ぐずぐずダラダラ


 まぁね、そこそこっつぅか、ボチボチっつぅか、ぐずぐずっつぅか、ダラダラっつぅか、言ってみれば中途半端にやっているわけですよ。いや、なにもかもです。何かがひたひたと、背中のすぐ後ろに迫ってきているのを感じつつ、そのことをなるべく考えないようにして、呑気にやっているという風に見せかけて、ぬるま湯に浸かったように、外へ出ようとはこれっぽちも思わずに。
 爬虫類が潜む岩場や猛獣が待ちかまえる森ををさりげなく避けて迂回し、曲がりくねった小道をだらだらと歩く。

 不毛の砂漠だけどどこまでも歩いていけることを選び、荒海だけどどこまでも泳いでいけることを選ぼうとした、そんな昔のことなどすっかり忘れました。そんな昔に色々なことを教えていただいた方が、一昨年の秋に亡くなられていたことを今日初めて知りました。最晩年はつらい闘病生活だったらしいということを聞きました。訳あって出入り禁止になっているので弔問には行けません。
 今となってはすべて水に流してくれるだろうか、などという甘い考えを起こさぬように、なるべく岩場を避けながら、森を迂回しながら、何事もなかったかのように曲がりくねった小道を歩きます。

Posted: 金 - 8月 3, 2007 at 02:56 午前      


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