ヒトはなぜ新宿に行くのか いやぁ、もうね、寒いですな。深夜の水道道路を走るときも寒いし、都庁前を折れ曲がるときも寒い。新宿駅を甲州街道側から抜けて南口方面へ行くのも寒いし、大ガードをくぐって東口へ出るのも寒い。どっちを通ったとしてもその先の明治通りの信号待ちは寒いし、もともと新宿通りも靖国通りも寒い。新宿御苑付近はやっぱり寒いし、案の定、二丁目も寒いうえに、結局のところ一丁目でさえもが寒い。
そもそも、このわたくしのやることなすことすべて寒いし、言うこと書くことこれまたすべて寒い。申し訳ないことに繰り出すギャグはお寒いし、一方で大きなお世話だがフトコロもお寒い。 つまり何から何まで寒い。めっぽう寒い。やみくもに寒い。あぁ寒い。帰りもやっぱりまた寒い。バイクで帰っても寒いし、自転車でも寒い、歩いてもまた寒い。あーぁ寒い寒い。 ふぅーっ・・・。 新宿の端から端まで毎日のように往復するということは、このように常に寒さとの戦いなんだけれども、一般的に新宿というところは何やら熱い街だというふうに誤解されているのもこれ事実。とにかくやたらとエネルギーを消費していて昼夜問わずきらきら明るいし、これほど多くのヒトが行き交うところというのは地球上でも数えるほどで、なかにはやっぱり血気盛んな暴れん坊などがそこのけ闊歩しているのではと思われているふしもあったりなかったり。 実際の新宿というのは各々ポイントごとに熱くなったり寒くなったりの混沌状態であって、例えば冷たい雨の降る中をとぼとぼ歩く場合、時間帯とルートによっては出発点から着地点までずっとうすら寒い状態が続くということも少なからずあるし、また逆に西新宿の都庁付近から地下に入り、新宿二丁目までずっと地下街を歩いたとしても、何やら意味不明にヒートアップした人種と次々に出くわすこともあるという具合。 いずれにしても、広大な新宿全域を横断しようと試みるなら、自らの体温調節なども含めてそれなりの体調管理と心構えが必要なのは確かなこと。なにしろこの間、数千人、いやもしかしたら数万人とすれ違うことになるやもしれぬゆえ、その行程はまるで地平線まで続く砂漠を横断するのか、あるいは荒波を越えて大洋を泳ぎ切るのかといった体力が必要とされる荒行の連続と言っても過言ではないのです。 そして一方では、食糧や水分を補給するための言わばオアシスというべき地点を正確に把握しておくのもこれ必ずしておかなければならない旅人の常識。東側には一丁目付近に肩の凝らない店があるし、西側には西新宿の外れから始まるフードゥー通りに皆さまご存知のあまるこるど があるのですが、ちょうど中間地点、つまり日本列島最大の大交差点とも言うべき新宿駅、その東口地下に存在するオアシス群を押さえておかなければなりません。 ベルクという店は何というか普通のカフェというふうに感じていたのですが、新宿駅東口地下が次第に荒涼とし始めたせいで、ずっと変わらずにあったこの一角がいつの間にか、氷河の中にある暖かいロッジような、あるいは砂漠のオアシス的な店として注目され、地主の思惑とはうらはらに人気を誇っています。 ところがご存知のとおり、ここにもどうやらうすら寒い砂漠化の波が押し寄せている模様。となれば、今まで何の気なしにつき合ってきたせいなのか、失ってみて初めて寂しさが身にしみるといった心持ちに傾くのが近ごろの新宿のうすら寒さに耐えられぬヒト科ヒトの性分。しかも店主が自主的に店じまいするつもりは毛頭ないとのこと。ならばなおさら、この暖かいオアシスを利用するものとして守らなければならない。 日々の日記@カテゴリ、ヤマタツ生きてます。LOVE! BERG! ベルク
応援ブログ「LOVE! BERG!」 ![]() ずっと新宿に Posted: 金 - 12 月 14, 2007 at 10:19 午後 Top |