九月になりましたか いやぁ、もうね、九月ですな。まったくもって九月ですよ。正真正銘の九月だ。誰が見ても九月です。一から十まで九月。A
to
Zで九月。隅から隅まで九月なんです。
繰り返し言わずとも、そりゃあもう充分に了解しています。いい加減に八月のカレンダーを破れよ、とおっしゃるその主旨はこの胸に痛いほど承知してますよ。 でもね、月ごとのカレンダーを殺風景な壁に錆びた画鋲なんかで留めて、毎月初めに一枚ずつ破る生活を送っておられる方なら、このぐずぐずしている気持ちの幾分かはお察しいただけると思うんです。八月のカレンダーはそう簡単に破ってしまいたくない。あの夏の日の思い出を、あの青春の一ページをたった一秒で破り捨てるなんて、このわたくしにはとても出来ないのです。 君と手を取りあって虹のふもとまで走った眩いばかりの草原、貝殻に耳を澄まして僕たちの未来を確信した夕暮れの砂浜、二人でかざした手のひらから零れる太陽の光、そして固く誓い合った朝の甘い汗。そんな八月の思い出を破り捨てるくらいなら、いっそあの熱く輝く太陽に焼かれて死んでしまいたい。 僕たちが過ごしたあの夏の日々はいったい何だったんだろう、僕たちはなぜこの季節に出会ってしまったんだろう、僕たちはこれからどうやって生きていくんだろう、水平線に沈む夕日に問いかけ、その夕焼けに染まる西の空へ続くハイウェイに郷愁を感じて立ち尽くしたまま・・・。 さてと・・・。 このように柄にもない青春賛歌、人類愛などが、方々で臆面もなくなぐり書きされる季節の到来。待ってましたと言わんばかりに台風もこちらを目がけて直撃のようです。ところがこのわたくし、寝違えたと思っていたら、背中じゅうが固まっているし、腕もしびれてきたので、整体院に通っているこの頃です。身体のネジを緩められて手足が外れてしまいました。天候が悪いせいか肩もじくじく痛み出す始末。 九月になったのに相変わらず“すばらしき人生”です。そちらはどうですか。そちらも九月になりましたか。九月はまだですか。 日々の日記@カテゴリ、ヤマタツ九月を生きてます。今月のテーマは“すばらしき人生、驚くべき生命現象”。 Posted: 金 - 9 月 7, 2007 at 03:30 午前 Top |