すべてはGの名のもとに


 暇なら暇でそれなりに生活の仕方があるのがこの列島に住まうほとんどの一般常識人であり、例えば、どこかの温泉地に出かけるとか、映画や読書を楽しむとか、陶芸をしてみるとか、蕎麦を打つとか、スポーツに打ち込むとか、家でゴロゴロしながらテレビを観るとか、近所をぶらぶら散歩するとか、あるいはいっそのことそれらすべて、つまりそのリゾート地に出かけて昼間はスカイダイビング、夜は温泉に浸かったあとスリッパ卓球をし、翌日は自分で打った蕎麦を自分で焼いた碗で食い、夕日が荒野の地平線をゆっくりと沈むのを眺めながら散策し、宿に帰ってからは先週出版された新刊やはたまた千年前の古典を読みふけったり、それから寝そべってテレビの指相撲中継やしりとり歌合戦や合間あいまのCMを観たり。
 そんな一般常識人に対して、もう一方の特殊非常識人といった人種が暇を持て余した場合は、繁華街に繰り出すとか、音楽を楽しむとか、フラワーアレンジメントにいそしむとか、カレースパイスにこだわるとか、競馬に打ち込むとか、家でゴロゴロしながらラジオを聴くとか、近所を早足で競歩的に歩くとか、あるいはいっそのことそれらすべて、つまりその喧騒の中へ繰り出して昼間は場外馬券場、夜は飲み屋飯屋のあとサウナで汗を流し、翌日は自分で生けた花を眺めながらカレーを食い、夕日が高層ビルの合い間にゆっくりと沈むのを眺めながら早足で歩き回り、宿に帰ってからは先週リリースされた歌謡曲やはたまたバロック音楽を聴きふけったり、それから寝そべってラジオのオトナ相談室やしりとり歌合戦や合間あいまのCMを聴いたり。

 ところがこのわたくし、一般でも特殊でもなく、また常識人でも非常識人でもなく、つまりどちらにも当てはまらないのでありまして、暇になれば仕事をするという、言ってみればまさにワーカホリック。わたくしが仕事をする理由というのは主に気晴らし憂さ晴らしのためであって、決して家族を養うためだけでなく、また業界に貢献したいという心持ちのせいでもありません。ストレス解消のために仕事をするという一見ありえないタイプ。
 ナントカ代理店といった大きな企業のナントカプロデューサーとか、ナントカ制作会社といった中堅どころのナントカプランナーやナントカディレクターとか、それからナントカ編集プロダクションといった零細企業のナントカエディターといった、そんなほとんど実体のない肩書きの連中から、無理やり押し付けられたり、あるいはこちらから頼み込んだりして仕事をやり取りしているのですが、それら一つひとつの仕事が変則的なスケジュールで、さらに突如として付随案件が発生したり、あるいは消滅したりで、時にはすべてが重なってしまうこともしばしば。毎年11月というのはそんなことになりやすい時期で仕事場泊が続いたりするのですが、今回もまた例年通りの様相を呈しています。

 さてと・・・。
 このブログも仕事と同様、気晴らし憂さ晴らしのために書いているわけで、別に何かを主張しようとか啓蒙しようとか布教しようとか、あるいはナントカ業界に貢献しようなどという大それたことはこれっぽっちも考えつかないのですが、ここのようなブログモドキあるいはニセブログとも言うべきツールでも、環境設定ひとつでGoogle Adsenseを付けることが出来るというわけでちょっと試しにコードを貼り付けてみます。これはElanさんのエントリ を読んだのがきっかけと言えばきっかけ。ここではページのコンテンツにターゲットを絞るシンプルなテキスト広告というタイプ。右サイドナビの一番下に表示されます。ちなみにElanさんのとこはトップページがやはりApple関係の広告なのがさすがと言うべきですが、エントリページに行くとなかなか香ばしい広告もちらほらで面白いですな。

 ふぅーっ・・・。
 そういうわけで、わたくしのこのブログモドキも今日から見事にアフィリエイトサイトとして新たに生まれ変わったわけですが、ここがニセブログである以上、表示される広告もニセ広告であることは言うまでもありません。いや、Adsenseの内容に合わせてエントリを書くという本末転倒スタイルがアフィリエイトらしいのかも。どちらにしても「広告」というもの自体が、ナントカプロデューサーやナントカプランナー、ナントカディレクター、ナントカプロダクションのナントカエディターなど実体の希薄な“ニセモノ”の手によって、気晴らし憂さ晴らしのために企画制作されるものであります。むしろそんな“ニセモノ”たちはもうスッパリ廃業して、すべてGoogleに任せた方が良いかもしれません。

 日々の日記@カテゴリ、ヤマタツ生きてます。すべてはGoogleの名のもとに。

Posted: 火 - 11 月 27, 2007 at 07:37 午前      
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