはず。とにかく待つことに意義がある。ヒトは待ってなんぼ。生きることすなわちこれ待つこと。 あなたが今まさに待っていること、それを思い浮かべてみれば自ずと答えが見えてくるはず。いや、何を待っているのかなんてむしろどうだっていい。いかに待つのか、どういった心構えで待つのか。ヒトの真価が問われるのはまさにどのような態度で待つのかということ。その姿勢こそがヒトとして最も大切なこと。 若いころは、自分が何のために生きているのかなどとメランコリックな面持ちで考え込んだり、あるいは自分が生きる意味を求めて見知らぬ土地を旅してまわったりと、とにかく自分のことで精一杯になってしまうのが常であるけれども、それらは結局のところ、待ち続けることに耐えかねた末に湧き上がる傍若無人でなおかつ厭世的な暴走とも言える一時の過ち。 デジカメやケータイなどで加速されたそれら傍若無人の暴走はフッタ下のさらに欄外へ追いやり、椅子に腰掛けて春の太陽を待ちながら机に向かって書くのがこのブログ。待ってましたとばかりに這い出す生物よろしく産み出された新しいデスクトップも活動開始の様子。 いや、わたくしのはもちろんまだ生まれ変わりません。次は太陽の技術をふんだんに使用すると噂される雪豹が現れるのを待ちます。啓蟄を迎えてもなお待ち続ける。いやむしろ、来年までも再来年までも待ち続けます。
Posted at 04:25 午前
日 - 2月 22, 2009
I am walking on the space key under the rose.
いやぁもうね、寒いですな。まったくもってお寒い状況だ。朝から晩まで一日中寒いです。 向こうの山からこっちの谷まで寒いんです。前から後ろから寒くて、見渡せば東西南北どこもかしこも寒い。いやむしろ上から下まで一直線に寒い。手足が寒いし目鼻も寒い。もちろん耳は寒いしうなじもまた寒い。 考えてみれば昨日から寒い。いや去年から寒い。やっぱり何年も前からずっと寒い。もう大昔から寒い。とにかく最初から寒い。なにしろヒトの一生これみな寒い。ゆりかごから墓場まで寒い。結局は紀元前から久遠の未来まで寒い。 認めたくはないが繰り出すダジャレはこのうえなく寒いし、余計なお世話だがフトコロもこれまたお寒いもんだ。とにかく寒いんだ。あたりかまわず寒いときたもんだ。何がなんでも寒い。闇雲に寒い。あぁ寒い寒い。 さてと・・・。 やっぱりね、久しぶりに書くブログはいいもんですな。iBlog
を起動して新規エントリを開き、そうして寒い寒いと連発しているうちにね、どうにも嬉しくなってきてしまって、この指先もキーボード上を縦横無尽に駆け巡って何だか身体もポカポカと暖まってきましたよ。 いやまったく、今や世界中が何かとお寒い状況らしいんですが、何はともあれ、2009年最初の
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起動でございます。今年もよろしくお願いいたします。まぁね、グレゴリオ暦を採用している地域では、2009年も年明けから随分日にちが経って、今さら新年のご挨拶など時節外れでしょうがね。あと、国際固定暦連盟のお歴々や、あるいはドリームスペル暦などをお使いのまったくもって頭の固い皆さまにおかれましては、また別の機会に新年のご挨拶をさせていただきますので何とぞご了承のほどを。 もっともこのわたくし、暦はどうあれこの寒さがあと何日続くのかといった極めてミクロで小市民的な関心しか持てない今日この頃でして、早く時が流れて暖かい季節にならないものだろうかというのが、わたくしの今やたったひとつの大切なお願いなのでございます。 そもそもこの惑星の自転軸、つまり地軸が微妙に傾いているおかげで、惑星の公転期間中における気温差が途方もないものになっているわけでして、一体どこのどいつがこの星を23.4度も傾けやがったんだと大層ご立腹の様子なのが、ほかならぬ山々にお住まいの四つ足哺乳動物の皆さま方。毎年冬になると、とにもかくにも食糧不足です。食いぶちを求めてどうしても行動範囲が広がるこの季節、危険極まりないですな。一歩間違えば自分が食糧になってしまいますからね。 ヒトもまたこの寒い時節になると、あちこち手を広げようとして右往左往いたします。そして、一人ひとりには無限の可能性があるなどとまことしやかに言われたりしますけどね。でも人間は人間としてしか生きられない。iBlogger
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を書くことでしか生きられない。このわたくし、今年もまたユニバーサル・アプリそっちのけで
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を起動いたします。むしろ、ユニバーサルなんてくそくらえだ。 ふぅーっ・・・。 このあたりの季節も二十四節気でいえば雨水となり、そろそろ寒さも和らいでくるはずで、さぁ今年もバリバリ書くぞという、言わば遅過ぎた決意表明のようなことを言いつつ、まぁとにかく
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は今もこのマシンで変わりなく起動できるじゃないかと再確認したところで、皆さまおやすみなさいませ。
Posted at 02:32 午前
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