狂ったように叩け


 ヤマタツさんがブログなどというものを書き続けるモチベーションをどこから得るのかというと、それは例えば一杯のヒューガルデンがもたらす効用だったりするのだけど、今この文章をお読みになっているアナタはその辺のところどうなんですか。
 (モチベーションなどというイヤラシい言葉を使ってしまって申し訳ないんだが、近頃では内輪向けのプレゼンテーションや、業界内でも有数の閉鎖的な企業向けのコピーライティングでは、インセンティブなどといった言葉と同様、このモチベーションというのが必須の単語になっていて、常に変換候補のトップに位置しているため、ふとした拍子で書き綴られてしまうのです。その辺のところ何卒ご了承いただきたい。)

 例えば「こんなに美味い店があるよ」とか「こんなに素敵な音楽があるよ」とか「こんなに素晴らしいモノがあるよ」とか、はたまた、「シャチョー、今度いい店できたあるよ、いいコ沢山いるあるよ」とか「損させまへんで、奥さん、これホント」とか「旦那、とびきりのブツが入りやしたぜ」などといった人々の生活に役立つ情報を発信するのも、これブログの重要な役割と言えるでしょう。
 そして、そんな素敵な情報を人々のために惜しみなく公開するワタシって、なんて気高い志を持った素晴らしい人物なんでしょうか、と自身で再確認するのがブログを書き続ける目的であるのです。
 (えーっと、ツッコまれる前に言っておきますが、このわたくし、そんな生活に役立つ情報や知識をほとんど持っていないので、羨ましさのあまり、ちょっと拗ねてヒネクレているだけですよ。)

 さぁそういうわけで、ヤマタツさんが今回ご紹介するのは、東京・早稲田は穴八幡神社の向かい側にあった立ち食いそば屋「池田屋」です。麺はブヨブヨ、汁はぬるま湯、乾パンのような厚揚げ、かき揚げの野菜はミネラル分の少なそうな痩せ細った選りすぐり。どこをとっても何度食べても、これ日本で一番マズイそば屋だとの確信を深める一方の店でした。この店が数年のあいだ、曲がりなりにも営業を続けられたことは、早稲田という街の懐の深さを証明する事実であったのです。

 え? そんな店紹介されても、誰も喜ばないよって? しかももう潰れてしまって跡形もないんじゃあ意味がないだろって?
 まぁ確かにそうですな。では、気を取り直して次いきます。次は音楽です。急展開ですが、むしろここからが本題です。

 20世紀の素晴らしい音楽と言えば、数々の作曲家や演奏家、ミュージシャンが思い浮かぶわけで、ナントカ・トリオとか、ナニナニグループ、それから、ザ・なんとかズとか、ナニナニ・オブ・ナントカーズ等々。そして人類史上ということになると、それこそ歴史的大作曲家が並びます。さらにヒト科ヒトのみならず、霊長類全体や有袋類などを含めると、ルー・リードやトム・ウェイツといった名前が挙げられるし、哺乳類はもちろん、爬虫類や両生類までも範囲を広げるとなると、ドン・チェリーやスクリーミン・ジェイ・ホーキンスの登場ということになります。
 しかしながら、脊椎動物、いや昆虫などの節足動物、いやいや植物や菌類、大腸菌やサルモネラなど細菌類なども含めた、つまり生命体といえるすべての生物、そんな生命40億年史上で最高の音楽家と言えば、これはもうフランク・ザッパをおいて他には存在しません。

 そのザッパ・グループ、あるいはザッパ・ユニヴァースに参加した数々の生命体、つまり世間でよく言われる「ザッパ門下生」の中で、ドラムス奏者の主だった名前を挙げると、テリー・ボジオ、ヴィニー・カリウタ、チャド・ワッカーマンというところでしょうが、まず、とりあえずはこの映像をご覧いただきたい。

「テリー・ボジオ vs. チャド・ワッカーマン」(飽きたら途中でストップしてくださいね)

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 まぁね、なんか修行僧みたいに超絶テクを駆使してドラムバトルを繰り広げているわけですが、正直退屈ですな、いやウソですけど。
 テリー・ボジオというヒトはザッパ卒業後、地味な助っ人的存在になったかと思えば、あるいは何か勘違いしたのかといった趣のグループを結成したり、この映像のようにドラムの先生的役割をこなしたりしています。

「テリー・ボジオのドラムスクール?」(この風貌はもしやミッシング・パーソンズの頃でしょうか。飽きたらストップしてね)

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 最近はAPGと、ちょっぴりオシャレでアーティスティックなこともしていますが・・・。(いやぁどうもね、飽きたらストップ)

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 そうしてさぁいよいよ、20世紀の音楽産業が生んだ稀代の妖怪、巨大工場で大量生産された最高のレコード、そして生命40億年史上最高のライブパフォーマンス映像の一部がついにこのブログにも登場です。
 フランク・ザッパの膨大な映像作品のなかでも70年代の一つの頂点と言える「Baby Snakes」、モンスターと言われた30年前の若き日のテリー・ボジオ。「これを私だと思って抱いてね」とアメリカ中の母性本能が凝縮されたダッチワイフたちに埋もれた日々のテリー・ボジオ。パンツ一丁で狂ったように叩き、そして叫びます。「Punky's Whips」

Posted: 金 - 8月 24, 2007 at 06:58 午前      


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